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2012年2月28日 (火)

飯泉知事頑張れ!!

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 政府主催の「明日の安心」対話集会」in徳島が開催され、川端達夫総務相が消費税増税の必要性を強調しました。それに対して、同席していた飯泉嘉門知事は消費税増税について考慮すべき事項として、実施時期(百年に一度の経済危機、千年に一度の大震災、歴史上最悪の円高)と逆進性対策(所得が少ない家計ほど消費税の負担割合が高い)を指摘しました。とくに諸外国の例をあげて食料品など生活必需品への非課税、軽減税率の適用を訴え、県民の声をしっかりと届けて行きたいと述べました。川端大臣は時期の問題は「ものすごく好景気だから消費税を上げていいという時代はたぶん来ない」と反論し、逆進性については触れませんでした。
 この集会「対話集会」と銘打ちながら質問時間が短く、発言者は8人。私も一生懸命手を挙げたのですが指名されず、「明日の安心」とはほど遠い説明を聞いただけに終わりました。でも、知事がこうした場でしっかりと政府にモノ申していたのは嬉しかったです。

 

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2012年2月19日 (日)

原子力の専門家が原発に反対するわけ

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 コープ自然派徳島の主催で小出裕章さんの講演会がありました。小出さんは原子力発電の仕組みからチェルノブイリ事故の状況、福島で起きたこと、これからの課題について熱弁をふるいました。
 「被曝による健康被害」「避難による生活破壊」、選べない事を選ばざるを得ない現実に触れ、今後のエネルギー政策についても誰かに決めてもらうのでなく一人ひとりが決めることと述べました。会場から「昨春から子どもを連れて東京から避難してきているが、東京で働いている夫からは帰ってくるようにと言われている。どうすべきか?」の質問があり、辛く重い何とも言いようのない気持ちになりました。小出さんの言うように、反対はしてきていても54基の原発建設を現に許してしまった責任は私にもあるということです。
 
 

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2012年2月14日 (火)

干し芋が作れる幸せ

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 10日は消費税の引き上げに反対する県民の会の結成総会と記念講演。
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 11日には名古屋学院大学の飯島滋明准教授による「東日本大震災と人権」と題しての講演会に。
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 13日は蓮池透さんの話を聞きに行ったりしているうちに2月が早半分逃げてしまいました。
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 そんな中でも、脱原発1000万筆署名の集約日が迫っており、時間を作り出してお願いに回っています。12日に吉野川市へ行ったら廃棄物問題で何度か講演を伺ったことのある関口鉄夫さんと偶然お会いしました。放射線汚染の話などいろいろ聞かせていただく中でいつも車に線量計を乗せているとのことでここで測ってくださいとお願いしました。
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 結果は大丈夫とのことでひとまず安心し、出発。
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 美郷では大根やサツマイモがたくさん干されていました。もし、西日本でも原発事故が起きるとこんな風景も見られなくなると思い、署名集めにも力が入りました。

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2012年2月 5日 (日)

中嶋信教授最終市民講義

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 4日、九条の会徳島の第7回総会にあわせて、今までの憲法調査会と憲法審査会を全て傍聴しているという九条の会事務局の高田健さんの講演がありました。
 2007年の自公政権時に強行採決で成立した改憲手続き法に基づく憲法審査会は4年間動かなかったのに、この大震災、原発事故のどさくさの中で昨年11月に始動し、その中では非常事態条項導入と96条(改憲手続き)改憲、新しい人権の導入が主張されていることなど詳しく説明されました。4月28日のサンフランシスコ講和条約60年に向けて自民党改憲推進本部が動きを強化している中で、各地の九条の会の活動が大変大事であることがよくわかりました。
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 そして、今日は九条の会徳島の結成以来事務局長を務めていただいた中嶋信徳島大学総合科学部教授が今年3月をもって退官し徳島を去られるということで「中嶋信さんの退官記念市民最終講義~森と向き合う地域づくり~」がありました。森の機能と関連事業、水の循環等々、示唆に富んだお話でした。
 26年間の徳島生活の殆どを市民運動に関わってこられた先生、「研究者の社会的責任」という言葉でまとめておられました。最終講義と銘打ちながら、希望が多くて連続講義になっていますがと2月26日13:30からホテル千秋閣で廃棄物問題ネットワーク公開講座で講演をされるとの案内もありました。

 

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