「と」で始まる県

　民主圧勝、自公惨敗という結果で総選挙が終わりました。台風11号が関東地方に近づいているようですが、本当に台風のような民主の勢いでした。原和美さんは無所属候補であるが故の不公平な選挙制度の中でも必死に訴えましたが、勝利を手にすることはできませんでした。
　その選挙戦での一コマ。23歳の原和美応援団員に「四国の4県知ってる？」と聞くと、まず「香川！うどんのとこ」と元気な声。続いて「愛知！」「惜しいなあ」と言うと「あ！愛媛」。そこからがなかなか出ないので手だけ阿波踊りのふりをすると「あ！阿波踊り！映画の眉山見た！松島奈々子、泣いた！」と言うのに県名が出ません。「最初の文字を教えて」と言うので「と」と答えると元気よく「とやま！」。「うーん、残念」の次が「とちぎ！」。「二文字目も教えて」でやっと「とくしま」までたどり着きました。ちなみに高知は「最初の文字」と「最後の文字を教えて」で出てきた次第。徳島県側では近畿圏だ関西圏だと言っていますが、とてもとてもというのを痛感しました。

ノコさんも原和美応援団

　朝夕は涼しくなったとは言え、まだまだ日中の暑さは厳しいものがあります。マスコミ各社の総選挙での獲得予想議席が出そろい、選挙戦の熱さも増してきています。
　私はと言えば、神戸へ原和美さんの応援に通っています。今までの選挙戦で見たこともないような（新人類どころか未来人という感じ）20歳前半の若い女性たちが連日応援に駆けつけてくれています。先日は、ラジオパーソナリティの小山乃里子さんが一日選挙カーに乗ってくれました。4年間、神戸市議会議員として一緒に活動をしたことがあるだけに原さんのことも各政党の動きも良く知っていて「今度こそ原和美さんを国政に」という訴えには本当に心がこもっていました。

インド洋での給油は「止める」が世論

　徳島市の阿波踊りは昨夜で終わり、今日は早桟敷の片付けが進んでいます。例年8月15日には「戦争中には阿波踊りも中止されました。平和であってこその阿波踊りです」とマイクで訴えますが、今年は「イラクでの給油活動」についてのシール投票を行いました。12時から13時まで、観光客も含めて101人の協力があり、「止める」が62人、「わからない」が22人、「続ける」は17人でした。
　半年間で56億円という金額もさることながら、軍事力ではテロをなくすことはできません。シール1枚貼ることがアフガニスタンの平和のために、そして日本のためにも何が必要か考えるきっかけになってくれたらと思いました。

もうすぐ阿波踊り

　新社会党徳島県本部大会の準備やら整理やらに追われバタバタしているうちにもう街には阿波踊りの桟敷もできあがりました。わずかですが国労闘争団の中野勇人さんに北野静雄委員長からカンパをお渡ししているところです。

　例年、この時期には徳島駅前に出勤簿をおいて欲しいと思うくらい（2000年に貯金事務センターを退職して以来、出勤簿どころか勤務時間の概念さえない生活ですが）、駅前でマイクを握ることになります。
　3日は恒例の「月曜の声」、水曜には「反核・平和の火リレー」総括集会で連帯のご挨拶。

　昨日は、広島の原爆忌に反核・憲法フォーラム徳島によるビラまきと街宣。マイクを握る春田洋農協労連副委員長の向こうに「ようこそ阿波おどり」の看板が写っています。明日は、「八の日行動」でまた同じ場所でマイクを握る予定です。