年金はいらない人が制度決め
タイトルに書いた川柳は、先日発表された第19回第一生命サラリーマン川柳の第2位に選ばれた作品です。小泉総理が誕生したとき、多くの人が「少々の痛みは我慢しなければ」と言いました。でも、今、年金も介護も医療も税制も改悪につぐ改悪で、庶民は少々の痛みどころか激痛に気絶しそうなほどです。その痛みのもとである法律を「痛み」とは関係のない人たちが決めています。
昨日の衆議院厚生労働委員会では医療制度改革関連法案が強行採決され、今日の本会議で可決、参院に送られたようです。高齢者医療費の負担増、高齢者医療制度の新設などとんでもない内容です。お金の負担ももちろん大変ですが2011年度までに医療型療養病床約25万床を約15万床に削減し、介護療養型病床13万床を全廃するという決定には、お金を出してもいどころがなくなるという大きな不安があります。今、要介護5の母は医療も介護も必要だからこそ介護療養型でお世話になっています。母だけの問題でなく、今、そしてこれからも施設を必要とする人たちはいったいどこへ行けばいいのでしょうか。
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