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2005年9月25日 (日)

農業問題全国連絡会視察研修会

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   月ケ谷温泉の川向かいの桜、毎年春秋の2回咲きます。

 上勝町の彩(いろどり)と言えば、農業や過疎地の問題に興味のある方ならご存じでしょう。彩という名は知らなくても、料理のつまものとして紅葉や南天の葉などを商品化していると言えば聞いたことがあると思います。
 昨日は、その彩の仕掛け人であり、現在(株)いろどりの副社長をされている横石知二さんのお話を伺うことができました。全国の料亭などに痛風になるほど通ったという横石さんが、いわば山のどこにでもある葉や実を商品として出荷するシステムを作り、年間320種を扱い、販売額2億円の産業にまで育てたお話は仕事は違っても参考になることがたくさんありました。
 さらに、実際に作業をしているところを見学させていただけるということで、80歳の菖蒲さんのお宅へ。作業の手を休めてパソコンを立ち上げると「昨日の出荷分は38600円」とにこっ。目の前の柿の葉をみんなに見せて「これが一枚25円」とにこっ。なるほど、いろどり御殿も建つはずです。
 このいろどりに携わっているのは殆どが高齢の女性です。「元気な人をデイケアに連れて行くのが福祉でない」と言う横石さんの言葉には説得力がありました。 
 

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