原子力の専門家が原発に反対するわけ
コープ自然派徳島の主催で小出裕章さんの講演会がありました。小出さんは原子力発電の仕組みからチェルノブイリ事故の状況、福島で起きたこと、これからの課題について熱弁をふるいました。
「被曝による健康被害」「避難による生活破壊」、選べない事を選ばざるを得ない現実に触れ、今後のエネルギー政策についても誰かに決めてもらうのでなく一人ひとりが決めることと述べました。会場から「昨春から子どもを連れて東京から避難してきているが、東京で働いている夫からは帰ってくるようにと言われている。どうすべきか?」の質問があり、辛く重い何とも言いようのない気持ちになりました。小出さんの言うように、反対はしてきていても54基の原発建設を現に許してしまった責任は私にもあるということです。
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