ジャン・ユンカーマン監督が来県
「九条の会徳島」の主催による「映画と講演のつどい」が県教育会館でありました。第一部では「映画・日本国憲法」の上映、第二部では、その映画の監督ジャン・ユンカーマンさんが講演をされました。映画は前にも見ていたのでウンウンという感じでしたが、講演にはぐっと引き込まれてしまいました。
どなたかの「戦争は終わったとたんに忘却が始まる」という言葉を引用されて、忘却に対して闘わなければ同じことをやり続ける。一番大事な謝罪は二度と繰り返さないことであり、九条の放棄とは謝罪の放棄である。九条を守っても自衛隊がすぐなくなったり、米軍基地がなくなるわけではない、でもこの運動をずっと続けていくことが日本の民主主義の復活につなかがるのでないかと述べられました。
質疑の中で、私は、アメリカの国会に男女ともの徴兵制法案が民主党から提案されたことに関して、ベトナム戦争で徴兵制が廃止されたのにその復活が言われる背景やアメリカにおける世論はどうかと質問しました。監督は徴兵制には多分ならないだろうということと合わせて日本でも若者に国に対して誇りを持たせるために軍隊にとかの論調があるが、国に誇りに持てるためには外交や国際貢献が大事だと答えてくれました。
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント