俺は劣化ウランを見てしまった
徳島県民医連と保険医協会の主催でデニス・カインさんの講演会がありました。彼は陸軍空挺部隊の衛生下士官としてイラク湾岸戦争の「砂漠の盾」「砂漠の嵐」の実戦に参加したため放射能被害の症状に苦しみ、国を相手に訴訟を起こしている退役軍人です。「私の話はアメリカでは特別な話ではありません。特別なのは私が死なずに生き残ったこと、そして皆さんとお話しするほどの健康を保っていることです。私は被曝者です。私は生き残りましたが一緒に被曝した友人がたくさん亡くなりました」と話し始め、戦争をする国アメリカの教育や湾岸戦争時の劣化ウラン弾使用について詳しく説明してくれました。阿部純子さんの通訳も彼の「真実を聞いてくれ」を翻訳した方だけに良く解り、劣化ウランの脅威がぐっと迫ってきました。
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