「さんぱい」って参拝?
徳島市上八万町のしらさぎ台南東部の隣接地にある産業廃棄物最終処分場による環境汚染が注目を集めています。今日、現地近くの上八万コミュニティセンターにおいて、「園瀬川流域環境保全の会」の設立総会と記念講演会がもたれました。この産廃処分場には金属くずやコンクリートなどの安定5品目しか埋められないのに、別の物が混じっている可能性もあり、周辺の農地にまで大量に不法投棄されています。そのため、徳島県等に対して専門家による科学的な調査と流域住民が安心して住める対策を求めることを目的に結成されたものです。
記念講演の講師の一人である吉田みさをさんは「廃棄物問題ネット三重」の代表です。夫の転地療養先に選んだ風光明媚な団地で産廃問題に遭遇、裁判も含めて15年も闘い続けている方です。でも、この吉田さん、最初は「さんぱい」と聞いて、神社に参拝するのかと思ったほど何も知らないところから始めたということです。「いのちを守る」ためのひたむきな取り組みの報告に大きな力をいただきました。
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