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2004年5月29日 (土)

沿岸域の環境保全の現状と吉野川河口

 2時過ぎまで、例によって年金・イラク・有事法などの街宣に出かけ、3時からは徳島県自然保護協会主催の表記講演会に参加しました。講師は東京大学大学院総合文化研究科助手の清野聡子さん。
 彼女とは、牟岐町の西浦の浜埋め立て計画の関係でFAXやメールの交換をしたこともあり、以前にも講演を聞いたことがあります。今日は、彼女自身が関わった環境保全のための千葉県、青森県、大分県などでの合意形成の事例の報告もありました。専門家として研究はもちろん、それと運動をしっかり繋げていることに敬服します。今日も講演会の前に吉野川河口干潟に足を運んだそうです。

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2004年5月25日 (火)

未加入より不正加入が問題

 国民年金の未納・未加入問題は、小泉首相にまで及んでいます。そんな中での「週刊金曜日」最新号は、小泉首相に厚生年金「不正加入」疑惑があることを報じています。
 会社員として厚生年金に加入していたという期間と総選挙に初出馬して落選し、浪人していた頃が重なるとのこと。しかし、この間の彼は福田赳夫元総理の秘書として、毎朝4時起きで福田邸まで行き、玄関の履き物を揃え、色紙を書くための墨をすったりしていたとのこと。午後は、自分の選挙区で選挙運動をしていたと言う彼がいつ厚生年金を払ってくれた会社の仕事をしていたのかという記事です。
 労務実態のない「幽霊社員」による厚生年金加入は、立派な犯罪だと記者はまとめています。

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2004年5月24日 (月)

イラク後の日本はどこへ向かうか

 今日は、ある労働組合の女性部、青年部合同の学習会で表記タイトルで講演をさせていただきました。 
 1999年以降の動きを見たとき「新たな戦前」になっていることから始まり、有事関連7法案、ジェンダーフリー攻撃と教育基本法改悪、そして憲法改悪への動きなど欲張ってしまったので、結局、2時間近く、いつもの早口でまくしたててしまいました。
 以前、私宛にイラク派兵反対行動に対する抗議葉書が来たことを書きましたが、徳島新聞の「読者の手紙」に日本国憲法を守ろうと書いた投稿子の自宅へも抗議文が届いたということを今日聞きました。
 権力での弾圧と平行してじわじわと包囲網が狭められている気がします。
 
 

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2004年5月20日 (木)

集まり2つ

 高知の松岡さんの応援、初日午後、昨日1日中、今日の午前中と宣伝カーのマイクを握り続けました。西は須崎市、東は本山・土佐町まで足をのばして、支持を訴えてきました。
 さて、お知らせ2つです。ご都合がつけばご参加ください。
①子どもはお国のためにあるんじゃない 
 教育基本法改悪反対!徳島集会PART2
   と き:5月22日13:30~
   ところ:ふれあい健康館ホール
   基調講演:「心のノート」と子どもたち
         ・・・その問題点を考える
   参加費:無料

②イラク最新報告ー共に未来をつくるために
   と き:5月23日13:30~
   ところ:ふれあい健康館ホール
   講演会&シンポジウム  
    相澤泰行さん(NPO法人 PEACE ON 代表)
   参加費:1000円

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2004年5月17日 (月)

アメンボの夢

 7月の参議院選挙高知選挙区に松岡由美子さんが護憲共同候補として立候補予定です。彼女とは全逓女性部で一緒に活動してきた仲です。郵便局を中途退職しての選挙戦であり、3年前の私の姿とダブリます。そんな彼女の応援に明日から3日間高知へ行ってきます。
 その松岡さんが立候補の思いを得意の短歌で表現しています。
☆アメンボの小さき夢が広がりて 我ら団結 七つの海へ
☆水色の優しき風よ 空に舞え 世界平和は龍馬の夢さ
☆よっしゃこい 世界に広がれ 武器持つな 戦争なんて よっちょれ よっちょれ

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2004年5月14日 (金)

尾道女性集会

 昨日、私たちと同じように毎月「八の日行動」を続けている「尾道・向島 八の日実行委員会」の主催する「女性集会」に呼んでいただきました。夕方の集会にも関わらず、150人をこえる女性達が(男性もわずかでしたが参加)どんどんと集まってこられたのには驚きました。
 「なぜ今ジェンダーバッシングなの?」という講演テーマで、1975年以降の女性運動の流れ、男女共同参画社会基本法の成立、徳島におけるバックラッシュ、そして有事体制との関連についてお話しさせていただきました。教育基本法や憲法の改悪をめざす人たちにとって「個」の尊重は許せないから攻撃されていることを訴えました。
 そして、今朝、新聞を見たら有事関連7法案を今国会で成立させることで自民、公明、民主の話がついたと載っていました。愕然としています。

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2004年5月12日 (水)

庶民は怒っている

 ビラの裏表に年金とイラク問題を入れて先月末から徳島市内を中心に街頭宣伝をしています。
 大臣、国会議員の保険料未納がどんどん明らかになっていることもあり、年金についての関心が非常に高まっているのを感じます。とくに、法律を提案し、決める立場の人たち自らは保険料を納めておらず、庶民には保険料引き上げと給付減を押しつける法律を成立させようとしていることに対しての怒りは大変なものがあります。
 しかも、この「魔女狩り」のような(公明党の神崎代表と冬柴幹事長の未納も発覚)未納者探しだけに終始し、肝心の年金制度の抜本的見直しの議論が行われないことはもっと大きな問題です。

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2004年5月 9日 (日)

すり込み

 昨日午後は、八の日行動を終えて、女性問題リーダ連絡会主催 のワークショップ「マンガ・アニメをのぞいてみたら何かヘン?」~あなたはマンガ・アニメが大好きですか~に参加しました。まんがとアニメの「サザエさん」を見て、日常的に男女の役割意識がどう描かれているかなど話し合いました。
 1975年、インスタントラーメンのCMに「私作る人、僕食べる人」というセリフがあり、「国際婦人年をきっかけに立ち上がる女たちの会」が申し入れをしたことがあったのを思い出しました。今もドラマやコマーシャルを見ていて「えっ?」と思う場面はよくあります。
 「右」の人が、例えば「ジェンダーフリー」について攻撃的に話していれば、多くの人が気付きます。でも、日常的にアニメやドラマの中で語られ表現されることは結構無意識のうちに刷り込まれやすいですよね。

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2004年5月 6日 (木)

憲法記念日

 世間では5連休、7連休と騒がれていましたが、私は相変わらずのバタバタで家の掃除もしないうちに過ぎてしまいました。
 少し遅れましたが、憲法記念日の取り組みをご報告します。まず、午前中は人権平和運動センター主催の憲法擁護集会、東京国際大学の前田哲男教授が主に有事関連7法案について講演されました。
 午後は、反核・憲法フォーラム徳島の主催で、そごう前街頭で「あなたは憲法何条に一票?」と題して、憲法条文へのシール投票を行いました。好きなあるいは大事だと思う条文(前文も含む)にシールを貼ってくださいとの呼びかけに、約2時間で177人が参加してくれましたが、そのうち96人が9条に投じ、ついで基本的人権の11条でした。世論調査の結果として憲法改「正」の意見が多いとか9条見直し意見も増えてきたとか報じられていますが、まだまだ市民の声は「戦争はイヤだから9条が大事」との声が多いことを実感しました。

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2004年5月 2日 (日)

干潟を守る日INとくしま

 今日は吉野川河口干潟での干潟観察会の一環としてのオープンカフェのお手伝いに行ってきました。
 吉野川河口の風景が昨年と大きく変わってしまいました。昨年12月、東環状大橋(仮称)が着工したため、川の中に大きなクレーンが何基も据え付けられ橋脚が造られつつあります。しかも、もう一本河口にマリンピア沖洲第2期工事にあわせて四国横断自動車道の橋も計画されているのです。
 川の中に立つ橋脚が水の流れにどう影響するのか、橋による気流の変化は、干潟のシンボルしおまねきやシギやチドリたちへの影響は、などなど現地に立つとたくさんの疑問がわいてきました。

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2004年5月 1日 (土)

メーデー

 今日5月1日は労働者の祭典メーデーです。私は貞光町での美馬地区集会でご挨拶させていただきました。イラク問題、とくに「自己責任」について訴えさせていただきました。
 そして、29日の憲法講演会で教わってほやほやの自衛隊は国民を守らないこともお話しさせていただきました。元防衛庁統合幕僚会議議長の栗栖弘臣さんが小学館文庫「日本国防軍を創設せよ」で以下のように述べています。
「その米国は、日米安全保障条約があっても、自国の利益を優先し、日本を守ってくれるとは限らない。」
「自衛隊は国民の生命、財産を守るものだと誤解している人が多い。政治家やマスコミも往々この言葉を使う。しかし、国民の生命、身体、財産を守るのは警察の使命(警察法)であって、武装集団たる自衛隊の任務ではない。自衛隊は『国の独立と平和を守る』(自衛隊法)のである。この場合の「国」とは、わが国の歴史、伝統に基づく固有の文化、長い年月に醸成された国柄、天皇制を中心とする一体感を享有する民族、家族意識である。決して個々の国民を意味しない」と。

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