切手売り蕎麦売り
第2次小泉改造内閣が発足しました。郵政民営化を閣僚起用の「踏み絵」にし、新設した郵政改革担当相は、今まで経済財政担当相として郵政民営化を先頭に立って推進してきた竹中平蔵さんに兼任させました。小泉首相が改革の本丸だと位置付ける郵政民営化実現への強い意欲が見えます。
しかし、この郵政民営化、一体誰のため、何のために行おうとしているのか未だにわかりません。私が郵政民営化に反対するのは、私自身が28年間郵政職員であったからではありません。国鉄も電電公社も、さらに郵政民営化先行国の例を見ても、民営化は利用者のためにならないからです。地方切り捨てだからです。
今月23日の朝日新聞の「折々のうた」には特定郵便局の局長一家の主婦という小林良子さんの「四角いポスト」所収の次の歌が紹介されていました。「切手売り蕎麦売り林檎売る郵便局 国に売らるる日もくるならん」
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