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2011年5月16日 (月)

弁護士九条の会

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 「徳島弁護士九条の会」の主催で「徳島大空襲を語る会」が開催されました。例年5月か11月に映画会や講演会を開いていますが、今年は戦争の惨禍を風化させないようにと徳島大空襲の体験者3人を招いての初めての企画でした。看護専門学校に通っていた女性は不眠不休で負傷者の治療にあたった体験や、広島の原爆資料館に2度行ったがいずれも最後まで見ることができなかったこと、今でも当時の臭いがよみがえってくることなど言葉を詰まらせながら語ってくれました。
 一般参加者を交えての会の終了後に、会員(弁護士)のみで徳島市内中心部の戦跡めぐりがあり、私が厚かましくも案内人を務めました。多くの方の体験談を聞く機会が多かっただけで、決して専門家でもないのですが、眉山のふもとでは錦竜水や滝の焼餅の説明も入れて風薫る街を歩きました。

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2011年5月 9日 (月)

ハンカチノキ

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 父の一周忌に行った折りに少し車を走らせて那賀町横石の相生ふるさと交流館の庭でハンカチノキを見てきました。ハンカチノキは、中国西南部の高地に自生し、「植物界のパンダ」ともいわれる落葉高木で、白い花びらのように見えるのは苞(ほう)で、風に揺れてハンカチのように見えるのでこの名が付いたそうです。例年、この時期に見ごろを迎えたと新聞に載るものの訪れる機会がなかったのがやっと念願がかないました。
 昨日は「八の日行動」、今朝は「月曜の声」、連休も終わりいつものバタバタした日常に戻りました。

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2011年5月 3日 (火)

連休前半はあっという間に

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 10回を数えるメーデー前夜祭、今年の特別講演は神戸ワーカーズユニオンの黒崎隆雄副委員長からの「大震災で労働者の雇用はどうなるか? -阪神淡路大震災に見る非正規労働者の実態」。大震災で労働者がどのように扱われたか、それに対して失業給付獲得や雇用を守るためにどう闘ったか、多くの具体例をあげて話されました。
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 5月3日は言うまでもなく憲法記念日。徳島駅前での街角トークを2時間。私は、ウサマ・ビン・ラディン容疑者の殺害に関連し報復は新たな報復を生むだけであることや東日本大震災被災者に対して生存権を保障するのは政治の責任であること、憲法改悪の動きなどについて訴えました。
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 引き続いての憲法講演会では、田辺健二賀川豊彦記念館・館長から「賀川豊彦と憲法九条」と題して講演がありました。キリスト者、救貧活動家、労働組合農民組合運動家、著述家、教育者、協同組合運動家など多彩な業績で世界に知られているといわれる割には出身地徳島ではあまり知られていない(私も詳しくは知りません)賀川豊彦の特に平和論や行動について多くのエピソードも交えて語られました。何でそんな細かいことまで知っているのですかと言いたくなるような逸話まで述べられ、硬いテーマなのにおもしろいお話でした。

 

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