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2004年9月28日 (火)

切手売り蕎麦売り

 第2次小泉改造内閣が発足しました。郵政民営化を閣僚起用の「踏み絵」にし、新設した郵政改革担当相は、今まで経済財政担当相として郵政民営化を先頭に立って推進してきた竹中平蔵さんに兼任させました。小泉首相が改革の本丸だと位置付ける郵政民営化実現への強い意欲が見えます。
 しかし、この郵政民営化、一体誰のため、何のために行おうとしているのか未だにわかりません。私が郵政民営化に反対するのは、私自身が28年間郵政職員であったからではありません。国鉄も電電公社も、さらに郵政民営化先行国の例を見ても、民営化は利用者のためにならないからです。地方切り捨てだからです。
 今月23日の朝日新聞の「折々のうた」には特定郵便局の局長一家の主婦という小林良子さんの「四角いポスト」所収の次の歌が紹介されていました。「切手売り蕎麦売り林檎売る郵便局 国に売らるる日もくるならん」

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2004年9月27日 (月)

新社会党第9回全国大会

 25~26日と全国大会に上京していました。全国でがんばっている仲間に会うことができ、一杯元気をもらって帰りました。
 新社会党は、国会議員もおらず、政党要件も満たせない小さな政党です。でも、みんな党の方針に自信と誇りを持っています。昨日初めて知りましたが、全国の党員構成を見ると、最高齢者は何と99歳でした。県本部の顧問である矢野和友さんは73歳ですが、いつもかくしゃくと党活動の先頭に立たれています。その矢野さんに、帰りの車の中で、「まだまだがんばってもらわなければ99歳の人から見れば息子ぐらいの歳ですよ」と言ったことです。
 99歳、私なんか折り返してちょっとというところです。もちろん、長さだけでなくどう生きるかということが問われるわけですが。

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2004年9月21日 (火)

動けば広がる

 昨日は新社会党徳島総支部の統一行動として、午前中は街宣・ビラまき行動、午後は「週刊新社会」の拡大オルグに取り組みました。
 今週末開催の全国大会までに3%拡大が提起され、その達成に向けて県本部としても各総支部の会議に入り、訴えてきました。徳島総支部でも議論をしましたが、最初はリストアップの名前がなかなか出ず重い雰囲気でした。そのうち1人、2人と名前が挙がるとどんどん出され、ついに10人のリストができました。その方達に2週とりあえず見本紙を送り、もちろんお手紙でのお願いもし、そして昨日その10軒を訪問しました。結果、お留守が3軒、話ができたうちの6人が快諾してくださいました。
 3部達成できればと言ってスタートしたのに、その倍の成果をあげることができたので夕方みんなで祝杯をあげました。動けば成果につながることを実感し、楽しいお酒となりました。

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2004年9月15日 (水)

三本の矢

 大塚製薬と言えば、おそらく知らない人はいないだろうと思われる有名な会社です。2年前、その一部門である「大塚アッセイ研究所」を事業譲渡するということで、働いていた人たちには譲渡先の埼玉に転籍するか退職するかの二者択一が強要されました。そのことにどうしても納得できない3人が労働組合を結成しました。
 もちろん、労働組合嫌いで有名な大塚の門前に赤旗が翻ることに会社側が黙っているはずもなく、組合員への脱退工作も行われました。また、裁判の中では「二者択一でなく会社に残るという選択だってあった」としゃあしゃあと述べてもいます。3人は、労働者を贅肉扱いし、だまして退職に追い込んだ会社を許すことはできないと、職場復帰を勝ち取るためにと闘い続けています。
 今朝は、7:15から会社門前で早朝集会がもたれ、多くの支援する仲間が結集しました。ちなみに「3本の矢」は闘争通信のタイトルです。

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2004年9月13日 (月)

「華氏911」について語り合う会

 9月11日に「『華氏911』について語り合う会」を呼びかけたところ、9人の方にご参加いただきました。徳島新聞での呼びかけを見て来てくださった方もいたので、自己紹介、映画を見ての感想などから入りましたが、話はどんどん広がり、沖縄のこと、一本の鉛筆、トヨタ方式・・・、閉店の制限がなければ何時まで続いた事やらという感じでした。
 映画については、「なぜテロが起きたか踏み込んでいない」とか「ドキュメンタリー映画としてはできが悪い」とかの評価もありますが、であったにしても、事実の積み上げで「正義の戦争」でないことを伝え、戦争というものの悲惨さもしっかり表されていたと私は思います。
 何より、この映画を機会に話し合う場がつくれたことがよかったです。
 

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2004年9月 8日 (水)

華氏911

 またまた「プロ野球ファンさん」の書き込みネタ(?)です。8月2日に掲示板にご紹介くださった「華氏911」。ブッシュ政権を痛烈に批判したこの映画は公開から約2ヶ月で、全米で2000万人を超す観衆を集めたそうです。プロ野球ファンさんご紹介のように、小泉総理は「この映画は政治的に偏っているから見たくない」と言ったそうですが、それに対して、マイケル・ムーア監督は「自国民よりブッシュを愛していると公言したようなものじゃないか。知的な人間なら、様々な意見や真実に好奇心を持つものだろう?真実に目を伏せ、無知なままでいいだなんて、最愛のブッシュに似てきたね」と皮肉っています。
 さて、其の「華氏911」を9月11日に見に行こうとの企画です。と、言っても、揃って見に行くのは難しいかということで、今までに見た人も、9月11日に見る人も集まって感想を述べ合う会を9月11日18時から北佐古一番町の「喫茶みるくうゆ」にて開催します。飲み会というほどでなく、軽くアルコールをいれて楽しく(課題は重いのですが・・・)語り合えたらと思います。
 参加できる方は、私宛にメールを頂けるとありがたいです。

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2004年9月 6日 (月)

プロ野球ファンさんへ

 私のHP掲示板に、7月30日「たまには、毛色の違う投稿も(球団合併) 」とプロ野球ファンさんから書き込みをいただいていました。
 いよいよ、今日12球団の代表らが実行委員会を開き、球団合併の正式承認が議題になり、8日のオーナー会議で最終決定される動きのようです。日本プロ野球選手会も今日臨時運営委員会を開き、ストライキ権の行使を含めた今後の対応を決めるそうです。
 そのことが、4日の新社会党県本部の執行委員会で話題になり、巷の労働組合が忘れてしまったかのようなストライキに突入しようかというのだから激励メッセージを送ろうということになりました。早速、激励メールを送りました。ちなみに、プロ野球選手会公式ホームページはhttp://jpbpa.net/index.htmです。ここで合併・1リーグ制反対の署名もできるし、メールも送れます。

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2004年9月 2日 (木)

環境アドバイザー会議

 第1回東環状大橋(仮称)環境アドバイザー会議が、昨日、県庁で開催され、傍聴に行ってきました。
 すでに架橋工事は進み、川の中に橋脚がいくつか出現していますが、この工事による環境への影響を検証する「環境アドバイザー会議」です。県の委嘱を受けた11人の委員全員が出席。まず、各人の紹介のあと、事務局から設置要綱の説明。ところが、これに各委員から意見続出。「この会議に住民団体などの代表を追加することはできないか」「業務について、環境監視に係わる調査の照査・解析・評価に関する指導・助言となっているが、公開も含むべき」「予測し得ない環境上の影響が生じた場合とあるが、その判断は誰がするのか」「建設事業の工事中の環境監視となっているが、事後も含めて行う必要がある」等々。さらに、当初案では年2回のアドバイザー会議となっていたものが、その前段に検討会も開くことになりました。
 委員長選出後、それらを整理して、やっと昨年の環境モニタリング調査の報告。ここまでで私は出たのですが、今日の新聞によれば、調査結果に対する評価や分析に「批判が相次いだ」とのことです。
 このアドバイザー会議がどのような権限を有するのか、ここでの議論がどのような形で工事に反映されていくのかなど疑問点はあるものの、今後の議論が楽しみな会議です。もちろん、工事はどんどん進められていくのでしょうが。

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