春よ来い !!

　徳島市では26日にようやく開花宣言が出ました。高知市が全国で一番早く10日に、松山市が14日に早々に開花しており、徳島市は中四国の観測地点では最も遅い宣言でした。しかも、この一週間ほどの冷え込みは厳しく咲き始めた花もとまどっているかのようです。所用で飯谷町まで行ったので、野田邸のしだれ桜を見てきました。
　縮こまっていた身も心も伸びる思いで帰ってきたら、今、とても嬉しいメールが届きました。大阪府豊中市の男女共同参画推進センター初代館長の三井マリ子さんが「非常勤職雇い止め」という形で解雇をされていた控訴審で勝訴したとの第一報です。私もバックラッシュに関する陳述書を提出していたので嬉しいかぎりです。
　昨日は、「しんぶん赤旗」などのビラを配ったことで国家公務員法違反（政治的行為の制限）に問われ、一審で罰金10万円、執行猶予2年とされていた元社会保険庁職員が東京高裁で逆転無罪となりました。

　27日には、国労闘争団の中野勇人さん（左端）に郵政四国共同会議で国鉄闘争の現状について記念講演をしていただきましたが、解雇から24年、国労闘争団の皆さんにも早く本当の春を呼びたいものです。

段ボールコンポスト

　新聞やテレビで何回か段ボールコンポストの記事を見て挑戦したいと思っていました。徳島友の会が昨年11月に講習会を開催していたので参加したもののすぐには取りかかれず、12月末にやっとスタートしました。二重にした段ボール箱にピートモスとくん炭を3:2の割合で入れてかき混ぜ、そこに生ゴミを毎日入れるだけです。不思議なことに入れても入れても量は増えません。微生物の力で分解されるからだそうです。とにかく簡単、費用は1500円程度で3ヵ月はOK。しかもこれが堆肥に変わるのです。この堆肥で今年の野菜作りが楽しみになっているところです。
　自治体も生ゴミ処理にたくさんの税金を使うより、この方法を積極的に広めるのがよほど安上がりだと思います。すでに函館市など多くの自治体が推奨しています。
　

3.8国際女性デー

　今日3月8日は国際女性デーです。「八の日行動」では、世界中で女性たちが集会や街頭行動などを行い、「パンとバラ」をシンボルに賃金、労働条件の向上、人権の確保や女性の尊厳などをめざした取り組みを進める日であることをアピールしました。
　今年は3月8日が月曜日だったので、恒例の国際女性デー徳島集会は土曜日の6日に行いました。ペイ・エクイティ・コンサルティング・オフィスの屋嘉比ふみ子代表からの記念講演では「同一価値労働同一賃金」について諸外国の例もひきながらわかりやすく話されました。「同一労働」なら比較しやすいのですが、「同一価値労働」を証明するためには仕事に必要な技能や負担、責任などを細かく評価しなければなりません。しかし、その手法により講師自身が（株）京ガスで事務職として働いていた時、監督職との同一賃金を求めて提訴し、勝利しているのです。「この原則を徹底することで男女間や正規・非正規間の賃金格差是正につながる」という言葉には説得力がありました。