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2004年7月30日 (金)

DV改正法

 「女性への暴力根絶をめざす徳島ネットワーク」の主催するドメスティックバイオレンス防止法(配偶者からの暴力の防止及び被害者の保護に関する法律)が改正されたことを受けての学習会に参加してきました。
 DV法は2001年に成立、施行していますが、制定当時から不備が言われていました。それらも含めて3年後に見直すこととされていましたが、今年6月2日に改正法が成立し、12月2日から施行されることになっています。今回の改正では「暴力」が身体に対する暴力だけでなく、精神的暴力・性的暴力も対象とされることとなり、また保護命令制度の拡充や被害者への自立支援の明確化なども盛り込まれました。
 ただ、法律は改正されたとは言え、徳島県の場合は官民ともに施設も人的体制も随分遅れをとっています。今後、法改正に基づいて、県が基本計画を策定しなければならないのでその中にもしっかり意見反映していかなければならないと考えています。

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2004年7月26日 (月)

カンパ

 24日(土)、新社会党中央委員会で上京していました。報道どおりやはり東京は暑かったです。
 中央委員会は、9月の全国大会に向けて、参議院選挙の総括をすることが主議題でしたが、冒頭、兵庫の自治体議員団の皆さんが先日の集中豪雨で被害を受けられた新潟県本部の方にとカンパを渡されました。急遽、会場でも集めて新潟の委員に渡しました。
 兵庫の皆さんは、阪神淡路大震災の経験から、すぐさまカンパをしなければと思われたそうです。その点、私は新聞やテレビで被害を知っていながら、新潟の方に大丈夫でしたかとお見舞いさえ言っていませんでした。常々いのちが大切と言っているのにと反省しきりです。

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2004年7月23日 (金)

いのち

 昨年1年間の全国の自殺(自死)者が34,427人となり、前年より2,284人増え、統計を取り始めた1978年以降最多になったと報じられています。その原因・動機は「健康問題」が最多ですが、2位の「経済・生活問題」が前年より957人も増えて8,897人にも膨れあがっています。
 何よりも大切な「いのち」、それを守りたいと私は戦争反対を訴えています。食べ物の安全や環境を守る運動に関わるのも、やはり「いのち」を大切に思うからです。でも、その大切な「いのち」を一日およそ90人もの方が自ら絶っているというのはどうしてでしょうか。
 生きたいと願いながらも爆撃で殺されていくイラクの人々。一方で、まがりなりにも平和だと言われる日本で、死ぬという選択をし実行する人が増え続けていることをどう考えればいいのでしょう。

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2004年7月20日 (火)

フィリピンも完全撤兵

 朝からじりじりと照りつけられながら、駅前での「声」(今朝は火曜ですが昨日が休日だったので)をやってきました。マイクを30分終えたときにはタンクトップが汗びっしょりでした。来週からは、帽子をかぶっていこうと思います。
 さて、ある新聞に自衛隊員が派兵されているサマワでは最高56℃になったと報道されていました。想像もつかない暑さです。そんな中で活動している(だろうと思われる)自衛隊に対して、現地の州議長が失望感を表明したそうです。別の記事では、もう自衛隊には帰って欲しいということまで言われたと書かれていました。
 フィリピンは現地で働いていた男性が人質になったことによりますが、昨19日にイラクからの撤兵を終えました。自衛隊も現地で評価もされていないのですから、多国籍軍に参加するなどと言わず、主権移譲を期にさっさと撤兵すべきです。何と言っても、派兵そのものが憲法違反なのですから。

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2004年7月17日 (土)

ピースパレード参加で逮捕

 7月4日、東京・渋谷で行われたワールド・ピース・ナウ主催の「多国籍軍への参加は違憲・違法だ!平和のための投票で自衛隊撤退の実現を」求めての集会とパレードには1200人が集まったそうです。ところが、このパレードに参加していた3人が公務執行妨害で逮捕され、15日夕方まで拘留されるという異常な事態が引きおこされました。
 「非暴力のピースパレードに対して、この日の警視庁機動隊と渋谷警察署の対応は、敵愾心をまるだしにした、異常なものでした。午後3時20分頃から始まったピースパレードに対して、警備の警察官は繰り返しピッタリと張りついて、『早く進め』などと介入し、盾を使って参加者を威圧するなどの挑発を繰り返しました。パレードが渋谷区役所前にさしかかる頃、警察官の執拗な介入に抗議した最後尾近くの2人が逮捕されました。渋谷を一周したパレードが解散地点の宮下公園に到着した時点でも、参加者に機動隊が襲いかかり、1人が暴行を受けて逮捕されました。この日のパレードは、いつものように非暴力のパレードでした。市民たちは、自分たちの意思を自由に表現する当然の権利を行使していただけでした。ところが3人の参加者が暴行され、逮捕されたのです。7月6日には、逮捕された3人の自宅や、WORLD PEACE NOW実行委員会の連絡先である『許すな!憲法改悪・市民連絡会』の事務所が家宅捜索を受けました。」(ワールド・ピース・ナウの声明文より)
 イラク派兵反対のビラ配りで逮捕者が出たときにも書きましたが、まさに「覚悟」が求められる時代になってきました。

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2004年7月12日 (月)

闘いすんで・・・

 参議院選挙が終わりました。自民が改選議席を割り、民主が躍進、共産が激減という結果になりました。私が応援した「みどりの会議」の藤田恵さん、高知選挙区の松岡ゆみ子さんは残念ながら当選にいたりませんでした。今朝の「月曜の声」では、この結果を受けて、とくに今の選挙制度がいかに小政党に不利であるかを訴えました。
 私たちは、今回の参議院選挙で実現には至りませんでしたが、「護憲の共同名簿方式」を追求してきました。「サンデー毎日」7月18日号に以下のように載っています。
 「小選挙区制という条件の下では、小異を捨てて大同について提携や統一戦線を張らない限り、敗北は約束されている。その辺は、自民党と公明党、烏合の衆の民主党を少しは見習ってもいいのではないか。社共両党が敗北しようが、消滅しようが構わないが、選挙後、自公が勝っても民主が勝っても、憲法改正が日程に上りつつある今、それを阻止できないのだけは困るのだ。共産、社民両党に投じられた票の多数は死に票になってしまうのが分かり切っているのに投票する物好きは少ない。両党が緩やかな、他の多くの弱小グループをも巻き込んだ党派を結成できていれば、選挙はもっと面白くなっただろうし、票の趨勢はずいぶんかわっているだろうに。」

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2004年7月 7日 (水)

台風、あきあかね、ひぐらし

 三題噺のようなタイトルですが、高知への選挙応援で遭遇したものです。
 6月の梅雨の最中に台風が四国を直撃しました。選挙カーに乗って高知県内を走っていたら、出始めた稲穂の上をトンボ(あきあかね)が飛んでいました。ある住宅街で辻立ちをしていたら、「カナカナ」という鳴き声が聞こえてきました。ひぐらしです。
 いずれも6月や7月のものではありません。地球温暖化とか異常気象と言われるものの影響でしょうか。早いこと、大きいこと、お金を儲けることをものさしに走り続けてきた社会のひずみが吹き出しているように感じます。
 

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2004年7月 6日 (火)

第7回大空襲を語るつどい

 先にお知らせしておりました表記「つどい」ですが、なんと3日付け徳島新聞一面トップに「あす徳島大空襲59年 被災体験を絵筆に託す」と語り部をお願いしていた山中夫佐子さんが紹介されました。その記事に「つどい」で山中さんが話すことが報道されたたため、2時開会にもかかわらず、早い人は朝から来てくれていたそうで、130人もの参加をいただきました。いつものこじんまりした集まりで、しかも選挙中で来られない人も多いだろうと小さな会場しか借りておらず、どんどん追加の椅子を入れたもののスタッフは廊下という状態で、嬉しい悲鳴でした。
 空襲体験や当時の食糧事情など語ってくださった最後に「平和はくれるものでない、つくるもの。もう戦争はこりごり」「そのころと違って今はみんなしゃべれる時代」とまとめられました。「つどい」の様子は、翌5日付け徳島新聞社会面トップで扱われ、今日は四国放送ラジオからも問い合わせの電話があり、反響の大きさに驚いています。
 「つどい」を終えた足で高知の松岡さんの応援にまた行っておりましたのでご報告が遅くなりました。
 

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