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2011年6月29日 (水)

株主総会には入れませんでしたが・・・

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 今日、四国電力の株主総会が高松市のヨンデンビル新館で開催されました。総会には株主でないので入れてもらえませんが、参加される株主の方に「脱原発」をアピールしたいと「反核・憲法フォーラム徳島」のメンバーと行ってきました。
 マスコミ関係者が多かったのに驚きましたが、今日の徳島新聞夕刊記事では株主も昨年の187人を上回る292人が出席したとのこと。総会議事も昨年より約1時間長く、プルサーマル発電の中止や原発を段階的に廃止すべきなどの意見が出されたそうです。
 本当に残念なことに福島第一原発事故という大きな大きな犠牲を払ったのですから(しかも収束の気配すら見えない)、原発に対する市民の考え方が変わらなければたまりません。そして、その力で電力会社や政府も変えていかなければなりません。

 
 

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2011年6月24日 (金)

防空電灯カバー

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 反核・憲法フォーラム徳島は毎年7月4日に「徳島大空襲を語るつどい」を開催し、今年で14回を数えます。最近は、当時のことを理解してもらいやすくするために、会場に写真や焼夷弾の部品などの展示も行ってきました。その中でいつも来場者の目を引いているのが灯火管制時に使用していた電灯カバーです。いつも三木ガーデン歴史資料館からお借りしてきたのですが、何分紙製であり損傷が激しく展示が困難になっていました。
 そこで、兄の縁で「折り紙博士」として有名な阿南高専の川崎敏和教授に複製を依頼しました。10回以上もの試作を重ね完成したとの連絡をいただき、先日、頂戴に行ってきました。
 その様子が今日の徳島新聞に掲載されています。なお、「つどい」は7月4日18時から、ふれあい健康館で開催。その時、このカバーのお披露目をします。


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2011年6月10日 (金)

「運命の人」

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 東京での会議に行って驚いたのは各駅の構内がずいぶん暗かったこと。節電、節電とは聞いていましたが本当に暗かったです。
 もうひとつ驚いたのが読んだ本の中身。空港で時間待ちに購入した「運命の人」(山崎豊子、文春文庫)、72年に実際に起きた「沖縄密約事件」をモデルにした小説で、「この作品は、事実を取材し、小説的に構築したフィクションである」と断り書きをしてあります。佐橋総理や福出武夫や小平正良が登場して面白いし、また権力の怖さを痛感したのですが、「さらにサンフランシスコ講和条約において、沖縄は米軍占領下のまま捨て置かれ、日本の0.6%に過ぎない面積に米軍基地の50%を押し付けられている」というくだりには愕然としました。
 1972年に沖縄は復帰し、「密約」は米国の公文書開示などで明らかになりましたが、沖縄の米軍基地は50%から減るどころか75%も集中しています。「返還」の意味が問われる思いです。

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