鉄建公団訴訟9.15判決
問題提起をする中野勇人さん
1987年4月、国鉄がJR7社に分割・民営化され、一人も路頭に迷わせないとの国会答弁にもかかわらず1047人が解雇されました。その大半を占める国労組合員は闘争団を結成し「解雇撤回・JR復帰」を求めて18年間闘い続けています。国労の動揺など多くの困難を経ながら、いよいよ明日、鉄建公団訴訟の判決を迎えます。
昨夜は、「鉄建公団訴訟9.15勝利判決を勝ち取る徳島連帯集会」が徳島市で開催され、2年前から北海道北見より池田町に常駐しオルグ活動を続けている中野勇人さんから「分割民営化の経過と闘い」の報告を受けました。
今朝は、昨夜事務所に泊まった中野さんを空港まで送っていきましたが、いつもと変わらぬ淡々とした姿でした。
国鉄闘争について、また今年3月に高知から東京まで1047kmを走り闘いをアピールした中野さんの記録は下記サイトに詳しく掲載されています。是非ご覧ください。
1047名の不当解雇撤回、国鉄闘争に勝利する共闘会議
http://www.h4.dion.ne.jp/~tomonigo/
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コメント
残念な結果でした。しかし、まだまだ頑張るという闘争団の決意に微力ながら連帯します!ナカノさんガンバレ!!!保身のためにコロコロ態度を変える政治家たちにつめの垢を飲ませてやりたい!
投稿: キモ | 2005年9月16日 (金) 16時38分
キモさん、コメントありがとうございました。
昨日、中野さんから電話があり、折衷判決と表現していました。
国労組合員であるがゆえに勤務評価を恣意的に低くしたと不当労働行為を認め 期待権の侵害としては比較的高額な500万円という賠償命令であること、さらに、被告側の時効の主張をしりぞけた点は次への闘いに大きくつながるものとなりました。しかし、解雇無効の主張は認められませんでした。
厳しい闘いはまだまだ続くようです。私も微力ですが、ともに闘います。
投稿: たかがい | 2005年9月16日 (金) 18時33分