白菜と大根1万トン廃棄
訪問した農家で白菜、大根、水菜をたくさんいただきました。私は家が農家だったので、小学生のころまで食卓に並ぶのは家で作っているものばかりでした。夏は胡瓜と茄子ばかり、冬は大根の炊いたものばかり、魚は天秤棒で担いで家ごとに売りにくる魚屋さんが回って来た時だけ、肉は祖母が飼っていた鶏が卵を産まなくなった時と母方の父がイノシシ猟のお裾分けを持って来てくれる時と決まっていました。だから、肉や魚はずっとごちそうだったのですが、最近はどうも野菜の方が美味しくて仕方がありません。これを年のせいと言うのかもしれません。
その美味しい白菜と大根が豊作に加えて暖かいために鍋物の需要が低迷し値崩れしたということで緊急需要調整(産地廃棄)の実施となったようです。白菜と大根合わせて1万トン以上がトラクターでつぶされるそうです。先日、韓国でこのしろの養殖業者が値崩れに抗議して軽トラックの荷台にこのしろを積みシャベルで道路にばらまいている映像が流れていました。いずれももったいない話です。
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