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2004年10月25日 (月)

全国女性委員会学習交流会

 かつてないほど幾度もの台風の襲来に加えて、今度は大地震です。被害に遭われた皆様方に心よりお見舞い申オ上げます。昔、「日本列島沈没」という映画があったように思いますが、本当にどうなっていくのか不安です。異常気象のひとことでは片付けられないような気がします。
 さて、私は昨日は、秋晴れのさわやかな中、吉野川河口干潟と第十堰に足を運んでいました。土曜日から新社会党全国女性委員会の学習交流会を受け入れており、1日目は藤田恵さん(前木頭村長)に「脱ダムからみどりの国へ」、河野和代さん(フェミニストカウンセラー)には「ジェン_ーバッシングの意味するもの」というテーマでそれぞれお話いただき、2日めはフィールドワークを計画しました。ここでは、徳島自然観察の会や日本野鳥の会の方々にご説明いただきました。暖かかったのでシオマネキもたくさん姿を見せてくれてホッとしました。しかも1日目夜には阿波踊り会館へご案内するというぎっしりの日程でしたが、徳島を満喫していただけたように思います。
 今回の講師はどなたもその道の専門家ですが、日常気安くおつきあい頂いている方ばかりです。そんな徳島県本部の運動もほめていただき、何より無事に終わってやれやれです。
 

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2004年10月22日 (金)

国際反戦デー

 台風23号は大きな被害をもたらしましたが、皆様方いかがでしたか。お見舞いを申し上げます。我が家は今回は大丈夫でした。
 昨日は、台風一過の晴天で暑いほどでした。夕方は国際反戦デーの集会に参加しました。ベトナム戦争時にアメリカの北爆に抗議して始まった集会だと言われています。
 日本では「戦後」と言えば、第二次世界大戦をさしますB総ロ会議などで日本の代表者が「戦後」と言うと、他の国の人からはあなたの言う「戦後」とは何戦争かと問われるそうです。1945年以後、朝鮮戦争、ベトナム戦争、湾岸戦争など世界中ではたくさんの紛争と呼ばれるものも含めて戦争を体験してきました。しかし、日本は憲法9条のおかげで「戦後」を一年一年積み重ねてきました。でも、今、その「戦後」が危うくなっています。
 しかし、こんな切迫した時に至っているのに、相変わらず昨夕の集会は2つに分かれて開催されました。「平和を守れ」の声すら一緒にあげられないのは残念でなりません。

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2004年10月20日 (水)

郵政公社の職場実態

 「民営化スト権だけは公務員」、昨日の徳島新聞夕刊の時事柳壇に載っていました。郵政公社を民営化すると言うが、郵便事業労働者と窓口会社の社員は「みなし公務員」として、スト権を制限するという方針を皮肉ったものです。スト権だけでなく、政治活動に対してもやはり縛りをかけたままとするのでしょうか。
 「週刊金曜日」10月15日号は、「『民営化』どころではない日本郵政公社の悲惨な現場」という特集を載せています。深夜勤による過労死、使い捨てにされている12万人もの「ゆうメイト」(非常勤労働者)、郵政版トヨタ方式などの実態が書かれています。今年10月からの「職員の接客態度をランク付けし、水準以下の場合は接客業務からはずす制度を導入」という記述もあります。私の夫もここでいう水準以下ということで、昨日、廃休(日曜出勤していたので週休だった)で訓練を受けに行きました。本当にご苦労様です。

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2004年10月16日 (土)

コンサート

 プロフィールの好きなことという欄に「音楽を聴くこと」と書いているのに、久しく聞きに行く機会がありませんでした。それを嘆いている場に同席していたOさんがチケットを貰ったものの出張が入ってきて行けないのでと譲ってくださいました。おかげで、昨夜は夫と文化センターへでかけました。
 演奏は州立ハレ・フィルハーモニー管弦楽団(ヘンデルの生誕地であるドイツのハレ市を拠点に活動しているそうです)、指揮者は抜井厚さん、そしてプログラムはヘンデルの「水上の音楽 第2組曲ニ長調」、メンデルスゾーン「交響曲第4番 イ長調『イタリア』、ベートーベンu交ソ曲第6番 ヘ長調『田園』」でした。
 久しぶりの「生」に聞き入りました。Oさん、本当にありがとうございました。

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2004年10月15日 (金)

介護保険制度の大改悪案

 最近、持ち歩いている署名用紙、全国保険医団体連合会が取り組んでいる「医療費窓口負担の軽減、介護保険の改善を求める誓願」というものです。
 高齢者、健保本人の医療費窓口負担増が実施されて、1年以上が経過しましス。厚生労働省の研究報告ですら、高血圧・糖尿病などの受診抑制による重症化が危惧されています。にもかかわらず、政府は、今度は介護保険の大改悪を来年の通常国会で行おうとしています。
 ①入所施設での食費、部屋代負担を引き上げ(2.5万円→10万円以上)②利用料負担の引き上げ(1割→2割か3割)③要介護度の低い人の利用制限(ホームヘルパー、デイサービスなど)④20~39歳の人からも新たに保険料を徴収⑤介護保険利用者への医療の提供を制限する、というような内容です。
 今、私の母は要介護5です。入院し治療もして頂いて、一ヶ月の自己負担は全部含めて7万円ほどです。でも、この改悪案が通ってしまったら、①②⑤に直撃されてしまいます。
 私も本気で署名集めに取り組みますが、ご協力頂ける方はメールでお知らせください。署名用紙をお送りします。

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2004年10月12日 (火)

11.3 普段着で語る 憲法集会

 今朝は駅前での街宣のあと、ビデオ撮りに回っていました。というのは、来月3日の文化の日(憲法公布の日)に開催する憲法集会で使うためです。
 講師の話を聞いて質問意見を受けて終わり、というパターン化した集会を変えてみようとの試みです。3日は、ふれあい健康館で13:30開会です。まず、コメンテーターの鈴田渉さん(北九州市民ネットワーク事務局次長)から情勢などを提起してもらった後、街の声を上映し、その後、会場との討論をする予定です。
 今朝は4人の方に「日の丸」「愛国心」「憲法」「イラク」などについてのインタビューに応じトいただきました。どんな内容だったか、それは、どうぞ当日会場に足を運んで直接見てください。

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2004年10月 9日 (土)

世論調査

 昨日の八の日行動では、教育基本法改「正」反対のビラを配布し、マイクでも訴えました。以下、ビラの内容です。裏面には基本法の全文を印刷しました。
 来年春の国会に教育基本法の改「正」案が提案されそうです。そうした動きの中で9月26日の徳島新聞には日本世論調査会の調査結果として59%が教育基本法改「正」に賛成と大きく報じています。そして賛成する最も大きな理由として「現代の教育問題に対応できていない」を挙げた人が過半数を占めているとのことです。 
 でも、ちょっと待ってください。教育基本法はそんな今の課題に対応するとかしないとかの具体的なことを書いた法律ではないのです。前文とわずか11条の教育の理念や原則を定めた根本法です(裏面をご覧ください)。だからこそ1947年施行以来、改正の必要がなかったのです。
 しかし、今、この基本法を変えようとしている人たちがいます。基本法を変える立場に立つ元文化庁長官で教育課程審議会会長を務めた三浦朱門氏は「とにかく競争させて百人に一人の優秀な生徒を早く見つけて、そこに重点的に投資をする。残りの非才・無才の生徒には、せめて実直な精神を養ってもらう」と発言しています(文藝春秋刊「機会不平等」所収)。こうした選別を法制化し、愛国心を通信簿で評価できるようにし、国のために喜んで死ぬ国民を作り出すことが基本法改正の目的です。法律を変えたからと今の教育の現状に抱く不安や不満を解消することにはつながりそうもありません。

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2004年10月 4日 (月)

すごい土砂災害でした

 2日(土)は、米軍機低空飛行訓練の中止を求める四国集会に高知県早明浦ダムまで行ってきました。例年は1994年10月に米軍戦闘機が墜落した現場のすぐ横の大川村保育所で開催していますが、今年は台風による災害で道路が通りにくいということで、かなり手前のダム事務所脇の公園での開催となりました。今回で10回を数える集会ですが、今までは地元首長の挨拶はあっても地元住民の参加はありませんでした。でも、今年は嶺北平和委員会の会員が数人参加され、代表者から挨拶もありました。こんな時期だからこそ一緒にと思って参加したと言われていました。確かに平和の危機ですが、逆にみんなのそうした認識が一緒にやろうという機運につながってきていることを感じました。
 その集会を終えてから、西条市での新社会党四国ブロックの集まりに行ったのですが、直近の台風21号で高速道路は通行止め、一般国道も片側交互通行、脇道の多くも通行止めとなり大渋滞でした。普段は高速道路を使い、あそこまで何時間と時間を読んで走れますが、ひとたび災害が発生すると「走れて当たり前」でないことを痛感します。
 平和も同じようなものかもしれません。多くの人は平和な日常が当たり前と思っていますが、それがなくなった時にはじめてそのありがたさがわかるのでしょうか。

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2004年10月 1日 (金)

吉野川市誕生

 県内の市町村合併のトップをきって、今日、吉野川市が誕生しました。麻植郡内の鴨島町、川島町、山川町、そして美郷村が人口4万6千余人の市になります。「麻植」という名は国府町の国分寺跡から出土した木簡にも書かれていたほど古い地名ですが、消えてしまいました。
 私は、美郷村に本籍を有する夫と結婚し、ゆくゆくは両親とも同居するつもりだったので、婚姻届時には躊躇せず本籍は美郷村としました。今もそのままです。参議院選時には4割近い得票率をいただきました。生まれた相生町と同じく大事な大好きな故郷です。
 マスコミでは新市の誕生をバラ色のように報じていますが、効率を重視することで、美郷などの山間部が行政のサービスから切り捨てられないことを祈ります。
 

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