憲法講演会
昨日は、反核・憲法フォーラムなど3団体主催の憲法講演会でした。東京大学大学院文化研究科の高橋哲哉教授が「私はなぜ憲法九条を支持するのか」と題して講演。
靖国神社のもつ意味、愛国心、教育基本法、そして自衛隊の任務は国家を守ることであり国民を守るのではないことなどわかりやすく話してくださいました。多くの資料を示しながら、どう一人ひとりの気持ちを戦争体制にからめとっていったか説明され、一方でそれに抵抗した人の紹介もされました。
「敷島のやまとますらをにえにして いくらか得たりもろこしの原」昨日初めて聞いた歌で、作者は樋口一葉です。
170人の参加でしたが、主催者側は資料を100部しか用意しておらず、急遽、演題の横や通路まで椅子を並べ、資料もホテルで増刷りしてもらうなどバタバタしてしまいました。右傾化に危惧を抱き何とかしなければと感じている人たちは多いのに、今まで運動を担ってきた人たちの方があきらめてしまっているのではと痛感した次第です。
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