新町西開発は住民投票で決めよう
徳島市で長年の懸案事項となっている新町西再開発事業は、昨年11月に都市計画決定されています。しかし、総事業費154億円も使うことや計画の8割を占める「音楽・芸術ホール」では事業目的である中心市街地の活性化にはならないことなど多くの問題点があるとして、3月28日から「住民投票を求める署名」集めが始まります。20日には、受任者が集まり出発式を行いました。
代表者の挨拶に続き、津山市議会議員の末永弘之さんが「津山の再開発事業と音楽・文化ホールの課題」と題して、津山で14年前に音楽文化ホールやデパートを核とする再開発事業が行われたが、買い物客は図書館にも音楽・展示ホールにも行かないし、音楽鑑賞や図書館に来る人はそこで買い物はしないことを歩行者・自転車通行量などのデータを元に説明しました。
さらに、中嶋信徳島大学名誉教授は費用対効果の分析などの手順が不備であることや財政危機の問題などに触れ、住民運動の成功で市街地再開発事業の見直しを図り「充実した自治」を成功させようと訴えました。
おりしも三好市においても三好市交流拠点施設の計画が進められているようですが、それに対して過去に市長に賄賂を渡した業者の告白を公にし、「不正な方法で建設業者が決められその蔭で黒い金が動くようなことがあってはなりません」とこの計画の再考を求める声もあがっています。
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