神田香織、徳島で怒りの講演
事故収束の見とおしも立たないまま、あの日から1年が経ちました。離れた地に暮らしていても、本当に重苦しい毎日です。今こそ、日本は全ての原発を止め、再稼働など言語道断、脱原発に舵を切るべきです。
そんな思いでつながる団体・個人が3月11日に集まり、さよなら原発徳島実行委員会が結成されました。総会後には、小出裕章さんのビデオメッセージ(北野静雄新社会党県本部委員長が京都大学原子炉実験所まで取材に行きインタビューしたもの)の上映と神田香織さんの講演がありました。神田さん、最初からハイテンションで、全く気を抜かないままの1時間でした。終了後にそう言うと、「だって今日は3月11日だもの、怒りが噴き出したのよ」と、まだ怒っていました。
参加者は約400人、椅子を次々に足すやら(写真の左、壁側。それでも立ち見の方も沢山)、資料を350部しか用意していなかったのであとから来られた方にはお詫びするやら、大忙しでした。
今日は、昼前の飛行機だったので、少し気持ちを緩めてもらおうと、阿波木偶人形会館へご案内し、二代目人形健さんから詳しく頭(かしら)の制作過程について説明してもらいました。神田さんに次の機会にはその木偶を使って演じられる人形浄瑠璃を見てもらうことを約束して阿波おどり空港までお送りしました。
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント