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2007年11月29日 (木)

千、四十七士 義士伝

 「20年の節目、総力をあげた闘いで勝利を! 『JR採用差別』全面解決を迫る11.30全国大集会」成功に向けて、11.28国鉄闘争勝利!徳島連鎖集会が三好市池田町で開催されました。オープニングでは、講談師の神田香織さんが熱演する「千、四十七士国鉄労働者(ぽっぽや)義士伝」のビデオ上映。
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 二部の講演は「人らしく生きよう」の著者である佐久間忠夫さんが「労働運動・・・我が人生」と題して、1931年に横浜で誕生、戦争を体験し、国鉄で働き、国労組合員として闘い、定年間際の国鉄分割民営化時に解雇され、それから20年戦い続けてきた体験を語られました。
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 最後には、11.30全国集会への参加者紹介と全員の決意表明がありました。

 今夜は、徳島市で一日も早い国鉄闘争の全面解決への思いを込めて、佐久間さんと四国常駐オルグの中野勇人さんを囲んで交流会をもちます。

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2007年11月26日 (月)

電飾3万個のツリー

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 昨夜、阿波市での会議を終えて県道鳴門・池田線を徳島市へ車を走っていると、ライトアップされた巨大ツリーが目に入りました。3万個の発光ダイオードや電球で装飾しているそうで、鮮やかな光にたくさんの親子連れが寒い中訪れていました。午前中は阿波市の吉野川対岸に位置する吉野川市山川町での会議に行き、一度、徳島市まで帰って再度の往復で少し疲れ気味でしたが、ちょっと癒されたひとときでした。
 はや、11月も最終週、そろそろあちこちからカレンダーをいただくようになり、もう今年も残りわずかとせき立てられるような思いです。

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2007年11月24日 (土)

法律家から見たDV

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 フレアとくしま100講座企画委託事業の一つとして、男女共同参画リーダー連絡会主催の講演「法律家から見たDVの現状と問題点~女性の人権を守るには~」とワークショップがありました。
 講師は横山ノック知事セクハラ訴訟やアイフル・セクハラ訴訟などに関わった大阪の乗井弥生弁護士。DV防止法制定にいたる背景から、弁護士として関わってきたさまざまなDVの実態、2度の改正を経た法の中身など、具体的にわかりやすく話してくれました。2001年にDV防止法ができた時、こんな法律で役に立つのかという気持ちがあったが、法律ができるとまず行政が変わる、警察も変わる、そして市民の意識が変わってくることを実感してきたことも成る程と聞きました。
 講演を受けての「女性や子どもが安心して暮らせる社会を築くためにどうすればよいか」をテーマとしたワークショップでは、子どもの時からの教育、暴力を許さない地域の目、行政の予算措置など多くの意見が出され、講演とは違う気づきもたくさんありました。

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2007年11月23日 (金)

反省は情状になりうるか

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 昨日、吉野川市DV殺人の控訴審が高松高裁で行われました。一審では、妻を殺害したことに反省の言葉もなく、妻を支援した人たちへの恨みを述べ検察官にも食ってかかっていた被告は、無期懲役の判決に対して、「DV法のおかしいところをきちんと述べるために控訴する」と言っていました。ところが、控訴審では打って変わった態度で「反省している、妻を支援した人たちへの恨みも消えた」としおらしく別人のようでした。弁護士は真に反省していることなどを挙げて情状を求め、検察は情状とは動機などについて考慮するものであり控訴審継続後に反省の姿勢を見せても無期を有期にするものでないと述べました。
 写真は記事とは全く関係ないのですが、気の重さをまぎらせたいと思って華やかなバラを入れました。

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2007年11月21日 (水)

アイラトビカズラの豆

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 7月2日に、アイラトビカズラに実がつけたことを書きました。その後、新聞やテレビでも報道されて、専門家の間では話題になっていたようです。そのトビカズラを育てている遠藤憲佑さんから実を収穫した時の写真が届いたのでご紹介します。
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 サヤが265本。大きな豆です。
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 そして、来年の花芽がもう準備をしています。

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2007年11月19日 (月)

若い二人に乾杯!!

 「月曜の声」で今秋初めてのセーターとコートを着ました。11月も下旬ですから寒いのも当たり前ですが、今まで暖かかっただけに身にしみました。いつも声をかけてくれる方から、「背中が寒そうに震えよるでよ」と言われてしまいました。
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 さて、そんな寒さと正反対、昨夜はアツアツカップルの披露宴にお招きいただきました。披露宴なんて何年ぶりのことか、本当に嬉しく楽しいひとときでした。「新郎新婦入場です。入り口にご注目ください」の司会の声、なんとお二人が手作りのみこしに乗ってお友達に担がれて入場。
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 幸せ一杯、阿佐勝光さんと裕美さんです。勝光さんは裕美さんに初めて会った時、「体中に静電気が走ったそう」です。どうぞ、いつまでもお幸せに!

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2007年11月17日 (土)

学力とは何か?

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 「学力テスト・学力問題を考える」をテーマに、第28回教育文化フォーラムIN徳島が国民文化総合研究所と徳島県教職員組合の主催で開催されました。
 まず1961年からのいわゆる「学テ闘争」を闘った経験をもち、現在、香川県退職教職員協議会会長の大林浅吉さんから当時の報告を受け、続いてのシンポジウムは、都留文科大学教授の福田誠治さん、中学3年生の保護者、小学6年の担任教師、そして大林さんをシンポジストに、専修大学教授の嶺井正也さんをコーディネーターに進められました。
 今回の学力テストについてそれぞれの立場からの話ももちろん興味深かったのですが、「競争やめたら世界一~フィンランドの教育」などの著書を持つ福田さんの話には驚かされました。16歳までテストがないフィンランドと、「点数でしか学力を測れないと思っている」「テストに出そうなことを学び、ついた力を学力と思っている」「テストに出そうなことしか勉強しないのは当たり前」の日本の比較が行われ、学力というものに対する考え方が全く違うと説明されました。「自ら学ぶことを教育の最終目標とするという」言葉も印象的でした。
 県教組の主催と聞くと、教育基本法、有事体制などと結びつく「いつもの話」と思って参加したのですが、とんでもない、学力とは学校教育(子ども)だけでなく、私自身の問題でもあることがよく解りました。

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2007年11月15日 (木)

小松島市職定期大会

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 小松島市職員組合第53回定期大会にお招きいただきました。今まで数えきれないほど労働組合の大会に寄せていただきましたが、演壇に花籠があったのは初めてのような気がします。上手に撮れていませんが、本物はとても美しく華やかなものでした。大会を成功させようという役員の皆さんの心配りをとても嬉しく感じました。
 ただ、情勢は、他市町村の大変さに加えて、先月、日本製紙小松島工場が来年9月末に閉鎖することが発表されていることから、本当に厳しいということが茨木執行委員長の挨拶でも述べられていました。

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2007年11月14日 (水)

「日本の青空」

 日本国憲法誕生の過程を描いた「日本の青空」の上映会が昨日と今日の2日間、徳島ホールであり、昨日は3回で約600人が来てくれました。朝9時から夜9時までロビーにいる覚悟だったのですが、湯浅良幸実行委員長が2回目の始まる前に「是非もう一度見てらっしゃい。私が座っているから」と勧めてくれたので、お言葉に甘えました。実行委員会で梅津龍太郎さんが映画を鑑賞する立場で説明をしてくれた(私たちは勉強と思って見ていた)ことを頭において見、また試写会で見落としていたこともあり、本当に実行委員長に感謝です。
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 大澤監督と梅津さんとのトークショー、右は湯浅実行委員長
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     大澤豊監督と! 受付の役得でした。

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2007年11月11日 (日)

市町村合併と女性議員

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 代表世話人を務めている「男女共同参画社会をすすめる会」の第5回総会があり、記念講演を三野ハル子さんにお願いしました。三野さんは牟礼町の町議会議員をしていた時、高松市への編入合併の提案に反対してきました。その後、合併は進められそれまで16人の町議がわずか2人となるという厳しい市議会議員選挙を12票差で勝ちあがりました。しかし、今春のやはり小選挙区で行われた市議選では僅差で涙を飲みました。
 三野さんは「市町村合併と女性議員~私の経験から~」と題して、小選挙区で旧町から何人しか出られないとなった時、地域代表的意味合いが強い所ほど女性は立候補することすら困難であることや自身の体験から自分にできることを積み重ねる努力の大切さを柔らかい口調で語ってくれました。
 現職2人の女性市議も交えた意見交換では、立候補の動機や女性であるというだけでのバッシング事例や見聞きした金権選挙の実態など時間が足りないほど質問や意見が飛び交いました。
 

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2007年11月 9日 (金)

DV被害の根絶のために

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 午前中、第53回四国弁護士会連合会定期大会記念シンポジウムとして「DV防止法の現状と課題~DV被害の根絶のために、いま何ができるのか~」が徳島プリンスホテルで開催されました。こんないい企画を一般参加もOK、しかも無料、流石(?)弁護士会は太っ腹だと喜んで行ってきました。
 被害者支援にあたっている立場、また全国でも珍しい加害者の脱暴力支援をしている男性、さらに徳島県行政からそれぞれまさにタイトルどおりですが現状と課題について話し合われました。また、主催者が事前に調査をしてきた報告、四国各県の支援センターや所属弁護士へのアンケート調査の結果なども準備されており、一過性の取り組みにしない思いで企画されたのだろうと頼もしく感じながらしっかり聞かせていただきました。

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2007年11月 8日 (木)

年金者一揆

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 今日は立冬、朝の「八の日行動」は寒くもなくマイクを握ることができました。
 昼には、全日本年金者組合徳島県本部の主催する「年金者一揆2007」に連帯の挨拶に寄せていただきました。老年者控除の廃止、公的年金控除の削減、定率減税の中止、さらに後期高齢者医療制度の実施等の庶民・高齢者いじめの一方で、大企業や大金持ちへの減税は据え置きです。「一揆」に立ち上がった皆さんは手に手にプラカードやむしろ旗(正確にはむしろではなくござでした)を持ち、次々と怒りの声をあげておられました。
 このところ、私も、医療・介護・年金問題徳島ネットワークが取り扱っている「不公平税制をただし、社会保障の充実を求める陳情」署名をいつも携行しています。
 

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2007年11月 5日 (月)

油断できない国民投票

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 今朝は、恒例の「月曜の声」。徳島駅ビルには、小沢民主党代表辞意を伝える昨日の徳島新聞号外が貼られたままでした。マイクでは、連立は参議院選で格差や年金等自民党ではダメだと民主党に投票した人達を裏切ることになる、また小沢代表の辞任は安倍前総理同様に無責任としか言いようがないと訴えました。
 昨日、徳島大学の常三島祭という学園祭に大内裕和松山大学教授の講演を聞きに行きました。教育基本法改悪運動の先頭に立ち、日本全国を走っておられたのでお話は何度か聞いたことがありますが、教育基本法改悪、関連三法成立後はお会いする機会がなかったので是非にと思って参加した次第です。教育基本法と憲法改悪の関係、格差社会を放置すれば戦争に志願で行くしかない若者を作り出すことをいつもながらの鋭い切り口で語ってくれました。お話の中で、2日の福田総理と小沢代表の党首会談に触れ、連立となれば間違いなく憲法改悪のための国民投票が実施されることになっていた、今、そういう時代にいることを認識すべきだと述べられました。
 先日、別の人から、福田総理になって憲法改悪をくい止める運動に少し時間ができたという話を聞き油断していましたが、ここ何日かの動きと大内さんの話を結びつけて考えると喝を入れられた思いです。

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2007年11月 3日 (土)

「9条の会徳島」第3回総会

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 徳島県をあげて取り組んでいる国民文化祭の諸行事はあるし、阿波の狸まつりも開催中、しかも絶好の行楽日和にもかかわらず、憲法9条を守ろうという熱い思いの人達が100人近く集まりました。オープニングの加藤明夫さんのギター演奏で、少し「文化の日」に浸ることができました。
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 ちなみに、昨日、私も国民文化祭の一環である文学書道館での朗読にちょこっと出演しました。写真はロビーを飾っていた「蜂須賀桜」です。一輪ずつ丁寧に作られていて、どんなに大勢の人の力が寄せられたのかと頭がさがる思いでした。

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