妖怪アベノミクスの本性
同志社大学大学院ビジネス研究科教授の浜矩子さんが徳島市内のホテルで講演をしました。まず、「妖怪」とは得体が知れない、邪悪性に満ちているものでありアベノミクスはまさにその「妖怪」であると述べた後、アベノミクスの5つの特徴を説明しました。①浦島太郎型成長至上主義への執着②円安神風型輸出立国主義への回帰③相棒つぶし型金融緩和④行きすぎた市場との対話⑤デフレ下のバブル経済化についてそれぞれ批判を加え、恐いのは「生活防衛型投機」が増えていることだと指摘しました。投機というのはそもそも余裕がある人がするものですが、生活に不安を抱える庶民がなけなしの金をはたいて投機を始めており、アベ・バブルが崩壊したときに大やけどをしかねないということです。
「アホノミクス」の多様には閉口しましたが、俵藤太の三本の矢の話など流石に聞かせる話だと感じました。
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