上関は松山市の真西
新社会党西日本大衆運動交流会が今年は八幡浜市で開催されました。まず、隣町の伊方原子力発電所を見学。
元伊方原発反対八西連絡会事務局担当の近藤誠さんから「伊方原発に関わる経緯と危険性の問題点」というテーマでの講演。建設の経過、反対運動、危険性など多くの課題をわかりやすく説明されました。続いて、山口県上関原発反対運動や四国電力へのプルサーマル発電阻止交渉についての報告。
もしも伊方原発3号炉で大事故が発生したとしての試算で北東60度方向(松山、今治、大阪方向)へ風が吹いていれば224万人のガン死者。真東の90度なら八幡浜41,000人、大洲26,000人が急性死とのこと。さらに驚いたのは、上関原発予定地は松山市の真西に位置し、松山市への距離は伊方と同じなので偏西風を考えると松山市民には上関の方がより危険であるとのこと。上関原発の問題は四国にも大きな課題であることがやっとわかりました。
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