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2009年3月17日 (火)

菜の花エコプロジェクト

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 黄砂で眉山がかすむと春の訪れを感じますが、今年は例年より早く先週からその黄砂が飛んできています。我が家の庭(一応は花壇なのですがレタスも結球しています)では昨年11月に蒔いた莢豌豆(絹さや)が、早くも実を付けています。
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 日曜日、あわじ菜の花エコプロジェクト推進会議会長の岡田清隆さん(環境省環境カウンセラー)が徳島市内で「リサイクルせっけんづくりからあわじ菜の花エコプロジェクトへ~持続可能な地域づくりをめざして~」とのテーマで講演をされました。廃食用油(天ぷら油)を分別回収し石けんを作っていた運動から、バイオディーゼル燃料として利活用するようになり、菜の花を休耕田に栽培し・・・と、30年以上の取り組みをユーモア一杯に話されました。「環境立島『公園島淡路』をめざして」と書かれたパンフレットには、菜の花の栽培・収穫、景観形成・花の名所づくりから右回りに搾油して菜種油に→学校給食や一般家庭で利用→使えなくなった油の回収→精製して石けんとBDF化してディーゼルエンジンの燃料にとの仕組みが書かれています。内側の円は、搾油した時に出る油かすが家畜の餌になり、糞を堆肥化して有機質肥料にしていることもわかりやすく書いてあります。
 こうしたパンフレットも兵庫県が作成しているようですが、ここまでの地域住民と行政の連携を作りあげるには多くの困難があったことと思います。

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