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2008年10月25日 (土)

日タイ戦争

 1941年12月8日にこだわって八の日行動を26年も続けておりながら、この真珠湾攻撃の日に日本軍がマレーシア、タイへ上陸したことは今年の夏まで全く知りませんでした。この時、日本はタイとは中立条約を結んでいたのですが、戦闘で日タイ双方に多くの犠牲者を出しています。その調査をしている高嶋伸欣琉球大学教授が来県され、昨日は案内役を務めました。
 そのタイへ上陸したのが徳島県人を中心に組織された歩兵第143連隊だったのです。眉山山頂のパゴダ修復に高校の同級生である藤田善史さんが関わっていることから、143連隊のビルマでの惨劇は知ってはいましたが、タイへ、しかも太平洋戦争開戦の日に上陸したとは思いもかけませんでした。
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 その143連隊の一員だった喜田弘さんに、当時のことを伺いました。高嶋先生は今年6月にすでに別の2人の方から聞き取りをされていましたが、新たな証言もありました。
 その後、県政記者室で記者会見を行いこの間の説明とともに証言してくださる方に名乗り出て欲しいとの訴えを行いました。
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 6時から徳島地区労定期大会で挨拶させていただき、7時からは高嶋先生たちとの交流会でいっぱいいっぱいお話を聞かせていただきました。
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 今日は、県教組の教育研究集会。日本の戦争責任資料センター事務局長の上杉聰さんの講演と、
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 高嶋先生の特別報告がありました。


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2008年10月22日 (水)

国際反戦デー

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 10月21日は国際反戦デー、1966年10月21日に日本労働組合総評議会(総評)が「ベトナム反戦統一スト」を実施し、それと同時に全世界の反戦運動団体にもベトナム戦争反対を呼びかけたことに由来します。毎年徳島人権・平和運動センターの主催で集会&デモが取り組まれているのですが、今年はベトナム反戦と言っても知らない人が殆どなので学習をということで室内集会となりました。ベトナム戦争どころか総評も知らないという参加者が大多数でしたが、講師の寺前學社民党県連合代表が10.21反戦闘争の由来、沖縄闘争、そして反戦闘争の今日的課題について述べられました。

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 これは、神戸の都賀川です。先日、原和美さんの応援に行ったときにすぐ横の公園が集合場所だったので撮影しましたが、7月の増水事故で犠牲になられた5人のことを思うと胸が痛みました。普段の水量はこんなにわずかで、この日も側道を多くの人の散歩したり、座って休憩する姿が見られました。わずか10分間で1.3メートルも水位があがりかけがえのない命を飲み込んだということが信じられないようなおだやかな景観でした。

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2008年10月20日 (月)

高知へ、神戸へ

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 土曜日は「郵政労働運動の発展をめざす四国郵政共同会議」に高知へ。交流会を途中で失礼して、帰りついたのは夜中の12時を少し回っていました。
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 昨日は総選挙に立候補予定の原和美さんの応援に神戸日帰りでした。徳島県本部の宣伝カーの前でご覧の赤い服を着て訴えていると原さん本人と間違えて手を振ってくださる方もあり、私もにこやかに振り返しました。


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2008年10月17日 (金)

打つ手はあるのか、ないのか

 昨日は、年金者一揆へのご挨拶と世界食料デーのアピールのためJR徳島駅前へ2度もミニバイクを走らせることとなりました。
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 全日本年金者組合徳島県本部の皆さんが筵旗を立てての座り込みです。前日の15日が後期高齢者医療保険の4度目の天引きということで怒りもなおさらという感じでした。
 私は徳島駅ビルに掛けられていた「70歳まで働ける企業」の垂れ幕を指して「年金を減らしておいて死ぬまで働けと言うのか」と指摘し、暮らしを守るためにみんなで力を合わせようと訴えました。
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 夕方にはマイクでのアピールにあわせて、新米2合と世界食料デーについてのチラシを入れた袋を配布しました。
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 さらに場所を内町公民館に移し、記念講演。講師は平塚貴彦島根大学名誉教授。講師が渡された手書きのレジメは「しのびよる食料危機~打つ手はないのか~」となっていたのだそうですが、横断幕には「打つ手はあるのか」となっており、講師から「打つ手はないのか、と言えばいやあるとなるが、打つ手はあるのかと言えばいやないとなり話が始まらない」と指摘があり一同爆笑しました。さらに配布されたパソコンで打たれたレジメは「食糧危機」となっており、これにも「食糧とは穀類、主食物であり、食料と言えば食べ物全体」と指摘がありました。食料危機回避の10項目は、よくある地産地消と自給率向上(もちろんそれもとても大事ですが)だけでなく、途上国への人口急増抑制や農業への支援が挙げられ、優勝劣敗の市場原理主義を超えた協同、連帯、連携、共生、共存の新しい価値観の社会を作っていく必要性を訴えられました。ところどころに川柳をはさみながら難しい課題を分かりやすくお話くださいました。

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2008年10月13日 (月)

新自由主義と私たちの生活

 カレンダーの上では三連休。いつもながらの「そんなの関係ねえ」で、あっという間に過ぎてしまいました。
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 昨日は、まなぶ県読者大会で美馬市四国三郎の郷へ。午前中はまなぶ友の会香川県協議会の柳本勝彦さんの講演。「新自由主義と私たちの生活」というテーマで、1973年の変動相場制移行後の世界の資本主義の暴走を説明し、日本では構造改革が資本の暴走を促進したことについて述べ、職場から地域から闘う団結を作ろうとまとめられました。
 
 午後はバーベキュー交流だったのですが、私は、徳島でみれない映画を見る会の例会「告白のとき」を見たかったので残念ながら失礼しました。肉より映画を選んで良かったです。元軍警察の主人公にイラクに派兵中の息子が帰国後間もなく 無許可離隊し、行方不明になったと連絡が入り、信じられない父は独自で捜査を開始します。地元警察の女性刑事も協力してくれるが、ある夜、バラバラになった息子の焼死体が発見されるのです。真相を究明しつつ、兵士と市民の視点で泥沼化するイラク戦争の悲惨さを描き、人種差別や女性蔑視もからめた見応えのある映画でした。

 今日は、11月3日に作家の澤地久枝さんを招いて開催する「2008秋九条のつどい」の打合せをするための「九条の会徳島」の幹事会でした。当日は、音楽劇「象列車がやってきた」や私も出していただくお国言葉による九条朗読もあります。チケット500円で販売中!ご協力いただける方はご連絡ください。

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2008年10月11日 (土)

小屋掛公演

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 徳島中央公園で今日明日の2日間、第5回徳島城内小屋掛公演「阿波人形浄瑠璃芝居」が行われています。今日のオープニングは阿波踊り。それも阿波人形浄瑠璃の青年座、駒三座など浄瑠璃5座の木偶9体と白うめ幼稚園の園児達、さらに天祐連の踊りと鳴り物での乱舞でした。
 それに次ぐプログラム2番に、実は私が「九条の会徳島」からの参加ということで「阿波弁による憲法九条の朗読」でちょこっと出ました。
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 阿波人形浄瑠璃と言えば、「傾城阿波の鳴門 巡礼歌の段」。父母を捜して巡礼する娘お鶴が母に偶然会う場面です。後の用のために中座するのが悔やまれるほど、浄瑠璃以外にも相撲甚句、民話の朗読など盛りだくさんのプログラムでした。
 秋のさわやかな一日、公園に特設された小屋での公演は、今回のテーマどおり「小屋掛から阿波の文化を再発見」でした。

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2008年10月 7日 (火)

仁宇谷一揆物語

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 同郷の那賀町(旧相生町)の中川晴弘さんが「那賀川 仁宇谷の百姓一揆物語」を出版され、その祝う会に一揆の首謀者の一人である兵助の縁につながる者ということでお招きいただきました。中川さんは農林省徳島食糧事務所に勤めておられた後、27歳の時に赤旗記者となり上京されていたそうですが、最近故郷に生活の拠点を移されたとのことです。会には40年ぶりという方たちがたくさん集われ昔話に花が咲き、何よりこの労作への讃辞が続きました。本当によく資料を調べ読み込み、そして「物語」としたことで読みやすく、私も挨拶でも述べましたが「一揆の本なので一気に読みました」という本です。

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 昨日は、東みよし町職の大会に伺いましたが、一揆が起きても不思議でないような今の生活の苦しさを考えると、労働組合の活動に期待するところ大です。

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2008年10月 6日 (月)

早明浦ダム

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 今夏は四国の水瓶、早明浦ダムが貯水率ゼロとなり高松市では給水制限もなされたようです。その早明浦ダム公園で今年も米軍機低空飛行訓練中止を求める四国集会が開催されました。1994年10月14日に、低空飛行訓練中の米軍空母インディペンデンス艦載機A-6イントルーダーが早明浦ダム湖に墜落し乗員2人が死亡しました。この事故は紀伊半島から四国山峡を経る飛行訓練(オレンジルート)が常態化していることから起きたものであり、毎年、四国ブロック平和フォーラム等の主催でこの時期に抗議集会を行っています。今年7月には、徳島県吉野川流域で超低空飛行が行われたこともあり関心も高く全体で460人の参加がありました。

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 新社会党四国ブロックは、この集会にあわせてこちらも恒例ですが四国ブロック総会をもっています。今年は、4~5日の日程で早明浦荘で開催され、党自治体委員長の長南博邦野田市議会議員から「道州制は究極の構造改革」というテーマで提起を受け、総選挙闘争についての意見交換を行いました。
 昨日は早明浦でもしっかりと雨が降り、貯水率は20%少しに回復したようです。
  

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2008年10月 1日 (水)

私の年金記録も消えていた

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 ねんきん特別便が届きました。「消えた年金」と騒がれていても、まだ支給までには間があるのでそのうちに確認できるだろうと思ってのんびりしていた私ですが、開けて、な、な、なんとです。徳島貯金事務センター(旧徳島地方貯金局)に就職したのが1973年1月です。公務員試験に合格していたもののどこの官庁も新規採用がなく、高校卒業後は地元紙の求人広告で見つけた眼科で働いていました。その年の12月になって貯金局から郵政職の合格者がいないので行政職にも声をかけているという連絡が来て、1月から晴れて(?)郵政職員となったのです。その9ヶ月間の記録が載っていないのです。早速、しっかりと旧姓も書いて回答票を送りました。

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