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2011年6月10日 (金)

「運命の人」

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 東京での会議に行って驚いたのは各駅の構内がずいぶん暗かったこと。節電、節電とは聞いていましたが本当に暗かったです。
 もうひとつ驚いたのが読んだ本の中身。空港で時間待ちに購入した「運命の人」(山崎豊子、文春文庫)、72年に実際に起きた「沖縄密約事件」をモデルにした小説で、「この作品は、事実を取材し、小説的に構築したフィクションである」と断り書きをしてあります。佐橋総理や福出武夫や小平正良が登場して面白いし、また権力の怖さを痛感したのですが、「さらにサンフランシスコ講和条約において、沖縄は米軍占領下のまま捨て置かれ、日本の0.6%に過ぎない面積に米軍基地の50%を押し付けられている」というくだりには愕然としました。
 1972年に沖縄は復帰し、「密約」は米国の公文書開示などで明らかになりましたが、沖縄の米軍基地は50%から減るどころか75%も集中しています。「返還」の意味が問われる思いです。

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