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2011年9月26日 (月)

戦争を詠む会レクイエム

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 今年4月から毎月1回、戦争を詠み伝える活動を続けている「戦争を詠む会レクイエム」に私も都合がつくときは下手な朗読で参加させていただいています。今回、事務局の中川さんは、紙芝居を披露してくれました。歌あり、浪曲あり、戦争をテーマにしたものなら何でも発表してくださいという場です。
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 毎回、特別出演をしてくれているのが3月11日の東日本大震災により福島県いわき市から小松島市に避難して徳島を拠点に活躍しているフォークデュオ「ヒルストーン」です。徳島での知名度はあがっていますが、早く故郷で思い切り活動していただきたいものです。
 

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2011年9月17日 (土)

チェルノブイリハート

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 これほど重い映画だとは思っていませんでした。チェルノブイリハートとは、「チェルノブイリの心臓」ということで、チェルノブイリ事故の影響で心臓に重度の障害を持った子どもを現地でそう呼んでいるそうです。映画は事故から16年後にベラルーシで取材したもので、2004年に米アカデミー賞短編ドキュメンタリー賞を受賞しています。
 ベラルーシでは現在も新生児の85%が何らかの障害を持っている、とくに心臓に穴が開いている症状が多く手術しなければ成人できないまま死亡する、手術の順番待ちの子が何千人もいて間に合わず亡くなる子が多い、事故後に作られた遺棄乳児院(親が育てられないため)や精神病院に詰め込まれた子ども、脳が頭におさまりきらない子、4歳なのに4カ月くらいの大きさしかない子、・・・衝撃的な映像がずっと映されます。
 同じことが福島で起きないと言い切れるのでしょうか。「ただちに害が無い」ではすまされません。

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2011年9月12日 (月)

深呼吸ができる嬉しさ

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 今年の「いのちとくらし・平和を守る女性集会」は3.11から半年ということもあり原発について考えたいと、いわき市出身の講談師神田香織さんに講演をお願いしました。流石に社会派講談師・神田さん、「原爆を語って25年、今、故郷フクシマが」と題して、「はだしのゲン」や「チェルノブイリの祈り」に込めた思いや福島の惨状について、怒り、涙ぐみ、笑いも入れての語りでした。最後には安政南海大地震の際に村人を救った浜口梧陵の物語「稲むらの火」の講談までついていました。
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 安く来てもらおうとホテルパックの利用をお願いしたので、夜は実行委員のメンバーと交流会を持ちました。講演で話きれなかったことなども聞けてとても楽しく、さらに折角の徳島を楽しんでもらおうと眉山山頂での「眉山と月と阿波おどり」にご一緒しました。風はもう秋、月は十三夜、そこに花むそうの江戸時代の阿波おどり、めったに味わえない贅沢なひとときでした。
 別れ際に言われた「安心して深呼吸ができ、安全で美味しいものが食べられることがどんなに嬉しいことか」という言葉に福島の深刻さが凝縮されているようで、重い宿題としてしっかり抱えています。

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2011年9月 4日 (日)

講談師 神田香織 参上!!

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 大型台風12号は各地に大きな爪痕を残しましたが、皆さま、被害はございませんでしたか。お見舞い申し上げます。その台風が高知に上陸し三好市を通過している頃に第38回農協労連定期大会が開会しました。来賓は挨拶が終わると退席するのが常ですが、昨日は経過報告の後、東日本大震災支援活動の特別報告と、中野勇人さんから国鉄闘争の報告があったので残って聞かせてもらいました。それにしても大風雨をついて結集された役員・代議員の皆さん、流石に農協労連です。
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 今週土曜日、10日の13:30からフレアとくしまで「第51回いのちとくらし平和を守る女性集会」を開催します。今年の講師は、講談師の神田香織さんです。「はだしのゲン」 「チェルノブイリの祈り」と原爆、原発を語ってきたいわき市生まれの神田さん。もし地震・津波が福島を襲ったらと警鐘を鳴らしつづけてきたのにと、どれほど悔しく悲しいかと思います。是非、一人でも多くの方に聞いていただきたいと思います。
 

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