海部の元気と安心を築く

　「ちょこちょこ日誌がちょこっとも動かない」とのお叱りやら事務所がいつも閉まっているとご心配もいただき申し訳ございません。私自身は、4年前、8年前の県議選で2度とも300票前後の僅差で議席に届かず、今回は立候補を断念しました。皆さまのご期待にお応えすることができなかったことは今も本当に心苦しいかぎりです。いただいた応援を今度は私がお返しする番で、海部郡選挙区から県議選に立候補を予定している戎野博さんの事務所にほとんど詰めています。巨大地震、大津波、原発からの放射能漏れと未曾有の災害が発生し、胸を痛め、心配や憤りを抱きつつ、目の前の行動に没頭している毎日です。明日からは連日選挙カーに乗車し、全力で訴えぬく予定です。

国際女性デー

　３月８日は国際女性デーです。５日には実行委員会主催で徳島集会が開催され、立命館大学の二宮周平法学部長が「家族のあり方と男女共同参画～民法改正、選択的夫婦別姓を考える」と題して講演を行いました。法律案要綱ができているのに上程できていないのは唯一「民法の一部を改正する法律」だけだとか。それだけ夫婦別姓への反発が強いということですが、国連差別撤廃委員会から日本政府に対して「民法の中に残る差別的な条項を削除」するよう勧告を受けているのです。しかも、日本政府が改善しない理由として世論の動向をあげていますが「人権にかかわることは世論の多寡で決めてはならない」とされているのです。日本政府には８月にはどう改善したか報告することが義務付けられています。政府まかせでない私たちの運動も求められています。

　今日の女性デー当日は、恒例の「八の日行動」４月に徳島市議会議員選挙に立候補を予定している小林雄樹さんが連帯のマイクを握ってくれました。３３歳、若さと元気一杯のメッセージをいただきました。

女性協議会30周年

　徳島県女性協議会が30周年を迎え、記念行事が続きました。2月20日にはココ・シャネルの映画があり、これには会場の照明係として、23日から昨日までは市川房枝記念会提供のパネルや県内女性団体の活動紹介パネル展があり、22日に設営のお手伝いとちょこちょこ係わってきました。

　そして、メインイベントは27日の辛淑玉さんの講演会。200人の会場が満席となりました。皆さんから「良かった」「感動した」の声があふれていました。

　レセプションの最後には阿波踊り、子ども時代に差別ゆえに阿波踊りの輪に入れてもらえなかった辛さん、
諏訪公子会長に負けない踊りでした。

　「新社会党徳島県本部の書記長をしています」と言うと、「それは辛いね」と、苦労が多いだろうと推し量ってくれました。