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2005年10月30日 (日)

ブログアクセス5000件突破

 今年の8月13日から始めた「たかがい千代子のちょこちょこ日誌」が今朝6時過ぎに累計アクセス数5000を記録しました。見ていただいてこそブログの機能を果たすわけですから本当にありがたいことです。いつもお心にかけてくださっている方にも迷い込んでこられた方にもお礼を申し上げます。
 今日は徳島総支部の仲間と「週刊新社会」拡大行動に取り組みました。「週刊新社会」はホームページとは別の形で私たちの考えを伝える手段です。1人でも多くの方に購読いただけることが私たちの運動を広げることにつながります。朝から10軒訪問し、本人にお目にかかれた4人全員快諾してくださいました。また、拡大行動に始めて参加した仲間が職場で声をかけてみると言ってくれたのも収穫でした。
 動けば成果が出ることを実感できた楽しい一日でした。

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2005年10月28日 (金)

すべては「個」からはじまる

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 いよいよ「九条の会徳島」の結成総会が近づいてきました。前にもご報告していますが、私はこの日、「お郷ことば・憲法9条」の朗読に出演します。私の担当は薩摩弁です。
 さらに、もうひとつ大役をいただいています。9条の会呼びかけ人の一人である澤地久枝さんの「わたしのかかげる小さな旗」より「二〇〇〇年の秋に」を読み上げます。初めての朗読発表会の題材に選び、先生から「澤地さんのを上手に読むのでなく高開千代子の気持ちを込めなさい」と指導していただいた大好きな詩です。澤地さんがこれを書いてからの5年間で日本はもっともっと息苦しくなった気がします。そして、今日、自民党は「自衛軍」の保持などを明記した新憲法草案を決定しました。しっかりと澤地さんの言葉を腹に据えなおしました。
 /投げつけられる非難の言葉が「バカ」であったり「アカ」であってもそれにたじろぐまい/無視され疎外されようとも私は私の道をゆこう/すべては「個」から「一人」からはじまり、いかなる「一人」になるかを決めるのは己自身である/
 
 

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2005年10月23日 (日)

全港湾定期大会

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 先週から労働組合の大会が続いています。農協労連、徳島地区労、今日は全港湾徳島支部定期大会にお招きいただきました。来賓挨拶はだいたい順番が決まっていて、新社会党は最後もしくはそのひとつ前というのが定位置です。だから、前に挨拶される数人の話を聞いていて重ならないテーマをその場で決めることになります。時には、関連したことを別の角度から話すこともあります。
 今日は、長尾委員長の挨拶がインターネットから入ったので、私自身のブログの宣伝と憲法9条を守る決意を述べ、「平和の砦」である労働組合、特に闘う全港湾に頑張っていただきたいとのお願いもしてきました。

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2005年10月20日 (木)

国際反戦デー集会

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 明日10月21日は国際反戦デーです。起源は1966年ベトナム戦争反対の統一行動日として総評が世界の労働団体に提唱したことにあります。徳島でも毎年集会がもたれていますが、今年は会場の都合で繰り上げての開催となりました。
 私は、この反戦デーを迎えるといつも1943年10月21日、明治神宮外苑での学徒出陣の映像を思い出します。戦況の悪化に伴って、20歳以上の学生の兵役免除がとかれ、戦地に赴くことになった学生達の「戦場に赴く決意を促し、意識を昂揚する」ことを目的に開催されたものです。雨の中、送られる学徒25,000人、見送ったのは動員された女子学生や旧制高校生約50,000人。出征学生代表答辞では、「生等もとより生還を期せず。」と声がはりあげられました。生等(せいら=我ら)生還を期せず、つまり生きて還らないと述べたのです。
 ところが、これには後日談があって、この答辞を読んだ東大生(分厚い眼鏡をかけているのがとても印象に残っていますが)、実は出征しなかったというのです。アジテーターが彼の役目だったそうです。
 彼は他人を煽り自分は安全地帯にいる人に騙されてはならないということを私たちに教えてくれています。
 

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2005年10月19日 (水)

奥歯は噛みしめない

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 定期検診のご案内をいただきながら延び延びになっていた歯医者さんに思い切って行ってきました。最近お世話になっているのは、ナチュナルスマイルマスターの院長とスタッフ3人のとても感じの良い歯科診療所です。毎月、全員で作っている手書きのスマイルニュースも送っていただいています。
 院長が、歯のチェックをしながら「ずいぶん奥歯がすり減っていますね」と。そこで「奥歯を噛みしめる思いをする時が多いですから」と答えると「実際に噛みしめているのはどんな時ですか?」と再質問。「パソコンに向かっている時でしょうか」と言うと、「パソコンの隅っこに何でもいいから貼っておいてください。それに目が行ったら奥歯を噛みしめていないか気にしてみてください。奥歯は普通の食事の時の噛み合わせで体重と同じ重さがかかり、無意識に噛みしめている時はその2~3倍かかると言われています」。奥歯がすり減るとどうなるかは省略します。
 早速、おそれおおくも院長の名刺にはさみを入れて、パソコン右上に似顔絵を貼った次第です。悔しい思いをして奥歯を噛みしめることの多い方、どうぞお試しください。
 

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2005年10月18日 (火)

請願継続、意見書可決

 昨日、徳島県議会9月議会閉会日、全国から注目していただいておりました「男女共同参画社会基本法」に関わる請願、意見書とも総務委員会での結果と同じです。改廃を求める請願は継続、下記意見書は採択です。委員会時以降、少し修正されています。


真の男女共同参画社会の実現を求める意見書

 男女共同参画社会の実現は、21世紀の我が国における最重要課題の一つであり、本県においても、少子高齢化など社会経済情勢の急激な変化の中、豊かで活力ある21世紀の徳島県を築くため、さまざまな施策を積極的に推進しているところである。
 男女共同参画の推進は、憲法で保障された個人の尊厳、男女平等の基本理念を具現化するものであり、早急に取り組むべき必要性、重要性については、県民ひとしく認めるところであり、真の男女共同参画社会は、個人の内面にかかわる男らしさ・女らしさ、あるいは伝統や文化などを否定しようとするものではない。
 しかしながら男女共同参画に関して、「一部の教育現場において、伝統や文化などを否定したりする偏向思想や、男女の違いを機械的・画一的になくし、男女の区別を一切排除しようとする恣意的運用があるとして、男女共同参画社会基本法や同基本計画を改正すべきである」という意見がある。
 よって、現在、国におかれては、同基本計画の改定作業が進められているが、その改定に当たっては、特に教育現場等への懸念に配慮し、真の男女共同参画社会の実現に向けて真摯な作業が進められるよう強く要望する。
 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。

  平成17年10月 17日 徳島県議会議長
提出先
 衆議院議長/参議院議長/内閣総理大臣/内閣官房長官
協力要望先
 県選出国会議員

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2005年10月15日 (土)

朗読

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 ある時、「趣味は?」と聞かれて、「本を読むこと、クラシックを聴くこと、絵を見ること」と答えたら、「他人がしたのを見たり聴いたり、自分は何もしないのですね」と言われてしまいました。一念発起というわけでもないですが、音痴、絵も書もスポーツもだめな私にできるものと考えながら講座の案内を見ていて見つけたのが「朗読」。人前で話すのは慣れているし、本を読むのも好きだしと思って始めたものの聞くとやるとは大違い。「音が立っていない」「もっと間を取って」と優しくも厳しい指導を受けています。昨夜は「挨拶は上手にできて声も出ているのに何故朗読になると変なふしがついてしまう?」と先輩に言われる始末でした。とんでもなく奥の深いものに惹かれてしまいましたが、ぼちぼちやっていこうと思っています。
 ちなみに、11月3日、「九条の会徳島」の結成総会のオープニング「全国お郷ことば、憲法9条」に私も出演します。

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2005年10月14日 (金)

介護保険報酬改定

 私の母は一昨年12月に緊急入院、その後2度の転院をし、現在徳島市内の介護療養型病院でお世話になっています。介護保険法の改定により自己負担が引き上げられることから、昨日、病院で説明会が開催されました。
 今年の国会に介護保険法「改正」案が提出されるということで、私も昨年末からマイクを通じての訴えや署名もずいぶんお願いしてきましたが、国会ではいとも簡単に可決され、介護保険施設などの利用料は今月から変わることになったのです。要介護5の母は、居住費と食費が全額自己負担となることにより一ヶ月27,600円の負担増になり、毎月約10万円を支払わなければなりません。お金がないから自宅でと考えても、寝たきりで毎日治療が必要な母を看ることはとてもできない話です。
 さらに、不思議なのは今回の改定では、病院に対しても入院費約5,400円、食費約22,200円の支払いが減額されるそうです。つまり、入院患者は月27,600円の負担増になり、病院は介護報酬が月27,600円減額されるというのです。加えて、来年4月の診療報酬改定も控えているようです。
 小泉改革は「少々の痛みは我慢して」と言いましたが、実態は「激痛」で倒れ込みそうです。

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2005年10月 9日 (日)

「国民投票法」は要らない

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          9条の会徳島準備会まちかどトーク

 今月6日、衆議院憲法調査特別委員会第1回討議において、国民投票法をめぐる議論が始まりました。ついに、憲法を変えるための具体的作業に入りました。憲法96条では、憲法「改正」は国民投票で「過半数の賛成が必要」としか定めていません。だから細かな手続きを定めるために法律が必要だと言うのですが、憲法を変えることが前提だから法律が要るわけです。
 昨日の「八の日行動」も今日の「まちかどトーク」も主にこの問題についてアピールをしました。

 

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2005年10月 6日 (木)

アスベスト講演会

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中地先生と

 昨夜は、私が代表を務める徳島・環境と公共事業を考える会の主催でアスベスト講演会を開催しました。大阪から環境監視研究所所長の中地重晴先生に来ていただき、大変わかりやすくお話をしていただきました。アスベストの基礎知識にはじまり、世界や日本の使用状況、また吹きつけアスベスト対策やアスベスト含有建材対策、さらには今後の課題についてパワーポイントを使って説明していただきました。
 アスベストが静かな時限爆弾と言われる所以がよく理解できたし、また、行政任せにしないための活動の方向性も見えてきました。

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2005年10月 4日 (火)

請願は継続審議、意見書は可決

1)総務委員会で、阿南青年会議所からの「請願」は継続審議になりました(継続6人、不採択3人)。
2)「意見書(案)」(下記に貼り付け)については可決され、賛成した6人の名前で17日の本会議に発議されることになりました。反対者は3人。

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 真の男女共同参画社会の実現を求める意見書(案)

 男女共同参画社会の実現は、21世紀の我が国における最重要課題の一つであり、本県においても、少子高齢化など社会経済情勢の急激な変化の中、豊かで活力ある21世紀の徳島県を築くため、さまざまな施策を積極的に推進しているところである。
 男女共同参画の推進は、憲法で保障された個人の尊厳、男女平等の基本理念を具現化するものであり、早急に取り組むべき必要性、重要性については、県民ひとしく認めるところであり、真の男女共同参画社会は、男らしさ、女らしさという伝統的価値観を否定するものではないことは論を待たない(ママ)ところである。
 しかしながら?女共同参画に関して、一部の教育現場において、伝統や文化などを否定したりする偏向思想や、男女の違いを機械的・画一的になくし、男女の区別を一切排除しようとする恣意的運用があるとして、男女共同参画社会基本法や同基本計画を改正すべきであるという意見がある。
 よって、現在、国におかれては、同基本計画の改定作業が進められているが、その改定に当たっては、特に教育現場等への懸念に留意の上、真の男女共同参画社会の実現に向けて真摯な作業が進められるよう強く要望する。

 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。

  平成17年10月  日
                         徳島県議会議長

提出先
 衆議院議長
 参議院議長
 内閣総理大臣
 内閣官房長官

協力要望先
 県選出国会議員


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2005年10月 3日 (月)

明日の委員会に持ち越しました

 徳島県議会総務委員会は、前段の公安関係が延びた上に、県民環境部関係がアスベスト問題で質問が続き、請願審査に移ったのは17:42になっていました。
 結果は「明日の委員会において諮る」こととなりました。
 委員長からの「いかがいたしましょうか」に対して公明党の委員から「基本法は国民の代表である国会議員が決めたものであり、まだその使命を終えたとは思わない。また、請願には廃止を行うようにと書かれているが、この法律を廃止しなければいけないような決定的理由がない。一方で法律や計画は不磨大典のものではない。見直しもやぶさかではない。法も計画も一方的視点で書かれているという批判があることも聞いている。この請願は女性理事長名で出されており、子どもの教育、将来を心配している。そこで心配をいだかずともいいように両方の意見をふまえて、当委員会として正副委員長がまとめその意見書を国に出してはどうか」という趣旨の発言がありました。
 そして、小休後(徳島県議会は委員会傍聴はモニターテレビなので休憩中は画面は消えます)、委員長から「先ほどの発言と休憩中の意見をふまえ、明日の委員会で諮る」と発言があり、17:55に本日1時からの傍聴は終了しました。
 議会に寄せられたたくさんの声に慎重になられたものと思われます。私自身が、「男女共同参画社会をすすめる会」の要請書を議会事務局宛に送信しようとしたらずっと話し中で入らないため持参して提出したほどFAXはフル稼働だったようです。
 また、明日ご報告しますが、ある委員は「男女共同参画立県」を掲げている知事のもとで変な意見書は出せないでしょう」と言われていました。

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2005年10月 2日 (日)

大変!徳島県議会に基本法改廃を求める請願

 2年前の徳島県男女共同参画実行プランの策定にあたって、行き過ぎに歯止めをかけるとして意見書を採択し、全国に名を馳せた徳島県議会で、今度は基本法の改廃を求める請願が採択されそうな動きになっています。
 3日が総務委員会、17日が本会議です。注目していてください。以下、請願文書です。

                平成17年9月28日
徳島県議会議長 佐藤圭輔 殿
                提出者 徳島県阿南市富岡町トノ町24-21
                社団法人 阿南青年会議所
                理事長 ○○○○
                TEL  ××××

「男女共同参画社会基本法」及び「同基本計画」の改廃を求める請願

(請願趣旨)
 平成10年3月23日に開催された「男女共同参画社会基本法」(以下、基本法)の策定を審議する第4回検討小委員会の議事録から、委員による「ジェンダー」概念の強引な盛り込みが明らかになり、また、後日開催された第5回検討小委員会の議事録に至っては紛失したとのこと。このような一部の者によって作為された現行「基本法」及び「同基本計画」は、いまやその存在の正当性を失ったと言える。
 また、当該事案における、国会、地方議会、国政、地方自治での混乱は、拡大解釈、恣意的運用などを予め想定した「基本法」の根本的欠陥が原因であり、且つ日本人が持つ伝統的価値観にそぐわない「基本法」の偏向理念からくるものである。
 取分け、教育現場での恣意的運用、濫用は甚だしく、もはや男女差別の解消という策定趣旨からは限りなく遠くかけ離れたものとなり、偏向思想による教育から、国民、子供達を守ることが困難となってきた。
 よって、私たち青年会議所(JC)は、21世紀の子供達に対し、日本固有の伝統と文化の伝承、それに基づく礼節を備え得ることのできる教育を付与する責務があるとの立場から、「男女共同参画社会基本法」の廃止もしくは抜本的改正を含め、以下のことについて強く要望いたします。
(請願事項)
 1.「男女共同参画社会基本法」の廃止もしくは抜本的改正を行うこと。
 2.「男女共同参画基本計画」の廃止もしくは抜本的見直しを行うこと。
 3.以上等について、内閣総理大臣、衆議院議長、参議院議長、内閣府、総務省に意見書の提出を行って下さい。

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