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2013年8月 3日 (土)

マタニティ・ハラスメント

Dsc02747
 立教大学社会福祉研究所研究員の杉浦浩美さんの「身体の事情」「家族の事情」をかかえながら働ける社会~「マタニティ・ハラスメント」問題を手がかりにして~というテーマでの講演を聴きました。
 マタニティ・ハラスメント(マタハラ)には身体的ハラスメント、精神的ハラスメント、社会的ハラスメントがあると具体的な言葉や態度を挙げて説明し、日本の労働者モデルがケアレスマンとなっていることを指摘。しかし、現実には介護と仕事の両立を図らなければならない男性が増えており、男性だからといってケアレスではいられなくなっている。ケアをかかえながら働ける職場作りこそが必要だと提案。マタハラ解消のキーワードは「共働き文化」、必ずしも共働きの必要はないが、人はそれぞれ事情を抱えて働いているという価値観を職場全体で共有すべきとまとめられました。
 政府は少子化対策を言うなら雇用の安定とともにマタハラ禁止に力を注ぐべきです。

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