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2013年11月30日 (土)

特定秘密保護法案反対!女たちの怒りの緊急行動

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 26日に特定秘密保護法が衆議院で強行採決後「特定秘密保護法案反対!女たちの怒りの緊急行動」を徳島県内の女性に呼びかけ、わずか4日で39の団体が賛同してくれました。12時から13時すぎまで乾晴美元参議院議員をトップバッターに12人がマイクを握り、それぞれの思いを訴えました。私は今日も司会をさせてもらいました。
 「徳島でもせんのかなあと思っていた」「よく呼びかけてくれました」と多くの人から言ってもらい、また行動中もわざわざ近寄ってきて「頑張ってください」と声を掛けてくださる方もいて、本当にやって良かったです。
 配布したチラシの後半にはこう書きました。「情報が統制され、自由にモノが言えず、女性に参政権が無かったことが結果的に戦争への道につながってしまいました。その大きな反省から平和主義、国民主権、基本的人権を柱とする日本国憲法が誕生し、思想および良心の自由、表現の自由、そして男女平等が謳われたのです。
 ところが、また国民の知る権利や報道の自由を奪い民主主義を破壊する法律が作られようとしています。戦争への流れをくい止めるために手にした権利なのです。それを奪われることはまた戦争への道につながりかねません。戦前と違い、自由に意思を表明することができる女性たちは危険きわまりないこの悪法に対して、今、大きく反対の声をあげます。特定秘密保護法は要りません !!」と。

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2013年11月24日 (日)

特定秘密保護法反対!県内野党四党共同行動

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 26日にも衆議院通過が狙われている特定秘密保護法案の撤回を求めて、徳島県内の野党四党で反対の共同行動を行いました。私はビラ作成と今日の司会をさせていただきました。
 4月28日の「主権回復の日」政府式典に反対する共同行動に続いての四党共同行動ができたことに、心から感謝をしています。
 国内にとどまらず国外からも反対の声が大きくなってきています。俳優の菅原文太さんは20日に開催されたメディア関係者の決起集会で「こういう法律が出てくるのは戦後初めてだろう。国民の一人ひとりが良く考えないといかんと思い、出てきた」と述べています。廃案に向けてあらゆる力を結集しなければとの思いを強くしています。

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11/23 寺前學さんおつかれさん会

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 三好市山城町出身の文人富士正晴が今年生誕100年を迎えることから記念イベントがありました。「富士正晴の足跡」のビデオ上映に続き、富士作詞、三木稔作曲の「さわやかさ~すだちのかおり」で始まる「徳島県民の歌」合唱。記念講演では大川公一さんが「大いなる庶民の道を生きた文人」と題して熱く語りました。あとの予定の為に中座せざるを得ず、本当に残念でした。富士さんの本を読んでみたくなりました。
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 で、バイクで走って行ったのは自治労プラザ。社民党徳島県連合結成以来、代表を務めてこられた寺前學さんが勇退されたことを記念しての講演会で、テーマは「沖縄と京都の闘いから見える基地問題」。講師は寺前さんの長年の同志でもある京都沖縄県人会代表の大湾宗則さん。京都府・京丹後市経ヶ岬に建設されようとしている米軍・エックスバンドレーダー基地について詳しく報告されました。
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 5時からは徳島駅前で人権・平和運動センターが特定秘密保護法案反対の街宣行動を行ったのでそのお手伝いでビラ配りに参加。寺前さんも「勇退」どころか元気にマイクを握っておられました。
 その後、「おつかれさん会」が開催され、沖縄闘争をはじめとする長年のさまざまな闘いを振り返りつつなごやかな懇談となりました。

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2013年11月15日 (金)

11/11 元気な阿波おんな交流サロン

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 今年は立教大学大学院21世紀社会デザイン研究所の萩原なつ子教授の「男女共同参画でつくる、元気な地域」と題しての講演がありました。大学教授と聞くと固い講演だと思いがちですが、自身の体験を交え、替え歌まで飛び出し、とても楽しいものでした。
 輪島朝市の起こりを書いた看板が映し出され「輪島の女性は昔から働き者で、亭主の1人や2人養えないようでは女の風上にもおけないといわれた」と書かれていますとの説明には驚きでした。
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 続いて近藤美佐子さん夫妻による腹話術「笑い一本いただきます」の上演がありました。「辛い」という字にたった一本足すと幸せになることから、そんな一本になって、みんなに笑ってもらえたらと退職後に活動を始めたそうです。さまざまな人形と声をあやつっての公演に拍手喝采でした。
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 さらに、第5回とくしま文化芸術奨励賞を受賞した井上ゆかりさんによるソプラノコンサート。「オ ソーレ ミオ」「ちいさい秋みつけた」「さびしいカシの木」など、豊かな声量と表現力に引き込まれてしまいました。

 第2部は交流会、会場のいたる所で名刺交換が行われており、流石に「元気な阿波おんな」の交流でした。


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11/10 フェスティバルあい

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 11月10日から12月7日まで徳島市男女共同参画社会啓発イベント「フェスティバルあい」が開催されています。初日の10日にはアナウンサーの加賀美幸子さんが「心を動かす言葉」と題して講演を行いました。
 「言葉を以てなりわいとして半世紀」という講師が、万葉集、徒然草、枕草子などを引用しての幅広い話はとても興味深いものでしたが、一番心に残ったのは「人生で確かなことは年をとること」という言葉でした。


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2013年11月12日 (火)

それは秘密です

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 特定秘密保護法案の国会審議が始まりました。「やっと」マスコミなどでも危険性が報道されるようになってきました。私も「月曜の声」や「八の日行動」などで訴えてはいますが、どうもみんなの関心が薄いのが気にかかります。目的がテロ対策とかスパイ防止とか言われても普通に真面目な生活を送っている自分たちには関係が無いと思っている人が多いのかと思います。
 昔、「それは秘密です」というテレビ番組がありました。「それはヒミツ、ヒミツ、ヒミツヒミツのあっこちゃん」というアニメの主題歌もありました。とにかく秘密にされる事項が秘密であり、しかも権力者の都合で秘密は決められ何十年経っても秘密のままにされる物もあるというのですから恐ろしいこと限りありません。
 徳島新聞の取材にはたくさんのコメントをしましたが、載ったのはこれだけでした。

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11/6 「命を懸けて求める自由」

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 アムネスティ・インターナショナル日本徳島グループの主催で、パキスタンの女性活動家ルクシャンダ・ナズさんの講演会がありました。パキスタンにおいては2割の女性は指導的な地位や専門職についているが、8割の女性は移動や教育の自由が奪われ、強姦された場合でも4人の成人男性の証言が得られなければ訴えることすらできないという著しい女性差別の実態を報告しました。
 「名誉殺人」が今でも行われており、自身も弁護士になる時に実兄から殺すと言われたが他の家族の協力でなることができたことや、国際機関などからの働きかけがあっても宗教的な理由で差別が無くならないことなど訴えました。
 また、会場からの「女子教育の権利を訴えてイスラム過激派に銃撃されたマララさんがノーベル平和賞を逃したことについてどう思うか」との質問に対して、、アメリカは一人の少女の命を言うが無人機でパキスタン市民への殺戮を繰り返している欺瞞性を訴え、オバマ大統領がもらったのと同じ賞を受けるべきでないと答えました。

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11/4 憲法の伝道師 徳島へ

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 徳島弁護士九条の会主催で講演会とシンポジウムがあり、伊藤塾塾長の伊藤真さんが「岐路に立つ日本の平和主義~今こそ日本国憲法を考える」と題して講演しました。伊藤さんは日本弁護士連合会憲法委員会副委員長も務めており、自らを憲法の伝道師と称して全国で年間120~130回講演をしているとのこと。憲法とは人権保障が目的であること、日本国憲法の根本価値である幸福追求権の保障、自民党改憲草案の問題点など述べた上で、憲法改悪を阻止する上で重要なこととして権力の危険性、戦争の悲惨さ、自分の生活がどう変わるのかのそれぞれへの想像力を挙げました。
 伊藤さんが最後に「戦争は爺が決めて親父が命令して若者が殺されていく」という言葉を紹介していましたが、この種の講演会にしては珍しく若い人たちがとても多く参加していたことが印象的でした。

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2013年11月10日 (日)

11/3  第4回九条まつり

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 11月3日、日本国憲法が公布された日です。
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 今年は、人間紙芝居「王様を縛る法」で憲法とは何かということや今の動きなど分かりやすくおもしろく見てもらいました。また、初めての企画で「徳島の中心で愛と平和を叫ぶ」と題して大声コンテストをやりました。測定器でみんながその数値を見ることができ、大盛り上がりでした。また、声は小さくても言葉が良かった2人には特別賞が贈られました。
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 私は、毎年のことながら戦跡巡りピースウオークの責任者となり、5㎞のコース6ポイントを案内しました。船場橋起工碑は大空襲の熱でひび割れはしていますが、今もそのまま立っています。この碑の近くに当時も今も住んでいる西條史朗さんから体験談をお話いただきました。お姉様を空襲が原因で亡くされたことなど以前に伺ったことがありますが、やはり現地で聞くと情景が目に浮かぶようでした。


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11/2 吉野川最河口自然観察会

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 徳島自然観察の会主催の吉野川最河口自然観察会に参加させてもらいました。水平線は海です。
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 干潟観察会には何度か行きましたが、最河口というのは初めてです。シタビラメの仲間やトビハゼ、貝、エビ、カニと生き物の宝庫です。
 しらさぎ大橋が開通し、生態系への影響が心配されていますが、次には最河口に高速道路の端を架ける計画があるのです。Dsc03042
 主催者の井口利枝子さんが橋ができたら河口に向かって飛ぶ鳥がどうなるか心配と言いつつ、「あそこに留まっているのがミサゴ」と教えてくれました。私はあれがオスプレイかと、干潟での探しものよりミサゴの飛ぶ姿を写すのに夢中になってしまいました。真ん中あたりにかすかに黒点が三つ見えるのがそのミサゴです。

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