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2006年10月31日 (火)

山川菊栄からのメッセージ

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 労働大学から最新刊の「自由に考え、自由に学ぶ 山川菊栄の生涯」が送られてきました。著者は私の敬愛する鈴木裕子さん(写真は今年3月にお会いした時のもの)です。一気に読了とまではいっておりませんが、山川菊栄研究の第一人者である鈴木さんの筆の冴えは流石です。
 「菊栄がめざした社会は一口にいうと自由で平和で差別のない社会であったと思います。そのために菊栄は若いときから、女性解放運動と労働者解放運動の結合をめざし、性的抑圧、階級的抑圧を撤廃し、差別のない社会づくりに精力をそそぎました。また日本植民地下にあって苛酷な差別と搾取を受けている、朝鮮・台湾や、日本はじめ欧米列強の侵略で苦しんでいる中国などの人びととの連帯の道をさぐり、まず日本民衆の民族的偏見の除去に努めました。」(おわりに より)
 山川菊栄からのメッセージを今こそ私達は真剣に受け止めねばならないと思います。お奨めの一冊です。

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2006年10月26日 (木)

ごめんなさい

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 あるところで、橋の下を見るとたくさんの魚がひしめき合って跳ねていました。誰かが捨てたのかと思って通りかかった方に聞くと、小川の水が無くなってきて最後の水たまりにみんな集まってきていたのが、いよいよ干上がってしまったのだということでした。
 どうすることもできず立ち去ったのですが、何か方法があったのではと悔やまれてなりません。

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2006年10月24日 (火)

徳島地区労定期大会

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 第20回徳島地区労定期大会にご招待いただきました。私は、徳島地区労でわずか2年ですが事務局長を務めた経験があります。丁度10周年の記念冊子を発行する年だったので10年間の議案書に目を通し、その活動をまとめる作業にあたりました。それまで全逓や総評の婦人部・女性部活動しか知らなかった私にとってはありがたい機会でした。その私の後、事務局長をされ、続いて7年間会長職を担われた北原さんが今日の大会で任を退かれました。
 ご労苦に感謝し、記念写真を撮らせていただきました。地区労会長としてのお仕事はなくなっても、平和や人権を守る活動ではずっとご一緒させていただきたいと思っています。

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2006年10月22日 (日)

労組大会のシーズン

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 多くの労働組合が9月から11月ごろに定期大会を開催します。毎年、この時期には来賓としてお招きいただく機会が多くなります。昨日は農協労連の33回大会。農業再建、農協革新を訴える春田洋委員長です。

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 今日は全港湾労組徳島支部の第32回定期大会。長尾伸夫委員長は、安倍政権の誕生、今年5月から日本の港湾が全て規制緩和されたことなどについて触れ、闘う決意を述べられました。
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 来賓挨拶の最後に立った全港湾中央本部元木末一委員長は、能代運輸の新規参入阻止の闘いに勝利した経過を報告されました。流石に闘う全港湾です。

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2006年10月17日 (火)

松島正君を救う会の記者会見

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 徳島県庁で「松島正君を救う会」として、マスコミ各社の皆さんに説明とお願いの会見をもちました。
 私自身、松島さんのことがあるまで臓器移植については殆ど知識がありませんでした。彼が徳島大学の吉住先生の所に行くのに同行したことをきっかけに、おかげでいろいろ勉強ができました。海外にまで行かなければ、そのために何千万円ものお金がなければ手術が受けられないしくみも理解できました。国の課題、都道府県でもできること、しなければならないことも見えてきました。
 6000万円を集めきることと同時に、それらの課題にも取り組んでいかなければならないと思っています。

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2006年10月16日 (月)

世界食料デー

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 今日は、世界食料デーです。1945年10月16日に国連食糧農業機関(FAO)が誕生したことに由来し、1979年のFAO総会において1981年から毎年この日を世界食料デーにすることを制定したものです。世界の人々に広く食料の重要性を知ってもらい、飢餓や貧困、栄養不足のない世界にしていくために、国際的な協力をより一層推進していこうという日です。夕方、JR徳島駅前において、農協労連の主催により街頭行動が行われ(写真は春田洋委員長)、新米2合の袋詰めとチラシを一緒に配布しました。私は3番目にマイクを握りましたが、その時にはすでにお米は残っていませんでした。
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 その後、場所を移して、徳島県農政クラブ事務局長の井沢忠藏さんから「世界の食糧事情と自給率向上を考える」とのテーマで記念講演を受けました。
 日本の食料自給率は、カロリーベースで40%、いわゆる先進国の中では極端に低い数値です。農地を荒らし、たくさんの食料を世界中から輸入していることが、8億人もの飢えに苦しむ人(その多くが子ども)を作り出すのにつながっていることを1人でも多くの方に考えて欲しいと痛感しました。

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2006年10月15日 (日)

松島正君を救う会

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 友人、同僚、闘病仲間、近所の方、親戚もと100人以上の方に集まっていただき、正式に松島正君を救う会の結成総会がもたれました。記念講演では、徳島大学医学部の吉住先生から臓器移植医療の現状と松島さんの病状をお話いただきました。「今、手術を受ければ生きられる」との言葉に、6000万円を集めきり、彼の生命を守りたいとみんなで思いを固めあいました。同時に臓器提供意思表示カードについても一人ひとりの課題として受け止めたと感じました。
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 総会後、JR徳島駅前に場所を移して第1回目の街頭募金に取り組みました。最初は、みんなの呼びかける声が小さく立ち止まる人も少なかったのですが、だんだんとお願いする声が大きくなるにしたがってビラを受け取ってくれる人、募金してくれる人が増え、わずか1時間余でしたが、69,579円寄せていただきました。
 なお、松島正君を救う会のホームページも動き初めています。連絡先、送金先はそちらでご確認ください。

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2006年10月13日 (金)

6000万円集め始めました

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 鴨島郵便局に勤務する松島正さん(43歳)が肝臓癌のため肝臓移植をするしか助かる道はないと診断されました。 今日の徳島新聞で報じられていますが、生体肝移植をするには提供者が本人の6親等までか3親等までの配偶者、あるいは配偶者の3親等までという制限があります。彼の場合、独身で両親はすでに他界、弟はB型肝炎のキャリアで対象外。国内で脳死移植を待っていたのでは10年以上もかかるという現状で、アメリカでの移植手術を決意しました。
 とは言え、現地病院へのデポジットに約5000万円、渡航費、滞在費などを合わせると6000万円という大金はとても個人で工面できるものではありません。そこで、高校時代の同級生や彼の趣味である釣りの仲間、職場の同僚などが募金活動を始めることとなり、私も友人の1人として活動に関わっています。
 15日には、石井町公民館石井分館において、「松島正君を救う会」の正式な結成総会をもち、徳島大学の外科の医師から、日本における臓器移植の現状について記念講演を受けることになっています。その後、早速、JR徳島駅前において街頭募金活動に取り組みます。私自身のことでいつも皆さんに無理をお願いしているので心苦しいのですが、どうかご協力をお願いします。次回報告では会のホームページや送金口座をお知らせできる予定です。
 写真は松島さんと代表の板東邦明さんです。


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2006年10月12日 (木)

それっ いいっすね!

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 朝のプラスター立ちの時、男子高校生が「それっ いいっすね!がんばってください」と声をかけてくれました。プラスターには「好き!憲法第9条 平和な世界」と書いてあります。自転車で学校に向かう彼の背中に大きな声で「ありがとう、いってらっしゃい」と叫びました。10月中旬とは思えないほど暑い一日でしたが、おかげで元気一杯の行動ができました。
 夜は後援会のリーフを見たという男性から応援メールをいただきました。これまた、おかげで顔も心もほころびました。
 今日の写真は、文章とは何の関係もなく中秋の名月です。

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2006年10月 7日 (土)

平和の共同候補を

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 2ヶ月後に迫った沖縄県知事選に野党の統一候補として糸数慶子さんが立候補することが決まりました。何人もの名前が浮上し、一時は一本化は難しいのではないかと感じる時もありましたが、5ヶ月に及ぶ紆余曲折を経て糸数さんに決定しました。写真は今年3月の新社会党大会で来賓挨拶をされている糸数さんです。沖縄では、米軍再編に伴う新基地建設に反対する県民の思いの強さが、分裂選挙で大敗した4年前の轍を踏ませなかったと思います。新憲法制定を掲げて安倍政権が発足したにもかかわらず、来夏の参議院選に護憲を主張する政党がばらばらに候補者を立てるとするならば、私達の平和への思いが沖縄県民ほど強くない証と言えるのではないでしょうか。10月22日には、平和の共同候補を求める連絡会第2回全国交流会が開催されるようですが、何とか展望を切り開いて欲しいものです。
 11月3日の「九条の会徳島第2回総会」で今年もオープニングの朗読をすることになり、昨日は何を読むかの相談をしました。各自が読みたいものを持ち寄ることになっていたので、憲法に関連する書物を集中的に読んだこともあり、よりその思いを強くしているところです。

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2006年10月 2日 (月)

お月見会のご案内

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 昨年は9月19日に行われたととろの里・どんぐり家のお月見、今年は今月7日(土)に催すとのご案内をいただきました。私は、所要のため行けませんが田舎や山が好きな方は是非ご参加ください。
 場所は吉野川市美郷木屋浦47、美郷の東山小学校跡からどんどん山道を登っていった所です。今年も三味線・お琴の演奏があり、お食事代は芋煮会、1000円です。宿泊も1000円で可だそうです。締め切りは明日3日ですが、一応連絡先を書いておきます。090-1000-0160どんぐり家です。

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