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2007年9月30日 (日)

ストレス社会を生き抜くために

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 第27回まなぶ四国ブロック女性講座が高知県安芸郡の「芸西村の家」で開催されました。昨日は、高知市の近森病院ストレスケア病棟看護師長の武田直子さんから「現代社会を人間らしく生きるために~うつ・・・脳と心のとらえ方」という講演を受けて意見交換を行いました。
 武田さんは、心はどこにあるか、人間の特性は「社会的存在」であるということを導入に、「うつ」などの精神疾患が増えていること、その要因を述べ、個人的な努力だけではだめであり社会的解決を考えなければいけないと訴えました。いつもと違った切り口から今の社会を考え、どう仲間と関わるか興味深いお話でした。
 今日は、職場や生活の中でのぶつかり等について分散会で議論し、活動の突き合わせや今後の課題について話し合いました。また、昨夜は近況報告から、歌有り、踊り有りで遅くまで楽しい交流となりました。
 来年は徳島開催です。新しい仲間の参加を今から考えて行きたいと思いながら帰ってきました。

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2007年9月25日 (火)

夏休みの絵日記みたいですが

 子どもの頃からお尻に火がつかないとできない私は夏休みの宿題も最終日に必死で仕上げていました。絵日記もまとめて書くのですが、同じ日に書いたことがばれないようにと鉛筆を換えていたのを覚えています。今日は、どうもその夏休みの絵日記のようです。
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 20日、満月には日がありましたが、丈六団地の皆さんとのお月見会。今年はお彼岸が来ても暑かったので、会場を飾るススキを手に入れるのに苦労してくださったと聞きました。ちなみにステージの「敬老会」の看板は前の催しのが残っていただけです。
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 21日、東みよし町職員労働組合連合会第3回定期大会にお招きいただきました。吉村委員長は合併以降の様々な課題を抱えての大会であり十分な議論をし労働条件を守っていく闘いの構築をはかろうと挨拶されました。
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 22日、「フレアとくしま100講座企画委託事業」の一つとして、開設10周年を迎えたウィメンズカウンセリング徳島が「DVのない街づくりシンポジウム」を開催しました。昨年末の吉野川市DV殺人は接近禁止命令を受けた夫が別居中の妻の居所を探偵に突き止めさせ殺害した事件であり、DV被害者や支援活動に関わっている人達に大きな衝撃を与えました。この日は、同志社大学教授で県男女共同参画会議会長の中山まき子さん、徳島弁護士会の上地大三郎さん、NPO法人・全国女性シェルターネット事務局長の遠藤智子さんをシンポジストに、お茶の水女子大学客員教授の河野貴代美さんをコメンテーターに迎え、河野和代代表がコーディネーターを担当。事件の検証を交え、日本だけでなく諸外国の先進的取り組みの報告もあり、重い課題ながら方向性がはっきり見えた会でした。
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 23日、美馬市で第23回まなぶ県読者大会。講演は国鉄闘争団四国常駐オルグの中野勇人さん。国鉄闘争から新自由主義に反撃を」というテーマで、20年を超える国鉄闘争の経過と自分自身の思い、今の社会情勢の分析、さらにどう反撃していくかみっちり話してくれました。お昼はバーベキュー交流、参加者の才能が景品というビンゴ大会もあり、若い皆さんと楽しく交流できました。

 24日、写真はありませんが、新社会党県本部の財政委員会・機関紙委員会、さらに9条ネット四国ブロック幹事会にも遅れて出席。世間は3連休と言うのに、掃除一つせずに過ぎてしまいました。


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2007年9月18日 (火)

北原さんを励ます集い

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 「北原光晴さんの労をねぎらい励ます集い」が昨夜開催され、所属する徳島市交通労働組合の活動にとどまらず徳島県交運労協議長などを務めてこられたご活躍を示すように150人ものご出席がありました。私の後任の徳島地区労事務局長、その後、会長となり県都地区労として県内地区労の牽引役となって活躍してこられたお姿をいつも拝見してきたので、ご本人からの謝辞は本当に心に沁みました。
 これからも立場は違っても働く人たちの幸せを考えてご奮闘いただけるものと思います。

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2007年9月16日 (日)

奇遇

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 昨日から、松山市でのアイ女性会議中四国ブロック会議に行っていました。中央本部の高木睦子事務局長の問題提起を受けた後、各県本部の活動交流とともに会員とアイ女のしんぶんの拡大についてじっくり議論しました。例によって、松山まで行きながら会議出席だけで道後の湯にも入らず帰ってきたのですが、それはいつものことです。
 奇遇というのは、その会議の場に愛媛県本部の会員である大西さんという方が途中参加されました。彼女は線維筋痛症という病気に罹病しているのですが、その病気は難病に認定されていないどころか治療に保険適用がなされないなどの不条理があるのでその解消を求めるNPO法人線維筋痛症友の会が取り組んでいる署名活動の要請に来られたのです。何とその彼女が、徳島から一緒に行った高橋県本部議長の従姉妹だったのです。高橋さんは同郷の従姉妹が愛媛県で会員になっていたことも知らず、また昨年彼女に会った時は元気だったのにと大変な驚きようでした。思いもかけないつながりに女性たちのネットワークの強さを知った出会いでした。

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2007年9月14日 (金)

「家政婦」を見た

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 女優の市原悦子さんが、昨夜の徳島革新懇の「平和と文化の夕べ」に来県しました。「家政婦は見た」などの卓越した演技で有名な市原さんの生のお話と朗読は、本当に感動的でした。幼い頃の食糧難の体験を語り、「世界中から餓えと戦争をなくしたい」と切々と訴えた後、「ちいちゃんのかげおくり」と「凧になったお母さん」の2編を朗読しましたが、その情感こもった読みには凄まじささえ感じました。

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2007年9月11日 (火)

上板町議選

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 板野郡上板町議選の告示日、青山紘一さんの出発式に行ってきました。昨年4月の補選で、27票差で議席を得て以降、まじめに活動を続けてこられた青山さんの再選を願ってご挨拶させていただきました。残暑厳しい中での選挙戦ですが、何としても勝利し、町民のためにますますご活躍いただきたいと思います。

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2007年9月 6日 (木)

防災講座

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 昨日はお見舞いのはしご、今日はお葬式と、気の重いことばかりでしたが、午後は男女共同参画アドバンスの主催する「被害を減らすための知っとく講座」で元気をもらって帰りました。
 講師の小野綾子さんは、全国で唯一防災を専門的に学ぶ兵庫県立舞子高校環境防災科を卒業後、現在徳島大学総合科学部2年に在籍し、徳島市災害ボランティアグループ「徳島の風」代表等を務め防災の必要性・命の大切さを伝える活動をされています。小学校1年生の時に阪神大震災に遭った彼女が、その体験と教訓を生かしていきたいと進路を決め、活動をし、多くの人の前で話す姿は、とても20歳とは思えないものでした。
 小野さんは、災害を防ぐことはできないが、被害を防ぐことはできると述べましたが、おりしも今夜、台風9号が東日本に上陸するようです。被害の少ないことを願うばかりです。

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2007年9月 2日 (日)

いのちとくらし・平和を守る女性集会

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 第47回いのちとくらし・平和を守る女性集会、夏休み最後の日曜日(もう夏休みではないのかも?)にもかかわらず、約100人の参加者を得て開催できました。
 まず、朗読サークルアクティブの天満スマ子さんによる「お母さんの木」(大川悦生作)の朗読でオープニング。戦死した息子たちに「日本中のお父さんやお母さんが反対しなかったのがいけなかった」と語りかける場面では涙を押さえる人の姿もありました。
 そして、メインの講演は、女性史研究者の鈴木裕子さんに「『慰安婦』問題-何が問題なのか、今こそ解決を!」というテーマでお話いただきました。1995年、戦後50年の年に鈴木さんに戦後責任をテーマに語っていただいたのが昨日のことのように記憶にあります。今年は、7月30日にアメリカの下院で「慰安婦」問題の決議が可決されたことを導入に、「慰安婦」問題が提起されてから17年間の動きに重点をおいて説明され、最後に「慰安婦」問題解決は、女性の人権・尊厳回復運動であり、平和創造運動であると結ばれました。
 その後の、会場との意見交換もたくさんの質問が出され、時間不足の感をいだきつつ、「一人ひとりが、命を守りたい、戦争反対、くらしを守れの声を出しましょう」とのアピールを採択して閉会しました。

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