非正規雇用の「元祖」は女性!
第49回いのちとくらし・平和を守る女性集会の今年の講師は26歳。名古屋ふれあいユニオンの酒井徹委員長にお願いしました。酒井さんは、2004年に派遣労働が製造業にも解禁され「男も非正規で働く時代がやってきた」。その賃金は、それまで非正規の大半を占めていた女性の「女は夫に喰わせてもらえばいい」とする論での低賃金に合わせられたと「非正規差別の根源には女性差別がある」ことを強調。
さらに、トヨタ生産構造における非正規雇用労働者の階層について説明。とくに二次下請けで働く外国人労働者、三次下請けの外国人研修生・実習生の実態は労働問題を越え、人権・人道問題になっていると鋭く指摘。金は上にあるのだから、下請け企業が協同組合を作り団結して負担は上に上に転嫁すべきであること、外国人労働者の問題も国際連帯が求められることなど、本当にわかりやすく熱のこもったお話でした。
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント