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2006年8月31日 (木)

アメリカがまたもや核実験

 アメリカは「核実験をやめよ」という多くの声を無視してネバダ州の地下核実験場で23回目の臨界前核実験を実施しました。国際社会がイランや朝鮮民主主義人民共和国の核開発問題の解決に向け外交努力を積み上げている中での実験強行は決して許されるものではありません。こうしたアメリカの姿勢は核兵器をなくすための中心的な国際合意であるNPT体制を崩壊させ、各国の軍拡競争を引き起こし新たな核の拡散を招きかねず、世界を緊迫させる行為です。
 怒りを込めて、ブッシュ大統領宛の抗議文をアメリカ大使館にFAXで送信しました。

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2006年8月29日 (火)

FM眉山でもアピール

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 この日曜日に第46回いのちとくらし・平和を守る女性集会を開催するので、その広報の一環として昨夕はFM眉山でアピールさせていただきました。今日の実行委員会には徳島新聞の記者が取材にきてくれました。
 今年は映画と講演です。2001年の9月11日は世界を大きく変えました。「テロに屈するな」の言葉でアフガン、イラクへの攻撃。そして、日本もテロ対策特別措置法、人道復興支援特別措置法が作られ、戦場(非戦闘地域ということのようですが)に自衛隊員が送り出されるようにまでなりました。さらに、そのたびごとの特別措置法でなく自衛隊派遣の恒久法も作られようとしています。
 911からの流れに安易に流されるままでいいのか、5年経った今、しっかり考え合う機会にしたいと思います。女性集会という名称ですが、男性の方の参加も歓迎です。

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2006年8月27日 (日)

格差社会と教育基本法「改正」

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 教育基本法改悪反対!徳島集会が県教組などによる実行委員会の主催でもたれました。講師の大内裕和さん(松山大学助教授)は、徳島でも何度か教育基本法「改正」問題について話をされています。今日は国会情勢、法案の問題点、現在の政治情勢との関係を説明し、最後に改悪阻止に向けて①問題点を知り、伝える②マスコミ、議員、政党への働きかけ③国会闘争の強化を訴えられました。とくに、今までどちらかと言えば愛国心に焦点があてられてきたが、親の年収や出身地域で教育の格差がどんどん広がり固定化していくという格差社会化が教育の中に持ち込まれる問題点をはっきり示していこうと提起されました。
 

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2006年8月22日 (火)

美空ひばり 平和をうたう

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 ここ数年、「一本の鉛筆があれば戦争はいやだと私は書く」と、美空ひばりさんが歌った「一本の鉛筆」にちなんでの「一本の鉛筆 夏の会」にお誘いいただき参加しています。
 先日の「週刊新社会」に、その「一本の鉛筆」をなぜひばりさんが歌ったのかを探った本のことが紹介されていたので、事務局の竹井敏行さんにお知らせしました。流石に竹井さん、すぐに出版社から取り寄せ読まれたとのこと。私もお借りして読んでみました。
 著者の小笠原和彦さんは、登山家の椎名一夫さんからひばりさんが反戦歌を歌ったことを聞き、信じられず調べ始めます。でも、彼女のことを書いた本はたくさんあるのにそのことに触れたものは殆どなく、古賀政男、川田晴久、竹中労と誰が歌わせたのかをたどっていきます。そして、最後には意外な人物に到達します。
 あとがきで著者は10年前に書かれた本が今年日の目を見たことについて、「・・・世の中がきな臭くなってきたからだ。・・・・戦争を二度と繰り返してはならない。還暦を迎えた私のささやかなメッセージである」と書いています。

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2006年8月16日 (水)

翼の夏休み日記その2

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 14日、第十堰に行きました。残念ながら翼の網に入るおさかなはいませんでした。
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 15日、昼は徳島駅前でのビラ配りのお手伝い。その後、美郷へ墓参りに行き、夜はまたまた阿波踊り。にわか連で踊ったあとは、カメラマンになって盛んにシャッターを押していました。
 そして、今日16日、パパが迎えに来て元気に帰っていきました。

 身軽になった今夜は、健康科学総合センターでのSOHO交流セミナーに参加しました。講師は(有)アン・モデルエージェントの青江文(あおえあや)代表取締役社長。時代祭で小野小町に選ばれたことがきっかけでモデルになり、その後23歳で徳島にモデル事務所を開設、それから17年、エキストラを含めれば200人ほどになるというところまで広げてきた様子や気持ちを話されました。やはり、一つのことに賭けている人の話は分野は違っても教わるところが多いものです。
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2006年8月14日 (月)

翼の夏休み日記

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 孫の翼が夏休みなので遊びに来ています。
 8月9日、徳島駅前でビラ配り、10日の徳島新聞に写真が載りました。
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 12日、阿波踊り期間中恒例の「吉野川ひがた案内」(よしのがわひがたファンクラブなどの主催)に参加。干潟は3度目の翼。いろんな種類のカニに大喜び。やっと、自分でつかまえることができるようになりました。
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 夜は、阿波踊り。にわか連に飛び込んでいきました。
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 13日、上勝町の「マグノリア」に行く途中で魚やおたまじゃくしに遊んでもらいました。
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 「マグノリア」での大村和生さんの野外コンサートには50人以上の家族連れが参加していました。
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 憲法9条を意味する「9」に並べた竹筒には平和への思いを込めてろうそくが灯されました。

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2006年8月11日 (金)

「平和って退屈ですか」

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 元四国放送プロデューサーで、今、沖縄県に在住して平和ガイドをされている大島和典さんが徳島大学総合科学部の饗場和彦助教授らの呼びかけにより、同大学で講演をされました。テーマは、「平和って退屈ですか いま 『辺野古・沖縄・日本は!』ー平和ガイドにこそ見える沖縄・日本の平和ー」。
 お話は、①平和ガイドから見えてくるもの②辺野古から見えてくるもの③沖縄から見えてくるもの④沖縄の闘いを支える意味を柱に進められ、特に2年間に延べ5万人が座り込んだ辺野古の闘いは45分のビデオに編集され、沖縄の人々の思いを悲しいほどに伝えていました。大島さんは、最後に、まず「知ること」、それを「知らせること」、そして「行動すること」の大切さを訴えられました。
 当初、主催者は、参加予定者を30人程度と考えていたようで用意されていた部屋は机を出して椅子を詰めたもののそれでも入りきれず、急遽100人ほどの部屋に移動、それでもぎっしりという状態でした。お盆前の忙しい時期なのに、決して「平和が退屈でない」証明だと感じました。

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2006年8月10日 (木)

8月9日

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 昨日の長崎平和祈念式典で伊藤一長市長は平和宣言の冒頭「人間は、いったい何をしているのか」と訴え、一向に核軍縮が進まない世界情勢に怒りを示しました。
 反核・憲法フォーラム徳島は、夕方、JR徳島駅前で反核・反戦を訴える街頭キャンペーンに取り組みました。昨日の徳島市は、最高気温が36.8度にまでのぼり、夕方と言っても汗だらだら状態でマイクを握り、ビラ配りをしました。今朝、事務所の留守番電話には「暑い中、お疲れ様でした。きっと地道な行動が実を結ぶ日がきます」と女性の声で入っていました。タクシーの運転手さんも、「このところ毎日駅前で行動しよるなあ」と言ってくれました。見てくれている人もいるんだと、ますますパワーアップしています。

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2006年8月 8日 (火)

反核・平和の日リレー

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 今日は立秋ですが、8時頃には3すでに0度を超え、徳島は今日で14日連続の真夏日となりました。そんな中、朝は「八の日行動」に参加、夕方は「反核・平和の火リレー」の駅前集会で挨拶させていただきました。広島市の平和記念公園の「原爆の火」をトーチにともして、平和を訴えて県内を走る平和の火リレーは今年で19回を数えます。今年は、7~9日の3日間、延べ約700人が参加する取り組みとなっています。
 若い人たちに平和運動を引き継ぐのが難しいと言われる中で、この行動が毎年若い世代にバトンタッチされていくのは心強い限りです。

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2006年8月 6日 (日)

国民保護計画って?

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 毎年、広島原爆忌には反核・憲法フォーラム徳島の活動として、核廃絶を訴える街頭宣伝を行っていますが、今年は、少し角度を変えて国民保護計画に関するシール投票に取り組みました。国民保護法ができ、それに基づいて徳島県国民保護計画も作られています。しかし、そうした有事体制が着々と整備されていることを多くの方は知りません。そこで、参加してもらうことで考えるきっかけにしてもらおうとクイズ形式でのシール投票を企画してみました。国民保護計画(関連法なども含めて)に書かれていると思えば○、書かれていないと思えば×を。①この計画は、武力攻撃事態の時の対応を決めたものであり、平時は関係ない。②インド洋で、アメリカの空母に給油中の日本の給油艦が攻撃された。これは「武力攻撃事態=有事」と認定される③核兵器への対応として「避難に当たっては風下を避け、手袋、帽子、雨がっぱ等を着用し、口及び鼻をタオル等で保護する」ことが書かれている。
投票に協力してくれたのが1時間で49人、回答は①○24、×25②○40、×7③○27、×20でした。ちなみに正解は①×②○③○です。

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 その後、これも恒例の「一本の鉛筆夏の会」に参加しました。写真は、第一部の最後にみんなで「一本の鉛筆」を合唱しているところです。

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2006年8月 3日 (木)

ポスター・標語で見る女性史

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 NPO法人とくしま男女共同参画「アドバンス」の主催で、「女性の歴史っておもしろい」という連続講座が開催されています。今日のテーマは「婦人(女性)週間・均等法ポスターから戦後の女性を読み解く」でした。
 婦人週間は、1946年4月10日に女性が初めて参政権を行使したことを記念して決められたもので、毎年、労働省を中心にこの期間にポスターの掲出と合わせて講演会なども企画されてきました。今日は、代表理事の諏訪公子さんから1949年(昭和24年)の第1回から今年までの標語とポスター、同時に1986年からの機会均等月間の標語、さらには徳島県女性協議会が22回開催してきた「女と男の共生セミナー」のテーマの変遷を通じて、戦後の女性史が説明されました。
 写真は、左が第1回目のポスターで、赤ん坊を背負った女性は鎌を握っています。右は1975年(国際婦人年)のものです。私が徳島地方貯金局に就職したのが1973年、少しずつ社会の仕組みなど勉強し、活動を始めたのがこの1975年でした。私の女性運動は、この国際婦人年、そして国連婦人の10年の運動と軌を一にしてきました。戦後61年の歴史のうち、半分の年月、私も関わってきたことを実感しました。

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2006年8月 2日 (水)

もうすぐ阿波踊り

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藍場浜公園横を通りかかったら炎暑の中、演舞場の桟敷づくりが進んでいました。阿波踊り本番(8月12日~15日)が目の前に近づいているのを感じます。今年は、さだまさしさんの小説「眉山」が映画化され、そのロケが今月16日から始まるので、観光客が多いかもしれません。
 
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 阿波踊りの本質を表現したと言われる岸風三楼の「手をあげて足をはこべば阿波踊」の句碑が横に立っていました。「踊る阿呆に見る阿呆」とも言われますが、私は毎年、街へ見にもいかずにテレビで見て評論家をしています。
  

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