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2005年12月12日 (月)

みかん

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 もう15年ほどになるかと思いますが、毎年12月初旬に知り合いのみかん園で仲間とみかん狩りをさせていただいています。今年は、先週の日曜日が雨になってしまったので昨日になりました。
 生家では私が小学生の頃にみかんの木がたくさん植えられました。父が「今に船で小松島港からカナダへ輸出する」と熱っぽく語っていた姿を今も覚えています。でも、輸出どころかオレンジの輸入自由化で父の夢は消え、みかんの木は切り倒されてしまいました。国がみかん栽培を奨励し、過剰と価格下落の中でオレンジ、果汁の自由化を行ったことにより損害を受けたので国家賠償をしろと求めた裁判もありましたが、「原告らの請求却下」の判決が出されています。
 「みかん」は私が子ども心に社会の仕組みに目を向ける一つのきっかけでした。

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