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2006年5月 3日 (水)

今年も活躍「憲法9条やじろべえ」

 今日5月3日は憲法記念日です。平和を願う多くの方達と憲法9条を守ろうとの声をあげた一日となりました。

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 まず、11時からJR徳島駅前で、人権平和運動センターのリレートークで「八の日・平和を守る女たちの会」を代表してアピールしました。

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 続いて12時からは、9条の会徳島の街角トークに参加。ビラ配り、署名活動も取り組みました。写真はラブピースの皆さん、懐かしいフォークソングで反戦の思いを訴えてくれました。

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 13時からは私も代表委員を務める反核・憲法フォーラム徳島の「憲法9条やじろべえ」。「日本国憲法9条」を「変える」か「変えない」かを問うもので、やじろべえの持つバケツのいずれかに飴玉で投票してもらいます。テレビ1社と3つの新聞社の取材もあり、にぎやかに楽しい取り組みとなりました。1時間の調査結果は「変える」が5人、「変えない」が156人でした。昨年が25人と113人でしたから、「9条変えるな」の声が大きく増えています。自民党の具体案が発表されるなどの動きに、多くの方がしっかり考えるようになったからでしょうか。「変えない」の重さを真剣に受け止めてもらえるよう小泉総理と衆参両議長には写真を添えて文書で申し入れをします。

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コメント

憲法週間を期に、改めて憲法の事、わたくしども住まう日本の事を
考えさせられ、非常に有意義な連休を過ごせました。
なにが何でも守りきる!どんな圧力にも屈せず、自分の意思を
最後まで貫き通そうと思いました。

投稿: masumi | 2006年5月 4日 (木) 22時46分

 軍備を増強している中国や、非理性的独裁国家の北朝鮮への抑止力は必要です。従って、侵略を阻止しうる何らかの手段が必要となるでしょう。自衛のための戦力が実効的なものにするためにも、憲法9条の改正が必要と考えます。
 戦力放棄で、戦争に巻き込まれないと考えるのは極めて愚かなことであり、現実認識を欠如した考え方と申せましょう。
 →警察力をなくせば、犯罪がゼロになると主張するのと同じくらい馬鹿げた考え方です。

投稿: 犬死にはしたくない。 | 2006年5月 4日 (木) 23時51分

護憲を訴えるのは自由ですが、
改憲派を「戦争賛美者」のように言うのは勘弁していただきたい。
私の知る限り、憲法改正の必要性を訴える人は
「戦争しないために抑止力を持つべき」という考え方ばかりです。

日本国憲法は、尊いものです。
しかし、一字一句、現在の姿である必要はありません。
時代の趨勢に合わせてバージョンアップするなんて、当たり前のことでしょう。
北朝鮮は核兵器による恫喝を日常的に行っていますし、
韓国は何かと言えば武力をちらつかせ、中国は軍拡。
抑止力の必要性を考える議論が生じたところで、なんの不思議もありません。

繰り返しますが、改憲すべきと考えている人を非難する真似はやめください。
改憲派も、反戦派なんですから。

ゆめゆめ、お間違いなきよう。

投稿: 一般市民 | 2006年5月 5日 (金) 00時05分

こういうやり方で、護憲が多かったという発表に、胡散臭さを感じます。

私は少し前まで護憲派でしたし基本的に反自民でしたが、最近は憲法改正に賛成です。

それは護憲派や平和を主張する人たちにこのような胡散臭いやり方や胡散臭い主張が多い事をネットで知るようになったからです。

大体護憲なら自衛隊も持つべきではないと言うのが本当でありますが、自衛隊を持っていても北朝鮮に拉致された人々は取り返す事ができず、こんなヒドイ国家にしてしまったのは、護憲を叫ぶ人たちの責任だと思っています。

時代は変わりました。左よりな教育は過去にはそれなりに役に立ったかもしれませんが、現在では弊害のほうが多いです。

護憲を叫ぶ人たちはまず、拉致被害者達を無事取り返し、中国の油田を撤去させ、竹島を日本に取り返してから主張してください。

そうでなければ、憲法改正派の人たちは誰も納得しないでしょう。

あと、一般市民さん、こういう左よりな主張をされる人たちは、レッテル貼りで考える事を停止させる方法を良く取ります。改正をするから戦争好きなんて主張自体が全くのでたらめだと思います。勿論右よりの人々もレッテル貼りが多いですが・・・

投稿: 胡散臭さを感じます | 2006年5月 5日 (金) 01時58分

あの~・・・
やじろべえにしたせいで傾き、物理的に賛成の方に入れ難くなってしまっている気がするのですが?

投稿: あの~・・・ | 2006年5月 5日 (金) 02時27分

全く意味のない印象操作です。
世論調査というものの典型的な悪用方法です。
世論調査を装った世論誘導です。
もし今回出た結果のように憲法改正反対派が圧倒的多数なら、みなさんは何のために動いてるのですか。
ほっといたって勝手に憲法改正は否決されるでしょ。

投稿: yamada | 2006年5月 5日 (金) 03時00分

改正反対を唱えてる横で反対か賛成を問うアンケートモドキには一体何の意味があるのでしょうかね・・

投稿: そもそも・・・ | 2006年5月 5日 (金) 03時34分

当日の様子を拝見致しました。
あのようなアンケートでは、素直に「憲法を護ろう」
という人がほとんどなのに、
いざ、ネットの世界に来ると、
富国強兵、国体護持の人が何と多いことでしょう!

敵の侵略から自身を守るには、軍事力の強化が必要
と主張する考えは、
テレビの戦隊モノ、ヒーローモノに熱狂する子ども程度の
メンタリティしか感じません。

もっと大人になって、もっと世の中の情勢を見て頂きたい、
と、切に願う次第です。

もっとも、改憲派の方も、護憲派に対して、
「もっと、情勢を見ろ」とおっしゃっておられますが、
「自分は正しい」
「他人は間違っているから、自分と同じ考えに改めろ」
という主張では、平和は自ずと遠のいていくことでしょう。

投稿: EKIBURA | 2006年5月 5日 (金) 14時02分

近所の街角では「護憲」なのに、ネットでは「改憲」が主流。不思議ですよね、なぜこんな現象が起こるのか。

理由が知りたいですか?

ひとつは、ネットでは護憲派の「思想背景」と「都合」がすでに知れ渡っていて、主張内容の不当性と虚偽性が徹底的に解明されているからです。社民党党首の発言などはその最たる例であって、各方面から、四方八方の視点によってメッタ切りにされている。衆院参院に議席を持つ政党の党首が、政治思想などカケラも持ち合わせていない普通の高校生にすら易々と論破される現状を、みんな知っているからですよ。

護憲派は、いつも自分自身の姿を鏡に映すことなく、改憲派を無意味に批判します。たとえば、こんな風に。これって、宛名を「護憲派の皆さん」に変えたほうが、むしろ意味が通りますよね。

>「他人は間違っているから、自分と同じ考えに改めろ」
という主張では、
>平和は自ずと遠のいていくことでしょう。

つまり、主張が拙い護憲派自身が悪いということになります。


もうひとつは、日常生活上では護憲派のフリをしていないと、いろいろと不利益を被る可能性があるからです。「メンタリティが子供程度」と罵られたり、「富国強兵論者」との烙印を捺されたりね。冷静に議論すれば難なく撃破できるのですが、護憲派の剣幕があまりにも強く、時に狂信的な態度を見せるため、身の危険を感じているわけですね。よって、本音がクチにできない。

昨年の夏、杉並区役所前で、「市民」が醜態を演じましたね。平和的な「市民」のはずなのに、なぜか思想団体のノボリが翻るわ、住民や通行人の迷惑を無視して拡声器で怒鳴るわ、おとなしい改憲派を恫喝して逮捕者が出るわ。

そりゃ、怖くて本音など言えませんよ。

投稿: 中道左派=一般市民 | 2006年5月 5日 (金) 15時52分

中立性ゼロの環境も笑えるけど、
やじろべえを晒してた時間がたった一時間なのも問題。
こんなの組織票でいくらでも操作できるじゃない。
自分の信じたいことしか信じない自称「良識派」の人は
自分のやってることが見えてないようで。

投稿: 小泉信者 | 2006年5月 5日 (金) 16時31分

>いざ、ネットの世界に来ると、
>富国強兵、国体護持の人が何と多いことでしょう!
インターネットのような、情報の発信者自身が
個人を特定した上での直接的反応にさらされにくい環境でしか物を言えない
臆病者、腰抜けが多いという事です。

>護憲派の剣幕があまりにも強く、時に狂信的な態度を見せため、
>身の危険を感じているわけですね。
>よって、本音がクチにできない。
ほら、自分の思想的立脚点をしめす上で、この程度の矜持しか持ち合わせていないのだと
御本人達がおっしゃっているでしょう(笑)
自分の主張を身体を張ってうったえる事も出来ない腰抜け共の遠吠えなど
案ずるに値せず、です。


>護憲を叫ぶ人たちはまず、拉致被害者達を無事取り返し、
>中国の油田を撤去させ、
>竹島を日本に取り返してから主張してください。
>そうでなければ、憲法改正派の人たちは
>誰も納得しないでしょう。
これらは、別に憲法が規定する防衛姿勢がもたらしている現状ではありません。
国益の保持のために求められる行動に対する
政府の意識の低さからくるものです。
指弾すべきは必要な措置を講じない政府であって、憲法ではありません。
憎悪を向ける相手を間違えているのではありませんか?

投稿: 護憲派 | 2006年5月 5日 (金) 21時17分

上の人が書いた文章って、悪意と憎悪が感じられますね。第三者の人が読んでも、こういう文章だと、離れていきますよ。

それから

>憎悪を向ける相手を間違えているのではありませんか?

何故憎悪を向けなければならないのですか?
問題を解決するのに憎悪でもって解決すると言う考えでは、憲法を改正しないほうが良いということになるんでしょうね。

私は憎悪でもっては、問題を解決する事はできないと思いますよ。それから相手を軽んじるような態度が見え隠れしていますが、そういう姿勢で問題が解決するとは思えませんね。

私ならちゃんと理性的に話し合って問題の理解を深め合うと言う姿勢で話し合います。その上でその人の信念でどちらがいいかと言う上で、相手が選んだ事に対しては一応の尊敬を払いますが、あとは民主的に決められた事に従いますね。

でもこういう書き込みをする人が平和を叫んでいるのって、ちょっと滑稽に感じますが・・・あっ勿論感じたんであって、バカにしたわけではないですけどね。

投稿: 胡散臭さを感じます | 2006年5月 5日 (金) 21時32分

 なにかややこしい議論になっているようなので、おじゃましました。こういう場所でのやりとりは過去にもいろいろ拝見してきましたが、最終的に意義ある結論が導き出せた例がなかったので、今回こそは!と、期待しつつ、みなさんいろいろ忙しいのですから、時間と労力を節約しながらほどほどに、という本音でしょうか。
 私も当日、投票の依頼をしていましたが、下記の事実があり、下記のようなことを感じましたので、参考までに。

★自分なりに感じた当日の光景
①マイクを持っていた人は「憲法を守りましょう!」とかは言わずに、「現在憲法改正論議が高まっていますが、皆さんはどのようにお考えですか?」という感じだった。②少し事情通の人ならともかく、主催団体が「護憲派」であると認識して投票している人はほとんどいなかった(単純に「変えた方がいいですか?変えない方がいいですか?」と聞かれて自分の気持ちに素直に投票していた人が多かった)。③変えないという結果が多かったが、「なぜ変えてはならないのか」を論理的に主張する人は少なく、「戦争はイヤじゃけん(阿波弁)」ということばを発しながら投票した人はある程度いた。④相対的に女性の投票者が多かった。それこそ学生からご年輩層まで幅広かった。男性は全般的に無愛想・無関心な人が多かった。
★感じたこと
①保守的なのか、今の日本に満足しているのかは定かでないが、改憲か護憲という選択ではなく、「今取り立てて憲法を変えるほどでも…」という気持ちの人が多かった気がする。ただ、「憲法9条が平和となんらかの形で関係している」という認識の人は多く、憲法9条=平和という図式で投票したのではないだろうか。
②最初の方はともかくとして、やじろべえが傾きだしてからは、確かに、「変える」方には投票しづらかった感は否めない。主催者側の組織票や誘導操作のようなことはいっさいなかったが(現に私もその他の主催者側の人たちも投票していない!)、とりあえず「多い方に入れとけば無難」という人も多かったような気がして、改憲・護憲いずれにしても、国民の多数が憲法論議を「長いものに巻かれる」という風潮でとらえるべきではないと感じた。

 みなさんの討論素材にと思いましたが、このブログで本格的に憲法議論をやっても、あまり多くの注目を得ないと思いますので(高開千代子さんゴメンなさい!)、くれぐれもほどほどに。
 しばらく見守ってますので。

投稿: 夢航路 | 2006年5月 6日 (土) 02時00分

>護憲派
そういうあなたも匿名のご様子ですが?w

>臆病者、腰抜けが多いという事です。

ええ、そうですねえ。憶病者ですよ。なにしろ、家族がいれば、友人もいますのでね。安全第一、政治思想のために身を投げるなどという行為はできませんね。責任を負う仕事があれば、楽しみたい趣味もありますし。

何かと忙しいんですよ、一般国民は。市民という名の「活動家」の方はどうか知りませんが。w

>臆病者、腰抜けが多いという事です。

で、あなたはどうなんです? 私たちは、身の危険を感じるわけですよ。あなたは感じないんですか?

感じないでしょうね。なんせ、あなた、「安全」ですもんね。w ここまで大っぴらに左翼思想を振りかざしているのに、なぜか、「右翼」の皆さんは妨害に来ませんもんね。組織的に動くあなたなら、いつも「お仲間」と一緒ですもんね。w

私たちは、昨年夏の杉並区役所前での捕物のニュースも知っていますしね。怖がって当然でしょ?w

投稿: 中道左派=一般市民 | 2006年5月16日 (火) 23時38分

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