第十堰住民投票から10年
吉野川第十堰の可動堰化の賛否を問う住民投票から10年目の1月23日、「10年目の123 あなたの吉野川 第十~流域~民主主義」(実行委員会主催)が開催され会場一杯の約1000人が集まりました。
第1部では、五十嵐敬喜法政大学教授が「2000年の徳島 いま動き始める日本」と題して、民主党政権が誕生して以降の公共事業改革の動きについて講演。治水利水調査会主宰の岩屋隆夫さんからは土木史の観点から、第十堰を保存する意義が強調されました。
続いて、吉野川シンポジウム実行委員会の姫野雅義代表世話人の進行で、俳優近藤正臣さん、美波町在住のカヌーイスト野田知佑さん、大熊孝新潟大学名誉教授(河川工学)が「川の未来を想う」をテーマにフリートーク。
第2部では、「吉野川の今を切り撮る」と題し、流域で活動しているNPO法人などの取り組みがスライド紹介。歌手加藤登紀子さんの歌とトーク、フィナーレは川ガキたちと一緒のステージで大きく盛り上がりました。
10年前のメンバーの回顧集会でなく、野田知佑さんを校長とする川の学校の卒業生たち(川ガキ)がたくさんスタッフとして集会を担っていたことがとても印象的でした。
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