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2004年11月29日 (月)

食品に関するリスクコミニュケーション-日本における牛海綿状脳症(BSE)対策に関する意見交換会

 先週のことになってしまいましたが、26日(金)、徳島市で内閣府食品安全委員会の主催により開催されました。
 まず、今年9月にまとめられた食品安全委員会の「BSE対策についての中間取りまとめ」「BSE国内対策の見直し(食品安全委員会への諮問の考え方)」などの説明が行われました。見直し案では①生後20ヶ月以下の牛を検査から除外する②BSEの原因である異常プリオンが蓄積する脳や脊髄などのSRM(危険特定部位)の除去を徹底すること③飼料規制の実効性の保証を柱としています。
 国内での感染牛は13頭ですが、うち2頭が21ヶ月齢、23ヶ月齢、あとの11頭は60ヶ月齢以上であり、検査によっても20ヶ月齢以下の感染牛が確認されなかったこと、さらに異常プリオンタンパク質の99%以上が集中しているSRMを除去すれば大丈夫という説明でした。
 しかし、アメリカからの牛肉輸入再開(説明では無関係とのことですが)のために全頭検査をやめようという意図が透けて見えたのは私だけではないと思います。

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2004年11月25日 (木)

市町村合併を考える講演会

 一昨日、「那賀町」の合併協定書に調印がされました。夫の故郷である美郷村はすでに吉野川市になり、私の生まれ育った相生町は那賀町にとなってしまいます。
 大きいことはいいことだと言わんばかりに、県内でもどんどん合併が進められています。でも、合併で財政危機や少子高齢化は解決するのでしょうか?職員や役場を少なくして住民サービスは低下しないのでしょうか?合併特例債っていつまで何に使えるのでしょう?
というようなことを勉強したいと「とくしま・市町村合併を考える会」の主催で講演会を開催します。どうぞご参加ください。

・日時:11月27日(土)15時~17時
・場所:県立総合福祉センター(中昭和町1-2)
・講師:石井俊雄 千葉県長生村村長(村と言っても人口が15000人近くあります)
・資料代:500円

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2004年11月23日 (火)

キャラバンスタート

20日(土)から県内キャラバンを始めています。今回のテーマはイラクからの自衛隊撤兵と介護保険制度大改悪反対です。
 すでに小松島、吉野川、板野、鳴門と回りましたが、非常に良い反応が返ってきています。もちろん大きなうねりとはなっていませんが、多くの方が今の政治に怒っておられることがよくわかります。ずっと天気も良いのでビラのはけもいいし、マイクをやっていると暖かいので外に出て聞いてくれる方も多く有り難いです。
 キャラバンの合間をぬって「男女共同参画社会をすすめる会」の総会やら「富士見産婦人科事件」の医師免許剥奪を求める街頭署名や被害者の方の報告集会を聞きノ行ったりと大忙しで走っている昨今です。

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2004年11月19日 (金)

安芸講座

 17日、高知県安芸市に行ってきました。安芸は地区労の皆さんを中心にずっと労働講座を続けており、6年ほど前にも一度講師として呼ばれたことがあります。
 今回のテーマは「差別」。難しかったです。女性問題だけでも一時間半でまとめるのに苦労するのに、今回はテーマが広すぎて。差別を利用して搾取する社会のしくみと、平和と平等の関係にしぼってお話ししてきました。
 このところ、ずっとばたばたと走ってばかりだったので、レジメをまとめるために資料や本を読み返す時間が持てて有り難かったです。さらに、翌朝、安芸駅に併設されているじばさんセンターに立ち寄ると地元産の新鮮ネ野菜が並べられており、しかも驚くほどの安さで、これも嬉しかったです。

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2004年11月16日 (火)

知花昌一さん来徳

 14日(日)の夜、徳島星野文昭さんを救う会主催の「LIVE11.14」に行ってきました。沖縄が返還される前年の1971年11月14日、渋谷で、米軍基地を残したままの返還協定に反対するデモ隊と機動隊が衝突し、警察官が死亡しました。75年にデモ隊のリーダーの一人だった星野さんが殺人容疑で逮捕され、その後、最高裁で無期懲役が確定し、現在徳島刑務所に収監されています。毎年1P月14日に星野さんを支援する集まりがもたれていますが、今年は、沖縄から反戦地主の知花昌一さん(読谷村議)を迎えての開催でした。
 知花さんの講演は何度か聞いたことがありましたが、今回は三線を弾きながら島歌を歌い、そしてトークをはさむ形で進められました。チビチリガマのこと、象のオリのこと、今夏のヘリコプター墜落事故のことなどなど、沖縄の悲しみ、怒り、そしてたくましさが語られました。
 久しぶりに沖縄に行ってみたくなりました。

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2004年11月14日 (日)

労働組合

 11日が美馬町職定期大会、13日が大塚製薬労組定期大会、そして13~14日と地域ユニオン全国交流会を徳島で受け入れと、このところ労働組合モードとなっています。
 私は、今さまざまな運動にかかわっていますが、最初のきっかけは労働組合運動です。今はJPUとなっていますが、私が入った時は「全逓信労働組合」という名前でした。徳島地方貯金局に入局すると同時に組合に加入し、キーパンチャーの職業病である頸肩腕症候群に罹病したことを機に組合役員をするようになりました。最初は、「働く人が社会の主人公」だと教わったのに、全く主人公らしく扱われていないことに単純に怒っていましたが、少しずつ社会のしくみに問題があることがわかるようになりました。
 そして、いろいろな集会などに参加する中で、平和運動、女性解放運動、環境問題などどんどん興味が湧き、何にでも首をつっこむこととなりました。今、専従者として運動が仕事になっているのですから不思議なものです。

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2004年11月 7日 (日)

中越地震救援募金

 昨日、徳島駅前で新潟中越地震での被災者に対する街頭カンパに取り組みました。新社会党徳島県本部の行動で、参加者は7人。一時間半ほどの行動でしたが、何と91,873円も寄せられました。本当に多くの方が足を止めてくださり、1000円札もたくさん入れられ、一方ではお小遣いを入れているであろうかわいい財布から10円を、100円を入れてくれたこどもたちも大勢いました。まだまだ世の中、捨てたものじゃないとの思いを強くし、心が温かくなりました。
 寒さにふるえ、余震におびえる方たちに、この徳島からの励ましの思いがきっと届くことと思います。明日、早速、郵便振替で送金します。

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2004年11月 4日 (木)

憲法集会

 2日の夜、イラクで拘束されたフリージャーナリストの安田純平さんが徳島市で講演されました。イラクでの香田さん殺害に触れて「前回は人質となった人たちを擁護していたのに今回は意見を言わないという人が多かった。イラクの人を支援しているとかジャーナリストやカメラマンなどはいい人で助けなければいけないが、今回は殺されても仕方がないと思っている人が多いのではないか。いいことをしているかどうかで命の価値を判断すべきでない」と言われました。{当にそうです。
 3日、「普段着で語る憲法集会」の司会をしました。憲法・愛国心・イラクのことなどについて事前にビデオに収録してきた街の声を見てもらい、会場からの意見、そしてコメンテーターのまとめ、という私にとっては初めての形式で進めました。初めて参加された方が「来て良かったです」と発言してくださって、私も良かったです。

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2004年11月 1日 (月)

一週間まとめてのノートです

 めまぐるしい一週間で、ノートへの書き込みをする間もなく走っていました。
 25日、「月曜の声」に出かける準備をしていたら、矢野和友さんから電話があり、新潟の地震で実弟が亡くなられお葬式に行かれるとのこと。心筋梗塞で地震の翌日倒れられたのとのことでした。ご冥福をお祈り致します。
 26~28日、東予郵便局での不当処分(停職6月)に対して人事院に申し立てていた事案の公平審査会が西条市で開催され代理人として参加していました。
 29日、1978年に行われた全逓の反マル生闘争に対して、79年4月28日に61人(しかも闘争指導部でなく多くの一般組合員)の解雇・免職を含む大量不当処分が発令され、その後、全逓からは組合員資格を剥奪されたものの闘い続け、今年6月30日の東京高裁で勝利した原告が来県され、その報告会と交流会がもたれました。
 30日、昼は改正DV法の学習会で夜は気のおけない人たちとの飲み会。
 31日、いのちとくらし・平和を守る女性集会。その準備最中にイラクでの香田さんの悲報を聞きました。悲しみと憤りで言葉もありません。

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