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2006年7月 2日 (日)

ジャン・ユンカーマン監督が来県

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 「九条の会徳島」の主催による「映画と講演のつどい」が県教育会館でありました。第一部では「映画・日本国憲法」の上映、第二部では、その映画の監督ジャン・ユンカーマンさんが講演をされました。映画は前にも見ていたのでウンウンという感じでしたが、講演にはぐっと引き込まれてしまいました。
 どなたかの「戦争は終わったとたんに忘却が始まる」という言葉を引用されて、忘却に対して闘わなければ同じことをやり続ける。一番大事な謝罪は二度と繰り返さないことであり、九条の放棄とは謝罪の放棄である。九条を守っても自衛隊がすぐなくなったり、米軍基地がなくなるわけではない、でもこの運動をずっと続けていくことが日本の民主主義の復活につなかがるのでないかと述べられました。
 質疑の中で、私は、アメリカの国会に男女ともの徴兵制法案が民主党から提案されたことに関して、ベトナム戦争で徴兵制が廃止されたのにその復活が言われる背景やアメリカにおける世論はどうかと質問しました。監督は徴兵制には多分ならないだろうということと合わせて日本でも若者に国に対して誇りを持たせるために軍隊にとかの論調があるが、国に誇りに持てるためには外交や国際貢献が大事だと答えてくれました。

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» 「考えを一から見直し」…上映会アンケート(その1) [あなたには、この宝物がみえますか―憲法たんば(平和憲法を守る丹波地区連絡会)]
上映会参加者の皆さんに会場でアンケートをお願いしました。 このブログでも、アンケートに寄せていただいた皆さんの感想等を紹介していきたいと思います。 今回は、第1回目。 まず、丹波市在住の10才代の感想から。 ●自分はこれまで改憲派で9条改正は必要と思っていました。 でも、この映画を見て考えを一から見直し、平和について考えなくてはならんと思いました。 やっぱり9条は、日本が世界に誇れる法だと、もう一度感じることができました。 いま日本には13個師団がいますが、これを増強しての外交では... [続きを読む]

受信: 2006年7月 2日 (日) 23時10分

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