長寿は平和と豊かさの申し子
敬老の日を前にして高齢者人口が3000万人を突破したことが盛んに報道されていました。先日、高齢社会をよくする女性の会理事長の樋口恵子さんが「人生100年社会・すこやか人間への道」と題し徳島市内で講演しましたが、その中で高齢社会を負のイメージでとらえるべきでないと述べていました。高齢社会とは平和であって理不尽な死が無いことの結果であり、平均寿命を短くしたいなら戦争をすればすぐに達成されるということです。雨露をしのぐ家があり、病気の時に病院にかかれるだけでなく生活一般が豊かであって寿命が伸びてきていることを評価し、その上に立って人生100年時代をどう生きるかを考える必要があるとの話でした。
1945年の男性の平均寿命が23.9歳だったことを思い出し、なるほどと合点がいきました。
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