« 2010年4月 | トップページ | 2010年6月 »

2010年5月31日 (月)

幸福の日

Dscf8067
 5月29日は5.2.9から「幸福の日」だそうです。その幸福の日に姪の奈緒子さんが琢視さんとの結婚式を挙げました。
Dscf8070
 幸せ一杯の二人の笑顔はもちろんのこと、それぞれの家族と参列者への思いのあふれたとても素敵な披露宴でした。二人ですばらしい未来を築いてくれるように心から祈ります。


| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010年5月23日 (日)

鎮魂の戦闘機模型

Dscf8043
 4年前の「徳島大空襲を語るつどい」で語り部をしてくださった浜松利昭さんが太平洋戦争中の戦闘機の模型を作られたと地元紙で知ったので、早速、展示している木工会館へ行ってきました。
 浜松さんは元大工さんで、語り部をお願いした時にもB29の75分の1の模型を作って持参してくれました。今回制作したのは、旧日本軍の戦闘機「飛燕」。飛燕は戦争中に交野市に墜落しましたが、2005年に道路工事中にエンジンやプロペラが見つかり、いきいきランド交野で保管。それを知った浜松さんは模型を一緒に展示することで戦争を語り継いで欲しいと考えたのだそうです。
 「ずっと徳島大空襲の体験を封印してきたが、高開さんに言われて初めて体験談を話した。以来、徳島大空襲のことを後世に伝える役目があると思うようになった」と述べておられました。
 木工会館では27日まで展示されます。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010年5月12日 (水)

最後のわがまま

Dscf8002
 先月16日に入院していた実父が、9日朝亡くなり10日に葬儀告別式を終えました。直前まで意識もありお見舞いに来てくれた人を笑顔で見送り、食事もでき、痛みを訴えることもなく、そして眠ったまま本当に安らかな顔で息を引き取りました。81歳、もっと長生きして欲しかった思いはあるものの、幸せな最期の迎え方だったと思います。連休中に葬儀かもと覚悟を決めながらも1日は会議が2つ入っているとか3日は九条まつりとか自分の都合ばかりを考えている私の日程にあわせてくれたかのように、さらに4日間泊まり込んで看病する期間も与えてくれました。不肖の娘は最後までわがままを叶えてもらいました。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010年5月 4日 (火)

今なお戦禍を伝える遺跡

 憲法記念日の3日、新町橋東公園で九条の会徳島などでつくる実行委員会が「徳島九条まつり」を初めて開きました。気軽に参加できる戸外の催しを通じ、平和を考えてもらおうと初めての企画でしたが、大勢の家族連れらが訪れてくれました。
Dscf7984
 特設ステージでは沢田研二さんの「我が窮状」の歌唱コンテストやフラダンスなど楽しい演出が続きました。
Dscf7982
 また、徳島大空襲の戦災跡を訪れる「ピース・ウオーク」には45人の参加があり、6キロのコースを歩き、徳島大空襲をくぐり抜けた遺跡を巡り、平和について考えあいました。これはコースの最後、国際東船場113ビル(旧高原ビル)です。このビルは当時珍しかったドイツ製亀甲網入りの窓ガラスのおかげで、1階の一部を除き戦禍を免れましたが、大火による熱割れ、縦横に走る亀裂などが空襲の凄まじさを伝えています。
Dscf7976
 さらに、城山の防空壕跡を見て徳島中央公園を通っている時、空襲体験者の方が「空襲の一週間後にこのあたりを歩いた。多くの被災者がいたことと、この大きな銀杏の木がブスブスと燃えていたことが記憶にある。でもその木がこうして今も新芽を出していることに感慨深いものがある」と語ってくださり、思わぬ語り部出現に皆耳を傾けました。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2010年4月 | トップページ | 2010年6月 »