原爆と原発
新社会党女性交流集会で広島へ行ってきました。まず、被爆を語り継ぐ会の柳川良子さんから16歳の時の被爆証言がありました。たくさんの本や映像で広島の惨状を十分知っていると思っていましたが、柳川さんの具体的かつ整理された話を聞き、いかに知らなかったか恥ずかしくなりました。
柳川さんが被爆体験を証言し始めたきっかけは、当時小6のお孫さんに「戦争中は・・・」という言葉を使って何度か注意していた時に、「何でそんな戦争をしたの?」ときつく問い返されたことだったそうです。
次いで、「原発はごめんだヒロシマ市民の会」の木原省治さんから、電力事業の裏話なども交えて様々な角度から原発の抱える問題点が語られました。NTTで働いているというのに国内はもとより外国にまで足を運び活動し、本も出し、信じられないようなパワーです。
交流会で「体内被曝をした姉が徳島にいましたがもう亡くなりました」と言われたので、住所を伺うとなんと我が家の近くでこれには驚きました。
2日めにはDV被害者支援の話を受け、全国の活動交流を行い、午後は地元の皆さんの案内付きでフィールドワークに出かけました。
爆心地には初めて行きました。解散後、帰りのバスまでの間に1人で旧日本銀行広島支店に足を運びました。爆心地からわずか380メートルしか離れていないのに日本銀行であるが故の堅牢さで被害はあったものの今も現存しています。
原爆、原発、宿題をたくさん持ち帰りました。
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