空襲体験を中学生は真剣に受けとめた
徳島大空襲の惨劇を水彩画で描き続けている山中夫佐子さんは、「第7回徳島大空襲を語るつどい」で語りべをしたことをきっかけに様々な場で戦時体験を語っています。新聞やラジオ、テレビにも何度も登場していますが、いつもその窓口を私がしている関係上、今日は八万中学校での平和学習に同行しました。
山中さんは230人ほどの2年生を前に「皆さんは平和ってどういうことだと思いますか?」と語りかけた後、「皆さんと同じ年頃に経験したことです」と自らの体験を約1時間話しました。最後にスライドで水彩画32枚を説明しながら見てもらいました。暑い中でしたが、みんなが真剣に聞き入ってくれたのに感動してしまいました。
さらに、今日はNHKのテレビ取材もあったのですが、講演後のインタビューへの答にまたまた感動。どの子もしっかりと話や絵に対して感想を述べるのに驚きましたが、とくに「戦争とは今まで人が死ぬことだと思っていたけど生き残った人たちもつらい思いをしているのがわかった。友達がなくなったりとか。」との言葉でした。今日は本当に勉強になりました。
ちなみに、今日の様子や追加取材分も入れて、7月4日、ニュースとくしま610(18:10~19:00)で放送されますので、第10回徳島大空襲に残念ながら参加できないという方は、ぜひNHKをご覧ください。
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