太田治子が語る太宰治とその作品
元NHKアナウンサーの河路勝さんに指導を受けている朗読グループ「銀の小莒」の新春朗読会があり、受付のお手伝いに行ってきました。200枚用意したプログラムが無くなるほどの参加者で大忙しでした。
2部の後半には会場に入ることができ、太田治子(作家)さんが父・太宰のことや作品の解説をし、それ受けての「走れメロス」や「富岳百景」等の朗読を堪能することができました。太宰とその母親や姉妹との関わりや太宰の性格、母・太田静子の日記や手紙がそっくり使われている「斜陽」のこと等、興味深い話もたくさんありました。
最後に、「斜陽の子」と呼ばれた未婚の子である自分自身に触れながら、金子みすずさんの「みんな違ってみんないい」のように「個」が大事にされる社会であって欲しいと述べた言葉がとても心に残りました。
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