« 2004年12月 | トップページ | 2005年2月 »

2005年1月31日 (月)

「寄稿より」更新

 大晦日は12月31日ですが、1月31日は初晦日と呼ぶそうです。小学生のころ、教頭先生が毎年3学期の始業式で「一月は去ぬ、二月は逃げる、三月は去る」と言われていましたが、本当にそんな感じで、早、一月も終わりになりました。
 28日は中部地区労の旗開き、29日は東京日帰りでアイ女性会議の中央委員会、30日は午前中が新社会党の執行委員会、午後は皆さんにもお知らせしていた干潟シンポジウム、夜はその講師たちを囲んでの交流会、そして今朝はいつもの「月曜の声」でした。
 また、徳島新聞「読者の手紙」に投稿していたのが27日、29日と続いて掲載されたので、お電話も頂いたり、27日徳島中央郵便局前、28日貯金事務センター前で郵政民営化反対のビラを配ったので多くの方から声もかけていただきました。
 昨日、「寄稿より」を更新しています。是非、お目通しの上、ご意見ご批判などお寄せください。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2005年1月26日 (水)

シンポジウム「伝えたい!豊かな吉野川河口干潟」

 「とくしま自然観察の会」の井口利枝子さんからのお誘いです。井口さんとは城東高校時代の同艶カというご縁に加えて、吉野川干潟を愛しそれを守ろうという気持ちにおいてはおそらく右に出る人はいないのではないかと尊敬している方です。
■日  時: 1月30日(日) 13:30~16:40
■場  所: ふれあい健康館ホール(徳島市沖浜東2丁目TEL 088-657-0190)
●入場無料
■プログラム
13:30-14:30 講演Ⅰ(基調講堰j
◆「都市の近くにある河口干潟の保全‐サンフランシスコ湾が教えてくれるもの」
  ピーター・ベイ氏 (Dr. Peter Baye・元米国魚類野生生物局勤務)
14:30-15:00 講演Ⅱ  
◆「四国三郎が海と出会うところ‐吉野川河口干潟の特性」
  清野聡子氏 (東京大学大学院総合文化研究科システム科学科助手)
15:00-15:30 講演Ⅲ 
◆「国際的な視野からみた吉野川河口及び沿岸域の価値」
  小林聡史氏(釧路公立大学教授 ・元ラムサール条約事務局アジア地域担当)
15:40-16:40 パネルディスカッションと質疑応答
■ 主催: 吉野川ひがたネットワーク

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2005年1月24日 (月)

郵政民営化PART2

 21日、郵政問題講演会「民営化の狙いと国民生活」を聞きに行きました。郵政民営化に反対する徳島の会準備会の主催で、郵政産業労働組合(全労連)の倉田八郎本部副委員長が講師でした。
 お話の中で、家計の金融資産の内訳の日米比較が出されていました。日本は現預金が55.0%、債権・投資信託・株式が12.0%、保険・年金は28.8%、比してアメリカは同項目順に13.4%、53.8%、29.8%となっているとのこと。郵貯・簡保の民営化で安全・安心な貯蓄手段をつぶしてしまい、アメリカのように債権や投資信託に庶民の金を回させるのが狙いであることがよくわかります。
 
 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2005年1月21日 (金)

郵政民営化

 小泉首相は郵政民営化法案を今日から始まる通常国会で成立させる強い決意を表明しています。でも未だに誰のため、何のための郵政民営化なのかがわからない状況です。
 「郵政民営化基本方針」では純粋持ち株会社の下に「窓口ネットワーク」「郵便」「貯金」「保険」の4つの子会社を置くとしていますが、ユニバーサルサービス(全国一律サービス)を課しているのは郵便会社のみです。貯金と保険は対象外であり、窓口会社は努力義務です。つまり、過疎地域では郵便の配達だけはされても郵便局そのものは無くなる恐れがあります。
 貯金・保険については、まだ全容がはっきりしていませんが、庶民の「ちりも積もれば」の典型ともいえる350兆円にのぼる郵貯・簡保の資金を「民間部門に流せば経済の活性化になる」と、民間資本が食い物にしようとしていることは明らかです。
 また、民営化により職員は「非公務員」となりますが、これを契機に中高年層のリストラと残った人には新会社への忠誠を誓わせる意図は明白です。さらに、郵便局には12万人もの「ゆうメイト」と呼ばれる非常勤労働者が働いていますが、「日々雇用」という雇用形態のため今でも首切り自由の状況に置かれていることを忘れてはなりません。
 私は郵政事業の民営化には反対していますが、今のままの公社で良いというのではありません。公社の実態はすでに営利企業と殆ど変わらず、職員が年賀状やゆうパックを自腹を切って買い取るのは当たり前のようになっています。その一方で特定局制度や天下りなどの腐敗構造は温存されたままです。
 官か民かということでなく、郵政事業の公共性を追求する方策を考える必要があります。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2005年1月17日 (月)

合併で議員が減るということは

 1月1日、松山市に北条市と温泉郡中島町が編入合併されました。編入のため、松山市議会議員はそのままで、北条と中島の市町会議員は失職し、新たな定数での選挙となります。2月6日投票で行われる市議増員選挙で選ばれるのは北条が3人、中島は1人です。
 北条市議として2期活動してきました滝平竜二さん(30年来の友人です)が立候補を予定しているので、昨日は徳島からも応援に行きました。18人の定数から3人となり、そこに6人の立候補が予定されており、大変厳しい情勢とのことでした。
 各地で合併が進んでいますが、議員定数が削減されることにより下位で何とか当選していた人たち(組織も金も持たない人)の多くは落選することになります。川之江市議会議員だったSさんは四国中央市になり、立候補すら諦めてしまいました。
 滝平さんには何としても当選してもっともっと活躍して欲しいものです。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2005年1月15日 (土)

教育基本法改正案

 政府が今年の通常国会提出をめざしている教育基本法改正案の原トが12日明らかになりました。
 焦点とされてきた愛国心については、第2条で教育の目標として「伝統文化を尊重し、郷土と国を愛し、国際社会の平和と発展に寄与する態度のかん養」と書かれています。ここで言う「国」とは何を意味しているのでしょう。「生まれ育った国を愛するのは当然だ」という時の「国」は郷土に近い意味で使われています。当然、かつて「お国」のためにと命をささげたその「国」とは違うものです。英語では「国」はカントリー、ネーション、ステイトなどと分けて使われます。それをわざとごっちゃにして、あえて基本法に持ち込んでいるのです。
 また、第8条学校教育では「学校は規律を守り、真摯に学習する態度を重視する」となっています。この教育基本法見直しの議論をした教育課程審議会会長を務めた三浦朱門元文化庁長官がインタビューに答えて「とにかく競争させて百人に一人の優秀な生徒を早く見つけて、そこに重点的に投資をする。残りの非才・無才の生徒には、せめて実直な精神を養ってもらう」(文藝春秋刊「機会不平等」所収)と述べていることと符合します。「勝ち組」が生き残り「負け組」は淘汰される市場原理主義を教育の場にまで持ち込もうとするものです。
 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2005年1月 9日 (日)

旗開き

 先日、何かで読んだ記事に「旗開き」についての記述がありました。かつての総評系は「旗開き」と言うが、旧同盟系はこの言葉を使わないこと、そして今、連合は「新春交歓会」と言うことなど。
 新社会党徳島県本部のその旗開きを昨夜開催しました。8日は恒例の「八の日行動」もあるし、県本部執行委員会を旗開き前段に設定したし、加えて私事ながら大阪にいる妹が母の見舞いに来てくれたのでやはり会ってものも言いたいしと、まあ朝から大忙しの一日でした。
 さて、旗開きは多くのご来賓にご出席いただき心温まる激励をいただきました。また、昨年一年を振り返ってのスライドや青年委員会のメンバーによるゲームなど、盛りだくさんの内容で楽しく、また今年も頑張る決意を固め合うことができました。
 さらに嬉しいことに参加してくださっていたシンパの方が、その場で入党用紙(ゲーム用に10枚用意していました)に記入し提出してくれました。党員達もビックリ、本当に一年の始まりに当たってみんなにカツを入れてくれたできごとでした。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2005年1月 7日 (金)

大塚製薬労組早朝集会

 朝7:10から、大塚製薬(株)門前での解雇撤回を求める集会に参加しました。吐く息が白いほどの寒さの中、美馬からも鳴門からも支援する仲間が大勢かけつけてくれました。
 2002年7月、大塚製薬は大塚アッセイ研究所の営業権を埼玉にあるBMLという会社に譲渡しました。従業員は転籍か退職しかないと説明を受け、転籍すれば勤務地は埼玉となる上に賃金が平均25%ダウンすることから112人が退職に応じました。でも、納得できない人たちが労働組合を結成し、今も3人が職場復帰を求めて闘い続けています。 
 一方、年明け早々の3日の徳島新聞に大塚グループが迎春の全面広告を出していました。大塚製薬工場をはじめとする各会社の所在地、資本金、さらに役員の名前を900人近くも並べ、まさに「大塚ここにあり」というような広告です。中央労働委員会の不当労働行為救済命令にも従わずに逆に中労委を提訴するような誠意のない会社が臆面もなくこんな広告を出せたものです。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2005年1月 4日 (火)

平和で安心な年に

 3が日が過ぎてしまいましたが、皆さま、明けましておめでとうございます。
 徳島駅前での「月曜の声」(今日は火曜日ですが)から今年の活動は始まりました。1日から「週刊新社会」の配達はしていましたが、宣伝カーは今朝からスタートです。いつもの顔なじみの方にはもちろん年始のご挨拶をさせていただきましたが、初めて声をかけてくださった男性がいて、「いつもビラを読ませてもらっています。本当にこのとおりです。自分は障害者です。会社を首になり、次のところを探しても50歳だというとそれで断られます。生活保護も手続きがなかなかです。小泉総理への批判が私の周りでも多いです。頑張ってください」と励ましていただきました。
 また、多くの方から年賀状を頂戴しましたが、その多くの方が「平和の危機」について触れられていました。本当に正念場の年になると思います。
 今年も平和と庶民のくらしを守るための活動に全力をあげます。どうか皆さまのお知恵とお力をお貸しください。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2004年12月 | トップページ | 2005年2月 »