自治もへちまもあったものではない
徳島自治体問題研究所による「いま、改めて地方自治を考えるー平成地方自治改革の軌跡と展望」と題する加茂利男さん(大阪市立大学大学院教授)の講演会がありました。第27次・28次地方制度調査会の答申について詳しく説明されましたが、とくに印象に残ったのは道州制のことです。今、日本で言われている道州制は10~11にまとめようとしている、平均人口は1200万人となる。連邦制のアメリカでも州の平均人口は580万人、ドイツで520万人、単一国家制のイタリアやフランスの州では300万人以下。これらを見たとき、日本の1200万人という数字が桁外れであると述べられました。レジメには「自治も糸瓜もあったものではない」と書かれており、いかにとんでもないものかということがわかります。
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コメント
いま、都道府県が自治を行っているか?というとそうでもない。
あっさり米国のような連邦制にできないものか。
州を独立国にする。
おのおの憲法を持つ。
天皇のいない国、いる国、軍隊のある国、無い国。
将来は独立させて別個に国連に加入。
移住します私は。一番住みやすい国に。
投稿: furuido | 2006年9月11日 (月) 13時16分