館長雇止め・バックラッシュ裁判 勝訴確定
大阪府豊中市の男女共同参画推進センター「すてっぷ」初代館長だった三井マリ子さんが、一部の市議らの圧力に屈した豊中市当局により雇止めにされたとして、市と財団を訴えていた「館長雇止め・バックラッシュ裁判」は、最高裁第1小法廷(宮川光治裁判長)が市側の上告を退ける決定をし三井さんの勝訴が確定しました。一審の大阪地裁は三井さんの訴えを棄却しましたが、昨年3月の二審判決は、「市は、男女共同参画推進の象徴的存在だった三井さんを排除しようとする勢力の動きに屈した」と認定、損害賠償を求める判決を言い渡していました。7年目の勝利です。
私も高裁にバックラッシュについての陳述書を提出するなど支援してきましたから嬉しいかぎりです。写真は2005年12月に三井さんが徳島市で講演をされた折のものです。
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