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2012年11月26日 (月)

八の日行動30年

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 1982年12月にJR徳島駅前(まだ国鉄の時代です)で始めた「八の日行動」が30年を迎えることが昨日の徳島新聞に写真入りの5段記事で紹介されています。
 今年の12月8日は土曜日ということもあり記念集会を開催します。その場で30年の歩みを話すことになり、またこの30年分の配布ビラを冊子にする作業もあり、いろいろ引っ張り出しています。このたくさんのハンカチは2004年2月に自衛隊がイラクに派兵された際の旭川での抗議行動に持ち込んだものです。わずか約一週間の呼びかけに県内各地から寄せられたり会員が集めたメッセージ入りハンカチが679枚。しかもその全てを鞄に詰めて現地まで下げていきました。30年間に配布したビラにもハンカチにもその一枚いちまいに女性たちの悲しみや憤り、熱い想いが込められているのを痛感します。

 

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2012年11月14日 (水)

原爆と原発

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 新社会党女性交流集会で広島へ行ってきました。まず、被爆を語り継ぐ会の柳川良子さんから16歳の時の被爆証言がありました。たくさんの本や映像で広島の惨状を十分知っていると思っていましたが、柳川さんの具体的かつ整理された話を聞き、いかに知らなかったか恥ずかしくなりました。
 柳川さんが被爆体験を証言し始めたきっかけは、当時小6のお孫さんに「戦争中は・・・」という言葉を使って何度か注意していた時に、「何でそんな戦争をしたの?」ときつく問い返されたことだったそうです。
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 次いで、「原発はごめんだヒロシマ市民の会」の木原省治さんから、電力事業の裏話なども交えて様々な角度から原発の抱える問題点が語られました。NTTで働いているというのに国内はもとより外国にまで足を運び活動し、本も出し、信じられないようなパワーです。
 交流会で「体内被曝をした姉が徳島にいましたがもう亡くなりました」と言われたので、住所を伺うとなんと我が家の近くでこれには驚きました。
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 2日めにはDV被害者支援の話を受け、全国の活動交流を行い、午後は地元の皆さんの案内付きでフィールドワークに出かけました。
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 爆心地には初めて行きました。解散後、帰りのバスまでの間に1人で旧日本銀行広島支店に足を運びました。爆心地からわずか380メートルしか離れていないのに日本銀行であるが故の堅牢さで被害はあったものの今も現存しています。
 原爆、原発、宿題をたくさん持ち帰りました。


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2012年11月 1日 (木)

犬飼農村舞台

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 徳島市八多町の犬飼農村舞台を一度見たいと思いつつ、いつも11月3日に行われるため、この日が日本国憲法公布の日ということで何らかのイベントを主催する立場であり叶わずにきました。ところが、今年は国民文化祭が徳島県で開催されていることから先月14日に特別に公演がありました。
 高校生や勝浦座による人形浄瑠璃芝居の上演を堪能したあとは、お待ちかねの132枚の襖を使った42景のからくりです。
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 襖が左右や上下、ひっくり返ったりと動くたびに花や文様、動物の絵柄が次々と現れ、驚くばかりです。
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 終演後には船底楽屋やからくりの仕掛けまで見せてもらえました。

 ちなみに、今年の文化の日の「九条」イベントは、新町橋東公園での第三回九条まつりです。私は、今年も徳島大空襲の戦跡を巡るピースウオークの責任者です。4㌔ほどのコースで、受付は本部テントにて10:15~10:30に行います。ぜひ一緒に歩いてください。


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