少子化を考える
午後、内閣府と徳島県の主催により、「少子化を考える国民の集い」が開催されました。白石真澄東洋大学経済学部助教授から「社会全体で子育て世代を応援しよう」とのテーマで基調講演を受けた後、保育園長、子育て支援のNPO代表らによるシンポジウムももたれました。
働き方の見直し、行政や地域の支援、男女共同参画など方策が話されていましたが、私は根本的には雇用の問題だと考えています。私の周りにも非正規雇用であるが故に結婚に踏み切れない人がいます。1995年、日経連の「新時代の日本的経営」で2000万人の雇用の流動化が打ち出され、どんどん正規から非正規労働者への置き換えが進行しました。「なぜ、子どもを産まないのか?」、出生動向基本調査を見ても一位は経済的理由です。「産めよ増やせよ」と一時金を支給するようなごまかしでは解決しません。
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