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2010年8月27日 (金)

借金を抱える裁判官・検察官・弁護士

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 「司法修習生の給費制維持」緊急市民集会が徳島弁護士会館で開催されました。法律家(裁判官・検察官・弁護士)になるには大学に4年、法科大学院に3年通い司法試験に合格後、修習生として1年の実習が義務づけられています。司法修習は平日フルタイムで行われ、アルバイトは禁止されます。そこで、修習中の生活費として給与が支払われてきました。ところが、この11月から給費制を廃止し貸与制になるというのです。
 集会では400万円以上の奨学金を返済している若手弁護士や教育ローンなどの借金が1200万円あるという司法修習生の実状が報告されました。今でも修習生の53%が奨学金などの借金を抱え、その金額は平均で318万円です。給費制が打ち切られればさらに約300万円の借金が上乗せされることになります。金銭的負担から法律家を断念する人が増えているのに、ますます道は狭くなります。さらに、法律家を目指す人だけの問題でなく、借金を返さなければいけない弁護士は非正規労働者の事案や環境などお金にならない裁判は受けてくれなくなるのは必然で、まさに私たちに直接関わってくる問題です。
 小泉構造改革がこんなところにまで影響を及ぼしているのに驚きました。

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